SciFi杯1901

●SciFi杯1901

◎SciFi杯1901とは

SciFi杯とは、「小説家になろう」、「カクヨム」、あるいは個人サイトや個人blogにおいて公開されている “SciFi”、あるいは “ライトSF” を対象にした個人企画です。一応、kuzu/NULLによる後援となります。


SciFi杯という名称における “SciFi” とは “Science Fiction”“Speculative Fiction”、あるいは “Philosophy” の要素が重要なものを基本としますが、応募者が「これはSciFiだ」と言えるものであれば、広く募集いたします。SciFiであるか否かの仮の目安として SF文学」〔ジャック・ボドゥ, 文庫クセジュ, 白水社, 2011年〕 から引いておきます:

  • つねに根本的な違和感を、いつまでも余韻が残る感動を、そして知的な、むしろ心地よいズレの感覚を供する(ボドゥによる)

あるいは、こうも言ってみたいと思います:

  • 当たり前と思われていることを疑ってみよう


ライトSFは、エンタメSF、そのほか、 応募されるかたがSFであると考えるもの を広く募集します


SciFi杯1901では、次のような方々の参加をお待ちしています:

  • 作者:
    • 自身の書いたSciFi作品、ライトSF作品を、読まれたい/評価されたい
    • もっと多くの人に、自身のSciFiを読んで欲しい


  • 読者および審査員:
    • 埋もれている良作を読みたい
    • 埋もれている良作を紹介したい
    • 意欲的な新作を読みたい


SciFi杯1901では、作者、審査員、読者の交流を深めたいと考えています。そこで、twitterにてSciFi杯1901に関連するツイートにはハッシュタグ "#SciFi杯" をつけていただきたいと思います。ハッシュタグ "#SciFi杯" のローカルルールとして、FF内、FF外の区別なく返信、RT、引用RT、またそれらへの横入りは無制限としたいと思います。ぜひ批評、評論、意見交換を積極的に行なっていただきたいと思います。ただし、誹謗中傷は絶対に避けて下さい。


SciFi杯への応募条件、およびSciFi杯が求める作品の条件は次のとおりです:

  • ご自身の著作であること
  • 「小説家になろう」、あるいは「カムヨム」のアカウントを持っていること
  • あるいは、個人サイトや個人blogの執筆者であること
  • SciFi、あるいはライトSFであること
  • 〆切までに完結していること
    • 〆切前に完結した場合、〆切までは校正レベルの訂正・修正は行なってもらってかまいません
  • 応募は一部門につき、一人一作品とする
    • ここでの一作品とは、「小説家になろう」のNコード、あるいは「カクヨム」の作品IDが一つであることとします。
    • 個人サイトや個人blogの場合、1エントリ(など)、あるいは目次ページのURLが一つであることとします
    • 複数作を応募された場合、どれを残すかの確認をさせていただきます。
    • 応募作品の変更や取り下げなどをなさる場合は宮沢までご連絡ください。
  • 二次創作作品は対象としません。


応募いただく作品は、新作、告知以前に小説家になろう、カクヨム、あるいは個人サイトや個人blogにすでに投稿してあるもの、SciFi杯やライトSF杯にすでに参加したことがあるもの、あるいはSciFi杯やライトSF杯に既に参加したことがあるものの改稿版、あるいは改訂版のいずれでもかまいません。ただし、何らかのコンペに応募されている作品については、そちらの条件を確認の上での登録をお願いいたします。


応募に際しては、作品に含まれる要素と、作品のウリ、あるいは作品のSciFi的な要素、あるいはライトSF的な要素がなんなのかを一言、フォームに書いていただきます。その一言は、twitterなどでの作品紹介や、SciFi杯の宣伝に利用させていただきます。


応募は、「●SciFi杯1901応募」をお読みの上、応募フォームからお願いいたします。また、「●SciFi杯1901審査員登録」もお読みいただけますようお願いいたします。


SciFi杯1901では、同時に審査員も募集いたします。「●SciFi杯1901審査員登録」をお読みの上、ご登録をお願いします。作品での参加ではなく審査員としての参加もお待ちしています。なお、SciFi杯1901では、作品を応募された方にはぜひ積極的に審査員としても参加していただきたいと思います。ただし、その場合、ご自身の作品以外の審査をしていただくこととなります。


また、SciFi杯1901では読者投票の導入を検討しています。〆切り前の2月 15日ごろから読者投票ページを公開し、3月末で〆切りたいと思っています。読者投票の1票を何点に換算するかは未定です。ただし、読者投票での最大の得票数が “10〜15点” になるように換算しようかと考えています。ただし、あくまで検討ですので、読者投票はなしになるかもしれません。


質問や連絡は小説家になろうにて「宮沢弘 [ID:569588]」宛て、カクヨムでは質問受け付け用の近況ノートへのコメント(ユーザID、@psychohazard)、あるいはtwitterにて@nHMsf34への@ツイートあるいはDMにてお寄せください。

◎部門

SciFi杯には、以下の5つの部門があります:

  • 掌編部門: 小説情報の文字数において200字以上5,000字程度以下
  • 短編部門: 小説情報の文字数において5,001字程度以上25,000字程度以下
  • 中編部門: 小説情報の文字数において25,001字程度以上55,000字程度以下
  • 長編部門: 小説情報の文字数において55,001字程度以上120,000字程度以下
  • 論考部門: SciFiに関しての論考(エッセイ)全般を対象とします。小説情報の文字数において55,000字程度以下

◎権利関係について

応募いただいた作品についての権利関係は次のようにいたします。

  • 作品名、作者名、作品URL、作品のウリについては、SciFi杯自体の宣伝・広告のために使用する権利を、SciFi杯に認めていただきます。
  • アンソロジーに参加される場合、アンソロジーの実態はリンク集であるため、やはり作品名、作者名、作品URL、作品のウリを使用する権利を、SciFi杯に認めていただきます。
  • 応募作品のタイトル、本文、内容についての権利は、すべて作者に留保されます。
  • 応募いただいた作品を、他の企画や公募に応募することについても、一切の制限を設定しません。
  • ただし、他の企画や公募の応募先において、なんらかの制限が課される場合があるかもしれません。その際、作品名、作者名、作品URL、作品のウリをSciFi杯が使用する権利を放棄する必要があるかもしれません。そのような場合には、それらを使用する権利を放棄いたしますので、ご連絡ください。
  • これにより、審査結果のページやアンソロジーのページからも当該作品、あるいは当該作品へのリンクを削除する必要がある場合があるかもしれません。その必要がある場合、あわせてご連絡ください。

◎お題/テーマ・アンソロジー

SciFi杯1901では、お題を設定しての “テーマ作品” も募集いたします。“テーマ作品”については、SciFi杯1901の成立/不成立にかかわらず、“テーマ・アンソロジー” として公開します:


SciFi杯1901のお題は次とおりです:

REALITY


“REALITY” が関係するものとして、うまく料理してみてください。

◎SciFi杯1901予定

SciFi杯1901の予定は以下のとおりです:

  • 告知: 2019年 01月 01日

〆切: 2019年 02月 28日 03月 05日

  • 発表: 2019年 04月 下旬


締め切りについては、応募フォームで見ることができるタイムスタンプが 2019年 02月 28日 までのものとします。


作品の応募数によっては、「発表」の時期が遅れるかもしれません。その際、このページにて適宜修正します。

◎成立の条件

全体として応募が4作品以下の場合、SciFi杯1901そのものを不成立とします。


部門 (SciFi、ライトSFの区別はなし) において応募作が4作品以下の場合、その部門は開催を中止します。大賞が成立しそちらに各部門の作品が含まれた場合、その作品は部門賞の対象外とし、部門の応募作品数からも除外します。

◎賞品・賞金など

SciFi杯は商業ないし営利を目的とした企画ではありません。


そのためという面もあり、賞品・賞金などは一切ありません。

◎SciFi杯キーワードについて

今回のSciFi杯のキーワードは例えば「HSF杯1901短」としています。これは三つの部分からなります。


一つは杯の名称です。これは「HSF杯」が該当します。ツイッターのハッシュ・タグとは違うことに注意してください。これはサイトでのキーワード文字数の制限によるものです。


二つめは、杯IDです。これは「1901」の部分が該当します。

杯IDはさらに二つの部分からなります。

一つは「19」という年の部分です。これは西暦の下2桁を用います。もう一つは「01」という月の部分です。

この杯IDは、SciFi杯を今後も開催したいという考えから加えています。

なお杯IDの月の部分は、毎月開催するというつもりではなく、単に年の中での複数回開催を区別するためのものです。

また杯IDとなる年と月は、告知日に該当するものとします。


最後の三つめは部門を示すものであり、「掌」、「短」、「中」、「長」、「論」が該当します。


以上

(written: Jan 1, 2019)

(Last modified: Feb 16, 2019. 権利関係について追加)

(Last modified: Feb 20, 2019. クラウドファンディングについて追加)