SciFi杯1605評価

●評価方法

◎ 評価結果

全部門を通しての金賞、銀賞、銅賞の(原則として)各一作品を告知します。

また、全部門を通しての受賞作を除いたものから、各部門ごとに金賞、銀賞、銅賞の (原則として) 各一作品を発表します。

いずれの場合も賞の決定は、「SciFi杯評価基準」に示す方法によって行ないます。


◎ SciFi杯評価基準

SciFi杯1605における掌編から長編部門の評価項目は次のとおりとします。また、各々の評価項目は1、2、3、4、5のいずれかの評点を得ます。いずれの評価項目も3点をニュートラルとして評価します。

  • SciFiらしさ: 1(らしくない) …… 5(らしい)
  • ストーリー・文章: 1(引き込まれない) …… 5(引き込まれる)
  • アイディアの着想: 1(魅力がない) …… 5(魅力がある)
  • アイディアの使いこなし: 1(使いこなせていない) …… 5(使いこなせている)
  • トリック・どんでん返し的要素: 1(ある) …… 5(ない)


上記の2、3、4はいずれも1の「SciFiらしさ」と類似の評価内容が含まれます。作品のSciFiらしさにより重きを置くために、1の「SciFiらしさ」を設けています。

以下の項目については、その登場や描写は、評価項目1の「SciFiらしさ」や評価項目3の「アイディアの着想」において評点を下げる可能性があります。

ただし、これらの要素が存在することが、評価項目1の「SciFiらしさ」と評価項目3の「アイディアの着想」の評点が下がることに直結するわけではありません。これらの要素が存在しても、「SciFiらしさ」が存在すれば、これらの要素は問題とはなりません。ただし、これらの要素が強く出ているような場合、作者に「どの点を持ってSciFiと認識されたのか」などの質問をさせていただく場合があります。

  • VRMMOや、それに類するもの
  • 転生や憑依
  • 変身
  • 魔法、超能力、異能、その他の特殊能力
  • 巨大ロボット
  • ファンタジー的要素
  • コメディー的要素
  • 恋愛など情緒に主眼があるもの


論考部門については、このようになります。

  • 着眼点: 1(いまいち) …… 5(面白い)
  • 構成、話題の流れの着想: 1(魅力がない) …… 5(魅力がある)
  • 説得力: 1(ない) …… 5(ある)


掌編から長編は5項目ですので、全体としての金賞などを決める際には、適宜換算をするなどして比べることとします。


◎ SciFi杯評価方法

SciFi杯1605では、全ての評価項目の評点の合計を、その作品の評点として結果を求めます。最高点を得た作品が、各部門の優勝作品となります。

審査員が複数になった場合、審査員全員が全ての作品の全ての項目を評価するとは限りません。その場合、項目を評価した審査員がつけた評点の平均値を、その作品のその項目の評点として扱います。例えば、三人の審査員がいて、ある作品のある項目には二人しか評点を与えなかったとします。その場合、その評点を3で割るのではなく、2で割るように扱います。