みなさん構図ってご存知ですか?自分は一時期、カメラにはまっていたときにこの構図というものを知りました。
構図を自分なりの簡単な言葉で説明すると、「決まった場所に配置することでバランスを良くしたり、構図に当てはめて撮影することでダイナミックさを演出したりする、便利な撮影テクニックのお作法」ってとこでしょうか。
カメラ撮影で使うテクニックなのですが、ガンブレモバイルのフォトスタジオもカメラ撮影なので応用することができます♪
でも構図を初めて知る人は「なんのこと?」ってなりますよね。「構図 基本」などで検索すると以下のようなサイトで紹介されていますので、もしお時間あればさらっとでも読んでみて下さい。
「構図」で写真が上手くなる!カメラ初心者が覚えたい9つの基本の構図テクニック
色々とあるのですが、この中でも自分がよく使う次の2つを紹介してみたいと思います。
・三分割構図:バランスよく安定感が出る
・対角構図:ダイナミックさ、躍動感を出す
この通りにやることが正解ってわけではありあせん。こういう知識があると、より自分の思った通りに作れるので、知っておいた方が良いかな~とは思います。
では早速やってみましょう♪
三分割構図は縦横を3分割した時にできる交点・線の上に被写体を配置していく構図です。三分割構図はバランスをよくしたい場合、安定感を出したい場合に良く使っています。
素立ちのポージングの時とかは、特にバランスを良くしたいと考えるので、機体の配置ポジションを決める時には意識しています。
はい、ではいつものケンプファーをつかってやってみます。
まあまずサンプルなので、とりあえず配置した感じの画です。機体の上側にわざと空間をあけて、少しアンバランスにしてみました。これを三分割構図でみると次のような感じです。
交差している赤丸の部分が三分割図法では被写体を配置するとバランス良く撮れるといわれている点です。
線の部分は、画的に境界線を配置する(自然の写真だと空と海の境界線とか)とバランスが良いといわれている線になります。
今回のケンプファーでは赤丸の部分に機体のポイントとなるパーツなどが乗っていない状態です。これをずらして、三分割構図的な配置に変えてみます。
上部の赤丸には肩と胸の先を配置し、下側には両足のが重なるようにしてみました。
先ほどよりはバランスが良くなったのではないでしょうか?
個人的にガンブレのフォトスタで感じる三分割構図によるメリットは、余白の空間的なバランスが良くなる点だと思います。
自分は背景はほぼ無地でしか作らないのですが、余計な要素(建物や地面など)がない分、機体と余白のバランスというのは意外と作品の印象を左右することが良くあります。
なのでバランスを良く撮りたいときにはこの三分割構図をとても意識しながら撮影しています。
対角構図は対角線に存在する線に対して被写体を配置する構図になります。これによりダイナミックさと躍動感を演出することができます。
自分が過去に作った作品の中で、対角構図を意識したものは以下のジムの作品です。
これを三分割構図的かつ対角構図的にみると以下になります。(赤線が三分割構図、青線が対角構図)
足から盾のラインを全体の対角線に合わせて配置しつつ、銃も三分割構図内で出来る対角線上に配置するようにしています。
足、盾、銃にダイナミックかつ躍動感のある印象を持たせたくて、このような構図配置にました。
ver1.3ではポーズ自体に躍動感があるものが増えてきました。躍動感のあるポーズをこの対角構図と合わせると、よりダイナミックさが演出できて、面白い作品ができますよ!
これらの紹介した構図を使うとき、実際のフォトスタ撮影のときには交点や線にしっかりとパーツのポイントを乗せることはまずできません。でも大丈夫です!「だいたいこのくらい」で配置しても、これらの構図の効果はありますので♪
今回紹介しました2つ以外にも基本的な構図はいくつかあります。
もしよろしければ皆さんも構図を勉強して、作品の見てほしいポイントを強調することに活用してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました♪