中庭

【主なイベント】

・妖怪たちの噂話




廊下から中庭に出る。

そこには美しく手入れされた庭園があり、館の中に入れなさそうな大型の妖怪たちが楽しそうに過ごしていました。

自分よりも圧倒的に大きい妖怪を目の前にあなたはたじろぎます。

SAN値チェック表

妖怪2回目   成功 1d2 失敗 1d4

妖怪3回目   成功 0  失敗 1d3

目星

〈目星〉or〈アイデア

ごちゃごちゃと妖怪がうごめく中で、あなたは部屋の隅にいる一人の小柄な人物を見つけました。

金色に染められた髪に現代風の服装、顔にはおかめのお面をつけており、あなたのことに気づく素振りもなく必死に何かをノートに書き留めています。

中庭の補正

中庭は〈隠れる〉技能に+20の補正がされます。

狐面の男や妖怪たちと戦闘になった場合はまともにやり合っても多勢に無勢なので、〈隠れる〉技能で逃げるのが無難です。

聞き耳

〈聞き耳〉

妖怪たちの会話が聞こえてきます。

「うひ〜酒だ酒だ〜!もっと持ってこ〜い!」

「ちょいとあんた、そんなに飲んで…。

お力をいただく時に酔い潰れて気分が悪くなっても知らないよ。」

「でぇじょうぶさ! 何せ今年の神様はやべーくらい強ぇ力をお持ちなんだろ?

だったらその分貰えるはずだぁ! 酒酔いぐれぇ何だってんだ!」

「全く…そんなのただの噂だろ? 

アタイはいつも通り一年を健やかに過ごせるだけのお力を貰えるだけでいいよぉ…。もう世も世だしねぇ。」

「はんっ! だらしねぇ。それでも妖(あやかし)かってんだ。

強い力を貰えれば、また昔みたいに俺たちが現世をのさばることだってできるはずだぜ?

何ならオイラが【神酒】を飲んで力を使ってやろうかな〜。」

「馬鹿っ! 滅多なことを言うんじゃないよ!

【神酒】はアタイらただの妖には到底飲める代物じゃないんだ。

神様のお力を貰えるだけありがたく思いな!」

「だってよ、莫大な力を秘めた酒だぜ?

もし飲むことができたら、そりゃあ何でもできるだろうし、どこへだって行けるだろうし、願いだって叶え放題だろ!

夢があるよなぁ…。あ〜飲んでみてぇ〜〜〜!」

「いい加減におしっ!その減らず口を止めないと、ゲンコツ喰らわせるよ!」

得られる情報

噂話五【神酒】には莫大な力が秘められており、その力を使うと願いを叶えられるらしい。

妖怪に話しかける

噂話を話している妖怪以外は、人間の言語が通じる相手かどうか〈幸運〉を振る必要があります。

成功 → 話せる妖怪

失敗 → 言語が通じない妖怪

80以上の出目で失敗→ ギョロリと睨まれ攻撃されます。


〈回避 (DEX×2)〉成功する〈APP×5〉失敗すればその場を切り抜けられます。

(※APP×5は人間の魅力なので、成功するとバレる扱いになります)

バレた場合はそのまま戦闘開始です。