大学推薦入試対策コース

論文対策コースも同時開始

書類や面接だけで合格できる推薦入試 あるいは 論文だけで合格できる AO 入試は 新高3で最後になります。

AO 入試は「総合型選抜」、 推薦入試は「学校型推薦選抜」となります。

センター試験に替わる大学入学共通テストを最低1科目受験しなければいけなくなる可能性があります。


従って、来年のと言うより、早い大学では、半年をきった今年の推薦入試は、 受験者数が増え、その上、定員の厳格化の影響で競争が激化することが予測されます。

とは言え 最後の AO 及び推薦入試を利用しない手はないと思います!

そういった意味でもあと半年余りとなった推薦入試の対策は、もう始めておくべきでしょう。

ところで志望理由書や論文、小論文を書けますか?

志望理由書も、高校受験のときとは全く違います。

将来のビジョンがはっきりし、なぜ、その学部学科を選んだのか、その上でなぜ、その大学なのかを一貫性を持って書いていかなければいけません。

面接があるところはその時点で大変な思いをすることになります。

当然論文は、もっと難しいものになります。

事前にお題がわかっているものとその場でお題が出されるものと両方あります。

いずれにしても自分の意見をちゃんと書けなければいけません。

入試科目の一つとして小論文が出される大学の中に非常にいい問題があったので考えてみて下さい。

問:若者の活字離れが言われて久しいのですが、原因、問題点、対策に

ついてあなたの考えを600字以内で述べなさい。

出典:国際医療福祉大学 2018年度 小論文

まず、「原因、問題点、対策について」の部分にレベルの高さを感じます。

これは、私が会社にいたころ、プレゼンの資料を作る際に使ったシステムです。

客観論で資料を作っていくうえで非常に便利なシステムであると同時に、高校生には、かなりレベルの高いシステムだと思います。

次に最初の件の「若者の活字離れが言われて久しい」のところです。

ここは一見、「若者の活字離れ」がおこっていると捕らえがちですが、一切、「若者の活字離れ」について断定していません。

うちの講師にも聞いてみたのですが、全員原因は、スマホやパソコン、ネットと、いきなり「若者の活字離れ」の理由を挙げてきました。

実際には、まず、「若者の活字離れ」がおこっているのかどうかを考えるべきでしょう。

「若者の活字離れ」という言葉は、「最近の若者は」と同じくらい使い古された言葉です。

従って、そこから疑って考えるべきでしょう。


このようにかなり高レベルの問題が問われるようになってきています。

対策を打たなければ、なかなか難しいのではないでしょうか。

それにこのレベルの問題が出題されるということは、国語力や文章力ではなく、「訴求力」も必要とされるということです。

※「訴求力」、高校生には耳慣れない言葉でしょうが、社会においてプレゼンやプロポーザルを作るうえで非常に重要な要素です。

AO、推薦入試や小論文入試を考えている皆さんで多少なりとも不安のある方は、当塾へお問合せ下さい!