文化祭の準備日。ナツキが来る前に最近様子がおかしい幼馴染のサヨリの家へ向かうことにした主人公。

元気そうなサヨリの口から出てくる単語はどれもいつもの彼女からは考えられないものばかり…。

「どうした？ 変なラノベ読んだ？？？」

サヨリの告白にショックを隠しきれない主人公。どんどん溢れ出すサヨリの本心はこの先の未来を不穏にさせていく…。

「サヨリ〜〜〜サイゼ行こ！！辛味チキン40本食べよう！私が辛味チキンの軟骨の部分までボリボリ食うとこ見たらきっと元気出るよ！！」

師匠宅にやってきたナツキと一緒にカップケーキを作りを開始した師匠。お菓子作り経験０の師匠にナツキはあれこれやり方を教えていく……。

「キモい！べちょべちょ！ベトベター！手汗ベトベター！！あと女の子の手首をそんなギチギチに掴むな！！！」

じゃれあいながらもカップケーキ作りを進めていく二人。学校よりも素直で楽しそうなナツキはぽつりと自分の家庭事情をこぼしていく…。

「ナツキごめん！お前と一緒にいながら他の女のことを考える私のことを許してくれ！！」

ナツキからのキスを受けた主人公。

その刹那、サヨリが二人の前に現れてしまう。

苦しそうに笑うサヨリに主人公はハッキリと自分の想いを伝えることに……。

「だってオレずっとサヨリのルートになるようにしか選んでないよ！ホントだよ！！？」

文化祭にルンルン気分の師匠。

教室でモニカから渡されたサヨリの詩は想像を絶する内容だった。嫌な予感が拭えないまま、師匠はサヨリの家へ向かう……。

「私の推しをさぁこんな風に苦しめるゲームを勧めてヘラヘラ笑ってんのやろ！！おい！！！」