HSF杯1505に、「The Blue Rose」〔虚白〕、「さよなら、Detritus」〔蒼ノ下雷太郎〕の二作品の応募をいただきました。虚白さま、蒼ノ下雷太郎さま、ありがとうございます。
さて、二作品の応募をいただきましたので、HSF杯1505を不成立とするのももったいないと思います。かと言って、どちらが高ポイントかという評価をするのも野暮かと思います。そこで、私、宮沢弘と、虚白さま、蒼ノ下雷太郎さまの互いの感想をここに挙げることで、評価に代えたいと思います。
何作品の応募で成立とするか、またどれだけ多くの応募を得られるようにするか、評価方法については、今後また検討課題とさせていただきます。
ハードSF杯 2015年 5月開催告知
私こと宮沢弘がハードSFを読みたい、それだけの理由で開催します。一応、Kuzu / NULL による後援となります。
多数の参加をお待ちしています。
応募は、以下の要項をお読みの上、応募フォームからお願いいたします。
また、同時に審査員も募集します。下の「HSF杯1505審査員募集」の項をお読みの上、ご参加願います。
ハードSF杯とは、「小説家になろうに」おいて公開されているハードSFを対象にした個人企画です。
ハードSF杯には、以下の4つの部門があります。
なお、部門は文字数によってのみ規定されており、小説家になろうでの「短編」、「連載」の区分とは別の基準になっている点に注意してください。
ハードSF杯への応募条件、およびハードSF杯が求める作品の条件は次のとおりです。
なおハードSF杯における "SF" は "Science Fiction" であり、「すこしふしぎ」、「サイエンス・ファンタジー」、「スペース・ファンタジー」などは対象としません。
賞品などは一切ありません。
ハードSF杯への応募は、作品のキーワードに、以下のキーワードを記載してください。
加えて次のページのフォームから、次の項目を投稿してください。
項目:
なお、応募作が極めて少ない場合、中止する場合があります。
HSF杯1505における評価項目は次のとおりとします。また、各々の評価項目は1、2、3、4、5のいずれかの評点を得ます。いずれの評価項目も3点をニュートラルとして評価します。
上記の2、3、4はいずれも1の「ハードSFらしさ」と類似の評価内容が含まれます。作品のハードSFらしさにより重きを置くために、1の「ハードSFらしさ」を設けています。
以下の項目については、その登場や描写は、評価項目1の「ハードSFらしさ」や評価項目3の「アイディアの着想」において評点を下げる可能性があります。
ただし、これらの要素が存在することが、評価項目1の「ハードSFらしさ」と評価項目3の「アイディアの着想」の評点が下がることに直結するわけではありません。これらの要素が存在しても、「ハードSFらしさ」が存在すれば、これらの要素は問題とはなりません。ただし、これらの要素が強く出ているような場合、作者に「どの点を持ってハードSFと認識されたのか」などの質問をさせていただく場合があります。
HSF杯1505では、全ての評価項目の評点の合計を、その作品の評点として結果を求めます。最高点を得た作品が、各部門の優勝作品となります。
審査員が複数になった場合、審査員全員が全ての作品の全ての項目を評価するとは限りません。その場合、項目を評価した審査員がつけた評点の平均値を、その作品のその項目の評点として扱います。例えば、三人の審査員がいて、ある作品のある項目には二人しか評点を与えなかったとします。その場合、その評点を3で割るのではなく、2で割るように扱います。
締め切りについては、応募フォームで見ることができるタイムスタンプが2015/7/04までのものとします。
ハードSFを好む審査員を募集します。以下のページのフォームから登録してください。
審査員については、基本的にこちらで審査することはありません。ただし、「好きな作品」があまりに主旨から外れる場合、確認させていただく場合があります。
URL: HSF杯1505審査員登録フォーム
項目:
審査員登録はフォームで見ることができるタイムスタンプが2015/6/30までの方とします。
今回のハードSF杯のキーワードは例えば「HSF杯1505短」としています。これは三つの部分からなります。
一つは杯の名称です。これは「HSF杯」が該当します。
二つめは、杯IDです。これは「1505」の部分が該当します。
杯IDはさらに二つの部分からなります。
一つは「15」という年の部分です。これは西暦の下2桁を用います。もう一つは「05」という月の部分です。この杯IDは、HSF杯を今後も開催したいという考えから加えています。なお杯IDの月の部分は、毎月開催するというつもりではなく、単に年の中での複数回開催を区別するためのものです。
また杯IDとなる年と月は、告知日に該当するものとします。
最後の三つめは部門を示すものであり、「掌」、「短」、「中」、「長」が該当します。
以上