(最終更新:2026年4月8日)
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安達貴教
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初秋に出で座し青星々と紙風船@京都市上京区
分権的な市場経済において、企業側で生じる経営環境の良い変化・悪い変化は、どれだけ消費者側に還元/転嫁されるのであろうか? そして、そういった還元や転嫁はどのような要因によって規定されていると考えられるのであろうか?
という「学術的な問い」が研究関心の基層にあります。この論点は、生産・消費活動の効率性や分配(誰がどれだけを生産・消費するのか)、各種政策に伴うそれらへの影響、あるいはマクロ経済における物価推移といった「現実的な諸問題」を根源的に理解しようとする際には重要になると認識しています。
2026年3月28日:昨日、立命館大学・朱雀キャンパスで、京都で開催する応用ミクロ経済学・ワークインプログレス研究集会を開催いたしました。昨年9月開催での初回経験から、時間の有効活用のため、呼びかけ人である小職自身の報告は断念いたしました泣。本研究会は、進展中の研究や、開始したばかりの研究をプレゼンしていただき、今後の方向性を探ることが趣旨でございますので、完成しきっていない研究報告こそが奨励されております。もっとも、研究とは人生と同様、常に未完成、常にワークインプログレスであることに鑑みますと、それに拘ることもまた本研究会の趣旨に反するのかも知れません爆。今回の開催に当たり、ご準備をいただきました安達有祐先生には深く感謝申し上げます。
2026年3月22日:3月21日に東京大学社会科学研究所で開催されました産業組織研究会・還暦記念ワークショップにおきまして、現在進行中である研究「不完全競争下における内生的品質を伴うパススルー」(土居直史氏・新海哲哉氏との共同;“Pass-Through with Endogenous Quality under Imperfect Competition”)について報告をさせていただきました。今後の改訂に向けて、多くのコメントをお寄せいただきましたことに深く感謝申し上げます。なお今回はその名の通り、長年にわたり同研究会を組織されてこられました松村敏弘先生、並びに佐々木彈先生のご還暦をお祝いした企画と伺っております、両先生からのこれまでのご指導に改めて感謝させていただくと共に、今回の企画幹事の先生方にも御礼申し上げます。
2026年3月9日:3月7~8日に小樽市で開催されましたSapporo Workshop on Industrial Economicsにおきまして、現在進行中の研究である「水平的合併は投資を拡大し消費者価格を下げるのか?3G-4G時代における欧州移動通信産業からの実証分析」(David J. Salant氏と共同;"Do Horizontal Mergers Expand Investment and Lower Consumer Price? Evidence from Europe's Mobile Telecommunications Industry during the 3G-4G Era")を報告させていただきました。引き続き、多くのコメントをいただきまして、今後とも、「生涯一兵卒」の精神を保ち続けていかなければならないことを痛感した次第でございます。なお、こういった一連の「老害的発言」に対して眉をお顰めになる向きもあるやに存じますが(1月12日、1月16日のニュースも参照)、小職自身は、記憶にある限り、小学生のみぎりより、テレヴィジョンを観ながら「最近の若者はけしからん」などと独り言ちていたような「生涯一老害」でございまして、むしろ最近は「最近の若者は素晴らしい」と思うことが日常茶飯となっており、これはこれでまた、真の老化が進行中なのではないかと危機感を募らせております爆。今回のワークショップを発足時から中心的に組織されている石原章史先生、北野泰樹先生、土居直史先生並びに中林純先生を始め、関係各位のご尽力に深く感謝申し上げます。