戦闘:狐面の男 (初回:館前)
戦闘:狐面の男 (初回:館前)
まずは襲う対象をKPダイス1d2で決めてください。
1PLだった場合はススキ君を狙ってください。
狐面の男の行動
1、探索者の体を捕えて〈覆う〉 70%
2、探索者の口に手を入れ、魂を〈抜き取り〉 50%
3、探索者の魂を持ち去り〈霧散〉 70%
狐面の男は非常に欲深い男なので、探索者の魂を自分のものにしたいと考えます。(その分神様から多めに力をもらえると思っているから)
なのでピンチになっても他の妖怪や従業員を呼ぶなどの行動は取りません。
またこの時点では探索者にダメージは与えません。
襲われた探索者が取れる行動
〈覆う〉時:
狐面の男のSIZと探索者のSTR対抗ロール(狐面の男SIZ:16)
〈抜き取り〉時:
噛みつき(必中)/ダメージ 1d3、近接格闘技能、STR対抗ロール
〈霧散〉時:
魂を引き抜かれてしまい、行動不可(魂奪われルート突入)
1PL用:ススキ君の動き
攻撃
〈オカルト〉で呪いの呪文を唱えようとしたり、魔法陣を描いて召喚しようとしたり、意味深でオカルティックな行動を取りますが、成功しても失敗しても効力は何もありません。探索者が何か指示を出さない限り、彼は戦闘においてはとんちんかんな行動をし続けます。
捕まった場合
パニックになるので攻撃行動は取りません。解放されるまでSTR対抗ロールをしましょう。
戦闘終了条件
① バスで拾ったお札を持っている探索者を狐面の男が襲う
狐面の男があなたを襲った途端、懐から熱を感じた。
瞬間、持っていたお札が眩く光る。それは周囲の闇を一瞬払いのけた。
「ぎゃ!!」という男の悲鳴が聞こえたかと思うと、光が消えた頃にはもう男の姿はありませんでした。
しかし周囲に残った黒煙が、今ここで起きたことが決して夢などではないということを伝えています。
戦闘終了です。
② バスで拾ったお札を持っている探索者が狐面の男に直接触れる攻撃をする
あなたが狐面の男に攻撃した途端、懐から熱を感じた。
瞬間、持っていたお札が眩く光る。それは周囲の闇を一瞬払いのけた。
「ぎゃ!!」という男の悲鳴が聞こえたかと思うと、光が消えた頃にはもう男の姿はありませんでした。
しかし周囲に残った黒煙が、今ここで起きたことが決して夢などではないということを伝えています。
戦闘終了です。
③ 狐面の男の体力を6以下まで減らす
「ぐ…! 人間のくせに、やりますね…!貴方がたのことを少々見くびっていたようです。」
そう言葉を残すと、狐面の男は少しふらつきながら黒い煙に包まれ消えてしまいました。
その場にまた元の静寂が戻ります。
戦闘終了です。
④ 狐面の男が探索者の魂を抜き取り〈霧散〉に成功
狐面の男は探索者の口から手を引き抜く。その手には紫色に輝く炎のようなものが握られていました。
男はちらりと視線を移し、「アナタもすぐにご案内してさしあげますので。」と軽くほくそ笑むと黒い霧の中に溶けて消えていきました。
その場には静寂と、動かなくなった【探索者/ススキ君】が残されます。
戦闘終了です。
残された探索者のみSAN値チェック 1d3/1d4+1
黒い霧が収まると、一つの古ぼけた箱が落ちていることに気がつきました。
その箱には元々お札が貼ってあったようですがその紙は剥がれ、若干フタが空いているのが伺えます。
箱を開ける
中には二つの汚れた狐面と一枚のメモが入っていました。所々字が掠れていますが何とか読めそうです。
木箱の中のメモ
「もし俺以 の誰 が こに迷 込 時の めに奴ら ら奪 予備 面を2 ここ 置 ておく。これ つけろ。 時間稼 には る ずだ。 くれぐ も奴 の 食 ないよ に。 俺 たい 過ち 犯 」
【原文】
もし俺以外の誰かがここに迷い込んだ時のために奴らから奪った予備の面を 2つここに置いておく。これをつけろ。時間稼ぎにはなるはずだ。 くれぐれも奴らの物を食べないように。 俺みたいな過ちを犯すな。
旧設定と補足説明
元々はお面未所持だったら早々につくしちゃんを登場させ、パーティに加入するようにしていましたが、初手から強めの技能持ちNPCがいることによって不安感、恐怖感が薄れてしまったので、多少強引ですが地蔵の裏にあった箱をこっちで登場させることにしました。
お札が貼ってあったおかげで「発見したはいいが開けることができなかった」ので中身は無事です。
既に箱自体は発見済みだけどそのまま持ってこず放置していた場合(そんなやついるか?ちゃんと開けろ)、デザインは似てるけど違うってことにしておいてください。別の場所に似たような箱があって狐面がそれを回収していたということで。
レアなルート開放!