偏差値と進学実績の関係

公立高校の志望校の決定には、生徒それぞれにいろいろな基準があるでしょう。

希望の部活、学校の雰囲気、家からの距離等。

進学実績もその中の重要な一つでしょう。

進学に強い学校、その指針になるものとして偏差値があります。

多くの方がその偏差値と進学実績は、一致しているものだと思われているのではないでしょうか。

でも本当にそうでしょうか?

以下のデータをご覧下さい。

上の表は、高校別に今年度の早慶上理、GMARCHの合格者数です。

偏差値61のE、F高校の合格者数がそれぞれ129名、119名に対し、偏差値60のI高校の合格者数は、234名です。

同じ偏差値60のH高校は、76名です。

もし、進学実績で高校を選択するのであれば、偏差値60のI高校を選択するのがかなり得策と言えるでしょう。

もし、進学実績を偏差値で判断し、高校を選択していたら、後悔することになるかもしれません。

このように偏差値と進学実績は、必ずしも一致しません!

これは、あくまで進学実績だけを志望校選択の基準とした場合ですが、偏差値のわりに進学実績の芳しくない高校を受けると苦労の割には、メリットがないと言うことになるでしょう。

無理して、H高校に行くより、L高校を受ける方が受験も楽で、入ってからもメリットが大きいかもしれません。

また、「公立高校入試合格得点予想システム」もあわせてご覧下さい。

今の神奈川県公立校の入試制度の場合、偏差値と合格得点が、生徒ごとに変わってきます。

このように総合的に判断しないと公立高校入試は、後悔することになってしまうかもしれません。

なかなか、こういった判断を個人で行なうことは困難です。

志望校に迷ったら、あるいは疑問が出てきたら、当塾へご相談下さい!

ご相談だけでもかまいません!