公立高校受験について

2013年度からの入試制度について

2013年度から変更になった公立高校入試制度をどこまで理解されていますか?

前期後期がなくなり、入試が、50点満点から100点満点になり、調査書:入試:面接で決まるといったところまではご存知でしょうか?

入試も記述が多くなり、英語は英作文が増え、数学は証明問題が虫喰いから、記述に変更になりました。

でもそれだけでしょうか?

偏差値だけでは、合否が判断できない入試制度!

新しい入試制度では、偏差値だけでは合否の目安が付け難くなっています。

偏差値が近い高校の場合、生徒の成績、得点力等を総合的に判断しないとランクを落としても意味がない場合があります。

例えば、偏差値60の高校を志望している生徒が、偏差値55の高校に下げても「調査書:入試:面接」の比率によっては、かえって難しくなる場合があります。

勘違いされがちなのが、入試のウエイトが高い高校は、合格得点が高くなり、調査書のウエイトが高い高校は、合格得点が低くなると思われていることです。

例えば、「調査書:入試:面接」の比率が「2:6:2」の高校は、入試の得点を多くとらなければならなのではなく、調査書の差によって、合格得点のブレが少ないということです。

逆に、仮に「調査書:入試:面接」の比率が「6:2:2」の高校の場合は、調査書の差を補うため入試得点を余分にとらなければいけなくなる場合があります。要するに入試得点のブレが大きいということです。

このことを知らずに志望校を変更してしまうと、本来第一志望に合格できていたのに、志望校を変更したがために不合格になってしまったというような悲劇を生んでしまいます。

今回の入試制度は、非常に優れたシステムだと思います!

後は、使う側、受験する側が、的確に運用することが必要だと思います。

Y塾では、独自の合格得点予想システムで、高校の偏差値や評判に左右されない的確な合格得点を予想し、志望校に向かって安心して、受験に望めます!