料理とくらしのコラム
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【防災】7 炊飯器以外のごはんの炊き方
【暮らしの中の防災】無理なく暮らしに取り入れる防災を探して、継続することを目指してます
炊飯器以外にさまざまな方法でご飯が炊けると暮らしに役立ちますね(毎日のくらし、キャンプ、災害時)
我が家は社会人になった子供がそろそろ自立の時期です。どうも『お金かけないで自立したい』ようです。どうせ一人分なんだから、炊飯器はなくても良いんじゃない?ちょうど、私たちアラフィフィ夫婦も白いごはんを食べる量が減ってきましたので、家族のために「炊飯器以外のごはんの炊き方を比較実験」がスタートしました。
災害時に炊飯器を使えないこともありますので、ちょうど良い練習です
●炊き方の種類
(1)ポリ袋でご飯を炊く(ポリCOOK)
(2)鍋でご飯を炊く
(3)保温鍋でご飯を炊く
(4)電子レンジ(電気が復旧したら)
レシピ
基本的にどの炊き方でもレシピは一緒ですが、レンジは水を多めすることがおすすめです
災害時に「もの」がないことを想定し、200mlカップで計量するレシピをご紹介します
2人分 無洗米1カップ、 水1.2カップ
1人分 無洗米0.5カップ、 水0.6カップ
①浸水する30分
②加熱する
③ほぐす
浸水の時間を含めずに比較します
災害時はカセットコンロとボンベは使います
(1)ポリCOOK
ポリ袋(高密度ポリエチレン)に材料を入れて、鍋の湯を沸騰させた中にポリ袋を入れて湯煎する。節水。
(2)カセットコンロと鍋
(3)保温鍋
短時間加熱した後に保温容器に入れる。熱源節約。
(4)電子レンジ
普段は家事ラク
災害時に電気が使えれば
レンジで炊飯
(1)鍋とポリ袋でご飯を炊く(ポリCOOK)30分
浸水30分
湯煎30分(弱火でふつふつ沸騰)
ほぐす
(2)鍋でご飯を炊く 25分
浸水30分
強火で沸騰まで5分
弱火で加熱10分
火を止め、蒸らし10分
ほぐす
(3)保温鍋でご飯を炊く 43分
我が家はシャトルシェフを使用してます
浸水30分
中火で沸騰まで5分
弱火で加熱8分
保温容器に入れ15分保温
炊き上がりによくほぐし、蓋をして15分むらす
(4)電子レンジでご飯を炊く 27分
少し、水を多めにする。吹きこぼれやすいので器は大きめにする。
米1カップ160g、水1.3カップ260g(参照:パイレックスのレシピ)
浸水30分
600wで沸騰まで5分
200wで加熱12分
蒸らし10分
ほぐす
(5)まとめ
比較すると、ポリCOOK以外は沸騰後に火を弱めたり、洗い物があります
・火加減を気にしない
・洗い物が少ない
・加熱時間が覚えやすい
→ 普段にも災害時にも一番手間が掛からないのはポリCOOKです
●ポリCOOKはこんな方へおすすめです
毎日の暮らし
1〜2人暮らし
気軽なひとりランチ
料理初心者
キャンプ
防災
炊飯器が使えず、限られて道具で作れるように
ライフラインがストップしたときのため
節水
●レシピ クックパッドに掲載「基本のご飯」https://cookpad.com/recipe/5128851
事前にポリ袋にお米を入れておくと、効率が良くなり、料理が楽になります。缶詰を入れるだけで、炊き込みご飯ができます。
ご自分に合わせて、上手にポリCOOKを使いこなしてくださいね
参考:昔のかまどだきのコツ