わからないを見つける:私学編

みんな大変な受験に勝ち抜いて、そして入学したお子さんばかりです。

だからこそ陥る落とし穴があります。

保護者の方にしてみれば、受験に勝ったお子さんですし、学力も高いと思われているでしょう。

実際、学力は高いお子さんです。

でも、みんなそうなのです。

また、私立なのできっと面倒見はいいはずだ、だから、落ちこぼれないだろうと思われがちです。

でも実際には、私立は、選ばれたお子さんの集まりですので、教科書も英数を中心に高度な検定外教科書を使っているところが多く、ボリュームもあるので、当然、スピードも公立と比べるとかなり速くなります。

検定外教科書については、こちらをご覧下さい

従って、ちょっとサボるだけで全くわからなくなってしまいます。

一度遅れてしまうと、補習授業だけでは、授業についていくの精一杯の状態になります。

子供たちも親御さんにはわからないことをはっきり言いません。

そうです、「わからないところがわからない」ことを。

私立のお子さんの場合、受験に勝っているだけに親御さんも見逃しがちです。

単純に勉強をサボっていたから、ちょっと勉強すれば、追いつくだろうと思われがちです。

私立のお子さんだからこそ、自分の力では、どうにもできなくなっているのです。

「わからないところがわからない」状態で「どうしたらいいかもわからない」状態になり、苦しんでいるお子さんが多いのです。

そういった、苦しみをとってあげるためには、一度立ち止まって、わからないところの根本をできるだけ早く解決してあげることが必要です。

個々のわからないところを見つけ個別に対処していくことが必要です。

ちょっと、大学のお話

私立に入れたのだから、せめてGMARCHぐらいはとか、いや、絶対に早慶上理、旧帝大とお考えの方も多いでしょう。

現実には、そういった大学は、全国区であり、かなり難易度が上がっています。

特に、私立大学は、東京一極集中になっています。

ただし、全国で考えた場合、一貫校を含む高校のランキングは、西高東低になっているのが現状です。

2018年度の総合トップは、兵庫県の灘、2位が奈良県の東大寺学園、3位が兵庫県の甲陽学院となっています。

また、真のトップと言える医学部合格力のトップは、福岡県の久留米大学附設、2位が兵庫の灘、3位が鹿児島県のラ・サールとなっています。

ちなみに総合の関東のトップは、国立の筑波大附属駒場が4位、医学部合格力の関東のトップは、女子校の雄、東京都の桜蔭が10位となっています。(ダイヤモンド社)

トップ3は、西がおさえています。

早慶上理、GMARCHを目指すということは、身近な上位国ではなく、こういった全国区の学校と戦うということになります。

従って、私立に合格したからといって、早慶上理、GMARCHが約束されるわけでなく、大学受験という次のスタートラインに立っただけといえます。

私学は、その辺を理解しているので、ボリュームも多く、スピードも速く授業を進めていく必要に迫られておるのです。