ttm014は独自の波形合成エンジンとモジュレーション機構を搭載したデジタルシンセサイザーです。波形生成エンジンはttm002と同じですが合計4つの波形を組み合わせることで音作りの自由度を高めています。オーケストラ系の音が得意です。
5種類の波形生成パターンから任意の種類を選択し、最大8個のパラメータを調整することによって簡単な操作でメインオシレータ波形の生成を行うことができます。また、モジュレーション用の波形も任意に生成することができるため、より複雑な音色を作り出すことができます。
最終的な音色調整のために、ハイパスフィルター、ローパスフィルター、コーラス、エコーが備わっています。
最新版 Ver.01.00:KVRのサイトからダウンロード
1) 正式リリース。
独自のアルゴリズムによる基本波形とモジュレーション波形の生成。
独自のモジュレーション機構による音色変化。
4つの波形データを組みあわせることが可能。
アタック音程のランダマイズ機能によるアナログ感の演出。
メモリ使用量が小さく負荷が軽い。
音色はWave-AとWave-Bの2種類の合成でにより生成されます。
波形は以下の4つから構成されます。
Wave-A Attack:Wave-Aの発音直後の波形。Attackで設定した時間だけ発音した後、Decayで設定した時間かけてWave-A Sustinの波形に切り替わります。
Wave-A Sustin:発音からAttackで指定した時間経過後から発音し始め、Deccayで設定した時間が経過すると完全に切り替わります。
Wave-B Attack:Wave-Bの発音直後の波形。Attackで設定した時間だけ発音した後、Decayで設定した時間かけてWave-B Sustinの波形に切り替わります。
Wave-B Sustin:発音からAttackで指定した時間経過後から発音し始め、Deccayで設定した時間が経過すると完全に切り替わります。
Wave-AとWave-Bそれぞれに独立して音量・音程・モジュレーションのエンベロープを調整可能です。
ボタンをクリックすることで波形の種類をSin/Rect/Rect2/Sin-N/Sin-Xから選択できます。波形の種類によってParam.1~Param.7の効果が異なります。使用しないParam.はグレーアウトします。
Sin:サイン波を基本波形としてParam.1とParam.2を使用して波形を変形させることができます。
Rect:矩形波を基本波形としてParam.1~Param.7を使用して波形を変形させることができます。
Rect2:矩形波を基本波形としてParam.1~Param.7を使用して波形を変形させることができます。Rectに対して角を丸めた柔らかい音色を特徴としています。
Sin-N:サイン波を基本波形としてParam.1~Param.3を使用して波形を変形させることができます。サイン波を複数回重ね合わせることによってノイズ波形を生成することができます。
Sin-X:サイン波を基本波形としてParam.1とParam.2を使用して波形を変形させることができます。サンプリング周波数を荒くすることによって金属的な音色が得られます。
メインオシレータ波形の両端の丸める範囲を調整します。数字を大きくするほど音色が柔らかくなる傾向があります。上側の波形が0%、下側の波形が100%のときの画像です。
編集する波形を選択します。選択した波形に対してWave formの編集が可能になります。
また、Wave-A/Wave-B/Modulationの選択に対してエンベロープの編集が可能になります。
Wave-AとWave-Bの音量バランスを調整します。真ん中がA:50%/B:50%で、左に回すほどWave-Aの音量が大きくなり、右に回すほどWave-Bの音量が大きくなります。
Wave-Aの音色の時間変化を調整します。
Attack:Wave-xのAttack波形だけが発音する時間を調整します。
Decay:Wave-xのAttack波形がSustin波形に切り替わるまでの時間を調整します。
Mod.:モジュレーションの強さを調整します。
LFO1はモジュレーションと音程に対して作用します。
Freq.:LFO1の周波数を調節します。
Mod.:モジュレーションの強さを調節します。
Pitch:音程変化の幅を調整します。
LFO2は音量に作用します。
Freq.:LFO2の周波数を調節します。
Amp.:音量変化の幅を調節します。
発音直後の音程をランダムに変化させることで実際の楽器のようなニュアンスを追加します。
Time:音程変化の持続時間を調節します。
Pitch:音程の変化幅の最大値を調節します。
エンベロープは、Wave-A/Wave-B/Modulationに対して個別に調整することができます。調整したい波形データを選択してからエンベロープを調整してください。
調整を行うエンベロープの選択を行います。調整したいエンベロープをクリックして選択してください。選択した波形によって選択できるエンベロープの種類が変化します。
[Wave-A/Wave-B]
Amp.:音量のエンベロープを調整します。
Pitch:音程のエンベロープを調整します。
Mod.:モジュレーションのエンベロープを調整します。
[Modulation]
Amp.:LFO2の音量のエンベロープを調整します。
Pitch:LFO1の音程のエンベロープを調整します
Filter:ローパスフィルタのエンベロープを調整します。
音程によるエンベロープの調整
音程(キー番号)によってエンベロープ速度が変化する度合いを調整します。プラスで音程が高くなるほどエンベロープ速度が速くなり、マイナスで遅くなります。
ベロシティによるエンベロープの調整
ベロシティによってエンベロープ速度が変化する度合いを調整します。プラスでベロシティが大きくなるほどエンベロープ速度が遅くなり、マイナスで速くなります。
エンベロープレベル
エンベロープレベルを調整します。音量とフィルタは0~100、音程は-100~+100の範囲で調整します。調整中のエンベロープレベルの値は下部のラベルに表示されます。
A:発音直後のレベルを調整します。
H:アタック時間経過後のレベルを調整します。
D:ディケイ時間経過後のレベルを調整します。
S:サスティン時間経過後のレベルを調整します。
E:リリース時間経過後のレベルを調整します。
エンベロープ時間
エンベロープ時間を調整します。調整中のエンベロープレベルの値[ms]は下部のラベルに表示されます。
A:レベルHに達するまでの時間を調整します。
H:レベルHを維持する時間を調整します。
D:レベルDに達するまでの時間を調整します。
S:レベルSに達するまでの時間を調整します。
E:レベルEに達するまでの時間を調整します。
コーラスの調整をします。
Freq.:コーラスの周波数を調節します。
Depth.:コーラスの振幅(揺れの大きさ)を調節します。
エコーの調節をします。
Level:エコーの音量を調節します。
Time:エコーの持続時間を調節します。
フィルター
フィルターの調節をします。
HPF:ハイパスフィルタのカットオフ周波数を調節します。
LPF:ローパスフィルタのカットオフ周波数を調節します。
選択中の波形を表示します。
パッチ名
パッチ名を変更します。テキストボックスをクリックすると入力モードに切り替わります。
音量を調整します。数値が大きいほど音量が大きくなります。
パッチの保存/読み込み
パッチデータの保存/読み込み/一時保存を行います。
Save:パッチデータの保存。
Load:パッチデータの読み込み。
Keep:現在選択中のパッチデータをプリセット番号0に一時的に保存します。
設定の微調整を行う
Shiftキーを押しながらGUIを操作すると値の変化量が通常の1/5になって微調整が行いやすくなります。