加工時間:45分
黒立ち上げという、プラモデルで行われている塗装方法の再現を行います。
自分はリアルの塗装は始めたばかり(中断中・・・)で、黒立ち上げはやったことありませんw
なんでも重厚感が出るという事です。
見た目の特徴は、面のエッジ部分が黒っぽくくすんで見えるようです。
今回はこの黒立ち上げ塗装のような表現をibisでやってみたいと思います。
自分が考えた黒立ち上げ風の加工方法は2種類です。
①面のエッジ部分をエアブラシで暗く塗っていく
②面のエッジ部分だけを残したレイヤーを作成し、暗くして重ねる
過去①をやったことがありますが、全体を塗るのにコツが結構必要に感じて手間だったので、今回は②で挑戦してみます。
ライティングの時と同様に機体レイヤーをコピーして黒立ち上げレイヤーを作成します。
黒立ち上げ風加工に必要な部分は面のエッジ部分のため、このように面の中央部分は消しゴムでガシガシ消していきます。
これを面という面にやっていきます。そうするとこんな感じにできました。結構時間かかりますね、ここまでに大体40分はかかってしまいました。
このまま重ねてもただの同じ色合いなので、こんどはこれを暗くしていきます。
ペンの場所からフィルターを選択します。
『色調整』の『明るさ・コントラスト』を選択して、『明るさ』を下げていきます。これでエッジの部分の暗さを再現します。
暗さを強調したい場合、ここでの明るさを下げればより強調できます。
次に機体レイヤーとの重ね合わせですが、合成モードを『乗算』に変更します。まあ今回『乗算』を使いましたが、まだ慣れていないのでどれを使うべきかよくわかっていません。いろいろ試して慣れていくしかないかな。。。
でも大分エッジが暗いです。
エッジの暗さが際立っていたので、透過率を50%くらいまで下げてみました。
このままだとちょっとエッジ部分の暗さと、暗くないところの境界線が際立っていて目立つので、こんどはこれを馴染ませてみようと思います。
ライティングの時には、境界線の数がすくなかったこともあり、手でぼかしを入れていきましたが、今回は数が多いのでやめました。
代わりにガウスぼかしをやってみます。
ガウスぼかしは遠近感を出すときにも使うぼかしです。
これを先ほどのフィルター選択のところから『ぼかし』⇒『ガウスぼかし」を選択して、半径バーをすこしあげてみます。
これをやると黒立ち上げ風レイヤーが全体的にぼやけるので、境界線が無くなって馴染ませることができました!
背景と合わせるとこのような感じになります。スマホの画面だとあまり違いが分からないかも。。。
ライティングと黒立ち上げの効果を上げてみるとこんな感じです↓
効果を上げるには、それぞれのレイヤーの透過率を上げることでこのようになりました。
うん、たしかに重厚感が出たきがする・・・
↓はライティング加工までの状態です。
うん!重厚感がちがいますねー。
次は実は一番楽しみなウェザリング加工?いや!その前にデカールを貼りましょう♪