<経歴>
2011.03 明善高校卒業
2011.04 農学部 応用生命科学科入学
2015.03 農学部 応用生命科学科卒業
ー名古屋大学ラグビー部の魅力はなんだと思いますか?
浦部:国立大ということで必ずしもラグビー推薦入学者などが集まったわけじゃないですが、そういうメンバーが強豪校にも対抗していこうと一つの目標に向かっているところです。最終的には、僕たちの代も一部昇格に向けて惜しいところまでいきました。
ー思い出に残っている試合などはありますか?
浦部:四年生のときのリーグ戦の入れ替え戦。名城大学との試合で、前半でかなり点差を離されていて、そこから食らいついて3点差で負けたんです。ずっと一部昇格を目指していたので、3点差というのは悔やんでも悔やみきれない結果だったと今でも思います。
あとは、天理大学に100点差で負けた試合(笑)。
ーそんなこともありましたね(笑)。浦部さんが唯一トライとりましたよね。
浦部:そうそう、ラストワンプレーで一矢報いたって感じで。だから余計に覚えてるっていうのはあるかもしれないです。とにかくレベルの違いを思い知らされた試合でしたね。
ー当時、どのようなことで息抜きなどしていましたか?
浦部:小学生からラグビーをやっていたこともあって、試合が息抜きという感覚であまり苦痛は感じませんでした。でも、毎日のように部活終わりにみんなでご飯を食べに行っていたことは、息抜きになっていたように思います。
ーよく通った飲食店などありますか?
浦部:やっぱりコットン。僕らの学年は体格良くて炭水化物大好きなメンバーが多かったので、コットンの大盛りと食後のめちゃくちゃ甘ったるいココアがお決まりでした。あとは香蘭楼や街かど屋、モトヤマゴーゴー、タナカとか。
ーいまでも、当時のことで思い出す出来事はありますか?
浦部:最近同期でオンライン飲み会をしたとき話題にもなったんですけど、新堀と長谷部ってよく喧嘩するんですよ(笑)。それを篤史とか唐井が裏で笑ってるって構図がよくあって、一連のその流れは印象的ですね。あと、2年生の夏休みの練習後は、毎日のように篤史の家にゲームしに行ってました。ロクヨンとかスマブラとか。
ー名古屋大学ラグビー部の経験において、社会人生活で活きていることはありますか?
浦部:たとえば上司に怒られるとか、社会からの理不尽な苦痛に対しての抵抗力・忍耐力は身についていると思います。ラグビーであれだけしんどい思いをしてきただけに、社会に出て出会ったある程度の人たちよりは、自分の方が苦しい出来事に立ち向かっていけるという自信はあるので。
ーラグビーをやっていてしんどいと思うことが、浦部さんにもあったんですか?
浦部:普通にありましたよ。特に中学時代通っていたラグビースクールで、レギュラーに選ばれたくて頑張っていたとき。僕はパスやトリックが上手くなくどうすれば上にいけるかずっと考えた結果、体重を増やしてタックル頑張ろうと思ったんです。でもタックルってやっぱり怖いなと思うときもあって、そういう時期は辛かったです。
ーその恐怖心はどうやってなくしたんですか?
浦部:それはもうレギュラーに選ばれたい一心で、勇気を振り絞るだけです。タックルって特に技術はいらないので。結果、中3でようやくレギュラーになれました。
ーやはりひたむきに努力することは大切なんですね。ありがとうございました!