検定外教科書

英語の検定外教科書

私が知っている範囲では、エデックの『PROGRESS』、Z会の『NEW TREASURE』、文英堂の『Birdland』、三省堂の『CROWN PLUS 』の4種類です。

『PROGRESS』は、イエズス会が作っていて、主にキリスト教系の私学が使われています。それ以外の多くの私学でも使用していましたが、現在、『NEW TREASURE』を使用している学校が多くなってきました。特に神奈川の私学では、その傾向が顕著です。

『PROGRESS』を使用している主な学校は、横浜雙葉、横浜共立・フェリス女学院 、栄光学園、浅野、鎌倉学園 、 サレジオ学院、北鎌倉女子学園、実践女子学園、洗足学園大附、山脇学園・横浜英和女学院、自修館・渋谷教育学園幕張、湘南学園、東邦大付東邦 等です。

『NEW TREASURE』の主な使用校は、浅野、横浜共立、聖光学院、桐光学園 、山手学院、森村学園 、神奈川大学附属 、昭和学院秀英、田園調布雙葉、暁星国際 、共立女子、吉祥女子、十文字、 栄東、山脇学園、実践女子、 攻玉社 、 宝仙学園、学習院女子 、巣鴨 等です。

『Birdland』は、関東の御三家の麻布学園、東京農大一、三輪田学園、東京成徳、東京芝中 、都立中高一貫校の小石川中等教育学校 、渋谷教育学園渋谷中学 、神奈川の逗子開成、森村学園 等、『CROWN PLUS 』は成立学園くらいしかわかりません。

各教科書を使用している学校は、ここ数年で変わっているかもしれません。現状でわかっている範囲で掲載しました。

※ 山手学院は、今年度の中学生からプログレスからの変更です。

何れの教科書も中学3年間で習う単語数は、約3000語で、ゆとり撤廃で増えたとは言え、検定教科書の約1300語と比較して、そこだけでもかなりのボリュームがあることがわかります。

数学の検定外教科書

数学の検定外教科書で最もポピュラーなのは、数研出版の『体系数学』です。山手学院、フェリス女学院、横浜雙葉、神奈川大学附属 、湘南白百合、日大中学校(日吉) 、豊島岡女子、早稲田、本郷、東邦大東邦 、桜蔭学園、品川女子学院、都立小石川中等、吉祥女子、女子学院、晃華学園、淑徳SC、鴎友学園、江戸川女子、渋谷教育学園、共立女子、浦和明けの星、大妻、麻布 等が使用しています。

次に東京書籍の『ニューマイスター数学』 。使用している主な学校は、十文字、横浜富士見丘、光塩女子学院 等です。

Z会の『中高一貫数学準教科書 プライム数学』(中学のみ、高校は『アドバンスト』)を駒場東邦、聖光学院 等。

啓林館と河合塾による共同開発 の『システム数学』を海城が使用しています。

以上の教科書は、代数と幾何に分かれていて、2冊でセットになっています。一貫校が対象ですので、関連があれば、高校の内容も中学で触れるようになっています。従ってボリュームあり、高レベルになっています。

上記以外に学研プラスの『精解 中学数学』、岩波書店の『中高一貫数学コース』 等があります。