一階大広間右
【主なイベント】
・人魂交換 山鬼(※人魂は二階の人魂部屋でも入手できます)
・妖怪たちの噂話
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し、飲めや歌えや楽しそうに過ごしています。
5ターン目到達時:ちらほら移動し始める妖怪を目にします。
6ターン目到達時:廊下に移動している妖怪を目にします。
7ターン目到達時:妖怪がたくさん廊下に移動しています。
8ターン目到達時:妖怪の数はもう少ないです。
山鬼との遭遇
あなたはその中で一際目を引く大柄な鬼を目にしました。
周りには青い炎のようなものが複数ふよふよと浮かんでいます。
他の妖怪と明らかに違う威厳と存在感に圧倒されてしまうでしょう。
SAN値チェックです。
SAN値チェック表
妖怪2回目 成功 1 失敗 1d3
妖怪3回目 成功 0 失敗 1d2
小さな妖怪が鬼に何かを話していましたが、鬼が首を横に振ると諦めたように去っていきました。
また違う妖怪が鬼に話しかけ、何かを渡すと鬼は代わりに青い炎を一つその妖怪に渡しました。
それを受け取った妖怪は嬉しそうにその場を去っていきます。
目星
〈目星〉
鬼の後ろには、この古風な料亭には似つかわしくない現代的な物が積み重なっていました。
(テレビのモニターや自転車のサドル、車のタイヤ、スマホなど)
聞き耳
〈聞き耳〉
妖怪たちの会話が聞こえてきます。
「あんた毎年贄集めは他力本願だよなぁ。」
「ほほほ、これがアタクシのやり方ですから。
自分で用意するよりも盗んだものを交換してもらう方がが早いのですよ。」
「へぇ。あんなチカチカしてうるせーとこによく住み続けられるなぁ。
オイラはやっぱ山の方がいいや。」
「アタクシ、山で跳び回る方が不慣れなものでしてね。光の元にある影に潜んでいる方が心地いいんですの。
ですから山鬼様には毎年本当にお世話になっていますよ、ええ。」
「それにしても山鬼様もよくわかんねーガラクタ集めるのよく飽きねーべなぁ。」
「あの人は山から離れたくとも離れられないお方ですからねぇ。
それだけ外の世界の物により興味がおありなのですよ…。」
得られる情報
噂話四:山鬼が人間界の面白い物と青い炎を交換してくれるらしい
山鬼について
山鬼(やまおに)
人里離れた山奥で数百年の時を生きている山の主です。
長らく山に居たせいで現世の人間界をよく知りません。
なので現代の人間が作る物に大変興味を持っています。
(人間の街に行ってみたいけど山の主だから離れられない)
「あん? 坊主、見ねえ顔だな。
「わしはこの祭りに参加して長いが、坊主のような珍しい匂いのモンは初めてじゃ。」
「お主…何処から来た?」
※山鬼が見たことない物と人魂を交換できます。
ただし今年の贄である人魂は入手困難なレアものなので価値はそこそこ高めです。
交換する際はKPダイス1d6を振って残りの人魂の数を決めてください。
人魂を受け取る
「ほらよ、約束通りこいつをやるよ。」
大きな鬼の手のひらから青くゆらめく人魂を受け取る。
その感触は何とも言い難い冷たくすべすべとしたものでした。
かつて生きていたであろう人間の魂に触れてしまったあなたはSAN値チェックです。
0/1d3
妖怪に話しかける
噂話を話している妖怪以外は、人間の言語が通じる相手かどうか〈幸運〉を振る必要があります。
成功 → 話せる妖怪
失敗 → 言語が通じない妖怪
80以上の出目で失敗→ ギョロリと睨まれ攻撃されます。
〈回避 (DEX×2)〉に成功するか〈APP×5〉に失敗すればその場を切り抜けられます。
(※APP×5は人間の魅力なので、成功するとバレる扱いになります)
バレた場合はそのまま戦闘開始です。