1.第1話が始まる前を含めて、光彦の人生を時系列で書いてみました。
2.日付の特定は、学校の黒板の日付や、登場人物の発言等を参考にしましたが、不明の場合が多くて推測
(?を表示)となったケースが多々ありました。
3.二度目の青春は、第1話(1日目:タイムスリップして来た)から第9話の途中(13日目:おばあ
ちゃんが意識を取り戻した。幸子&さつき事件が発生した)までは、日にちが途切れずに13日間連続
していると思いますが、実際の1986年のカレンダーに当てはめてみると、
①1日目:4月15日(火) 46歳の光彦の魂だけがタイムスリップして来た。
⇩
⑬13日目:4月27日(日) 4人でダブルデートした。
になってしまいます。これだと3日分、日にちが合いません。カレンダーのほうが3日分多くなります。
・4月28日(月) 光彦とさつきが学校をサボってデートした。
・4月29日(火・天皇誕生日祝日) 幸子が光彦の実家を訪問した。さつきのおばあちゃんが倒れた。
・4月30日(水) おばあちゃんが意識を取り戻した。幸子&さつき事件が発生した。
上記が13日目までに起こりますので、3日分、日にちが合わないことを解消するために4月20日
(日)、21日(月)、22日(水)の3日間は空白とさせて頂きました。
1. 一度目の人生
1970年1月4日 : 光彦が誕生 (第3話でラブ高生に奪われた身分証明書で確認)
1985年4月 : 光彦(15歳)が神奈川県立厚田西高校に入学(身分証明書で確認)
1986年4月 : 光彦(16歳)が同高の2年1組に在籍
1988年4月 : 光彦(18歳)が大学へ進学 (第6話で「妥当な大学に進学した」と発言)
1992年4月 : 光彦(22歳)が就職 (第6話で「何も考えずに就職した」と発言)
1997年 : 光彦(27歳)が幸子と結婚。実家から独立。(第2話に発言有り)
2013年 : 光彦(43歳)の実家が売却された。2016年現在は跡形も無し。
(第2話に発言有り)
2016年3月? : 光彦(46歳)が幸子から離婚を切り出された。上司からリストラを伝えら
れた。(名目は自己都合による退職を半ば強要された)
2016年3月末 : 光彦(46歳)がリストラのため退職。
会社を去った後、東京都中央区の築地川銀座公園で漫画「タッチ」を読んだ。
2016年4月15日(金)?:光彦(46歳)が風俗店で足を滑らせて頭を打ち、意識を失った。
(時間帯は午後の早い時間帯と推測しています)
(第1話で意識を失う前に、2週間前にリストラされたとの発言有り)
(その後、第11話~最終話で木更津市の石井病院に入院していた)
Ⓒドラマ「ハイポジ」製作委員会
2. 二度目の青春 : 1986年4月15日(火)~10月1日(水)
上記の5ヶ月半は全て1986年のため、年は省略させて頂きます。
4月15日(火) 1日目
①46歳の光彦の魂だけが、学校で午後の古文の授業(5時限目?)を受けていた16歳の光彦の身体に
タイムスリップした。(第1話)
※日付は教室の黒板の日付で確認。お弁当を食べるシーンが無いため午後だと推測しました。
②休み時間に体育館の横の扉付近で、光彦とさつきが「翼の折れたエンジェル」を聴き、光彦はさつきから
ハイポジのカセットテープをもらった。(第1話)
③この日の授業が終わった後、光彦が学校の廊下で幸子とぶつかった時、幸子を呼び捨てにした。(第1話)
④光彦がラブ高生達にカツアゲされそうになり、ボコられているところをさつきに助けられた。(第1話)
⑤さつきと光彦は商店街を走って逃げて、シャッターの前に逃げ込んだ。(第1話~第2話)
⑥光彦が実家に帰宅した際、母・侑子は光彦の殴られた顔を見て心配した。(第2話)
⑦光彦が実家で家族と、この日にラブ高生達とケンカしたこと等を話した。(第2話)
※この日の出来事:アメリカ軍がリビアのカザフィ大佐を暗殺するために爆撃するも失敗した。
4月16日(水) 2日目
①光彦が登校時に校庭付近で幸子とぶつかった時、(2回目の)幸子を呼び捨てにした。(第2話)
②光彦が馬場に「昨日お前がラブ高生を倒したのか?」と尋ねられ、光彦はさつきをかばうため「自分が
やった」と嘘をついた。(第2話)
③光彦はケンカの件がクラス中に知れ渡り、さつきに謝罪するため、さつきを屋上へ呼び出した。
(第2話)
④光彦はさつきにケンカの件で嘘をついたことを謝罪したが、さつきから「ケンカのことはどうでもいい。
天野がやったことにして」と言われた。(第3話)
⑤光彦は幸子に「好きじゃない」と言ったため、幸子は悔し涙を流した。(第3話)
⑥放課後にラブ高生達が光彦とさつきに対してお礼参りしに校内に来たため、光彦はさつきを引き止めて、
一人で立ち向かった。(第3話)
⑦光彦はラブ高生達に土下座して謝罪するも、ラブ高生から「明日あの女と一緒に喫茶店に来い、詫びとし
て10万円持って来い」と脅された。(第3話)
⑧ラブ高生達が立ち去った後、光彦は「一度目の人生のほうが良かったかも」とつぶやき、タイムスリップ
前に、会社をリストラされた日のことを思い出した。(第3話)
⑨光彦が実家に帰宅した時、さつきが心配して電話を掛けてきたが、光彦は本当の事が言えず「ちゃんと
謝ったら許してくれた」と嘘をついた。光彦とさつきは「また明日」とお互いに言って電話を切った。
(第3話)
⑩光彦の姉・靖子がケンカの件で相談に乗ってくれた。(第3話)
※この日の出来事:リビアのカダフィ大佐がTV演説をして、国外脱出説を否定した。
4月17日(木) 3日目 光彦は学校を欠席した。
①姉・靖子の彼氏・下妻が助けてくれることになり、光彦は下妻と吉浜公園で待ち合わせをした。(第4話)
②光彦と下妻はラブ高生達がたむろしている喫茶店モデルに行き、下妻が2万円払って解決した。(第4話)
③光彦は下妻の行きつけの美容院で茶髪にした(第4話)
④光彦は実家に帰宅した後、茶髪姿を見た母・侑子から「光彦が不良になった」と言われたが、姉・靖子
からは「いいじゃん!」と言われた。(第4話)
※この日の出来事:最も長く続いた戦争の三百三十五年戦争(オランダvsシリー諸島)が終結した。
(戦闘行為が終了した後、平和条約が335年間締結されなかった)
4月18日(金) 4日目
①教室で光彦がさつきに「ごめん。昨日、学校休んじゃった」と言い、さつきは「本当に大丈夫だった?」
と心配して尋ねた。(第4話)
②幸子は休み時間に光彦を見に行くほど、光彦を意識するようになった。(第4話)
③光彦は下妻に呼び出されて、スナック果林へ行き、メグミ、ケーコと知り合った。(第4話)
④光彦はメグミと一夜を共にした。(第4話)
※この日の出来事:NY外国為替市場にて、円が173円台で円高の最高値となった。
(過去最大の円高は、2011年10月31日の1ドル、75円32銭でした)
4月19日(土) 5日目 さつきは学校を欠席した。(当時土曜日は午前中に授業がありました)
①光彦は朝帰りした後、制服に着替えて、実家の前で踊ってから登校した。(第5話)
②光彦は下駄箱前で幸子に「好きじゃない」と言ったことを謝罪したが、幸子から「天野のこと好きじゃ
ないから」と言われてしまった(第5話)
③光彦は放課後に下妻不動産を訪れて、メグミから電話番号が書かれたメモをもらったことを報告したが、
下妻から「ヤバイ彼氏がいるので、メグミちゃんとはこれっきりにしな」と言われた。(第5話)
※下妻不動産の住所:神奈川県厚田市東林田(下妻京一専務の名刺で確認)
③光彦は実家に帰宅後、姉・靖子から「バイトしてでも、下妻さんから借りた金を返せ」と言われた。
(第5話)
※この日の出来事:公定歩合引き下げにより、定期預金1年の金利が4.13%になった。
(現在の感覚では、引き下げても、こんなに金利が高かったという意味になります)
4月20日(日) 空白とさせて頂きます。
ハイポジ公式HPの第5話のストーリーに「光彦は休日にアルバイト募集の張り紙を見付けた」と書いてあ
りました。日曜日にアルバイトを探したと思われますが、喫茶ひまわりを訪れた時に、みどりちゃんがラン
ドセル姿で学校から帰ってきたシーンがあったり、この日に光彦がアルバイトの面接を受けると、この後
4月27日(日)の「4人でのダブルデート」の日程に合わなくなるため、空白とさせて頂きます。
※二度目の青春の日付を考える際に重要だったのは、第7話の37秒~3分37秒の3分間の映像でした。
①馬場が光彦に「明日、遊びに行こうぜ」と誘った。
②光彦は「明日ならいいよ。(心の声で、明後日は小沢とデートだけどな)」と答えた。
③幸子が光彦に「昨日(正しくは一昨日)あげたテープ聴いてくれた?」と尋ねた。
④幸子が光彦に「明日、天野が作ったテープを待ってる」と言った。
⑤光彦が幸子に「明日は日曜日だよ」と言った。
⑥光彦は馬場から、明日の日曜日に4人でダブルデートすることになっていると聞いた。
これらの登場人物の発言から、この日は4月26日土曜日と判断しました。そして、この日を起点にして
日にちを遡り、実際の1986年のカレンダーにあてはめた結果、4月23日水曜日に光彦がアルバイトの
面接を受けたと判断しました。
4月21日(月) 空白とさせて頂きます。
4月22日(火) 空白とさせて頂きます。
4月23日(水) 6日目 光彦の学校が休みの日と考えました。(無理筋で申し訳ございません)
①光彦がつくの商店街でアルバイト先を探している時、喫茶店を覗いたら、さつきが働いていた。(第5話)
②光彦がさつきに「時々学校を休んでいたのは、この店でアルバイトしてたの?」と尋ねたら、さつきは
「この店はおばあちゃんのお店で、おばあちゃんの体調が悪い時は手伝ってる」と伝えた。(第5話)
③さつきの妹のみどりちゃんが学校から戻ってきた。(第5話)
④光彦は、おばあちゃんの面接を受け、「明日から来れる?」と言われて採用された。(第5話)
※この日の出来事:外車販売トップ企業のヤナセが、東京国税局から申告漏れ6億円を指摘された。
4月24日(木) 7日目
①光彦は朝、登校前に駅の跨線橋を渡っている時、幸子から突き飛ばされた。(第5話)
②光彦は登校前の通学路で、幸子と一緒に「吉川晃司やBOOWY」の話題で盛り上がった。(第5話)
③光彦は登校時に校庭付近で、幸子からカセットテープをもらった。(第5話)
④光彦は放課後、喫茶ひまわりでアルバイト初出勤した。(第6話)
⑤さつきは閉店時、光彦に「お疲れさま。また明日」と声を掛けた。(第6話)
⑥光彦はアルバイト終了後、下妻と遭遇し、スナック果林へ行こうと誘われた。(第6話)
⑦光彦はスナック果林で、人妻・英美と意気投合し、一夜を共に過ごした。(第6話)
※この日の出来事:朝日新聞が購読料値上げのお願いを掲載。来月から月ぎめ2600円→2800円。
一部売り朝刊70円→80円。夕刊40円据え置き。
(2023年1月現在:月ぎめ4400円、朝刊160円、夕刊60円)
4月25日(金) 8日目 光彦は学校を欠席した。
①幸子と丸尾が廊下から2年1組の教室を覗いて光彦を探している時、馬場から何か用かと尋ねられ、幸子
は「(光彦に)昨日あげたテープを聴いてくれたかなって・・・」と説明した。(第6話)
②幸子、馬場、丸尾の3人は、日曜日のダブルデートの計画を立てた。(第6話)
③光彦はアルバイト出勤時に、さつきのおばあちゃんから「今日は学校休んだから来ないかもって、さつき
が言ってたけど・・・」と言われて、「サボっちゃいました」と答えた。(第6話)
④光彦は、さつきのおばあちゃんから「さつきをデートに誘ってあげて」と頼まれた。(第6話)
⑤光彦は、さつきをデートに誘い、(4月28日)月曜日にデートすることになった。(第6話)
※この日の出来事:撚糸工連事件(政官界汚職事件)で、稲村代議士(繊維のミニ田中角栄)が出頭。
4月26日(土) 9日目 (土曜日は半ドンなのに弁当を食べるシーンが有り)
①光彦は馬場から、「明日遊びに行こうぜ」と誘われて、「明日ならいいよ(心の声:明後日は小沢と
デートだけどな)」と返事をした。(第7話)
②光彦は幸子から「昨日(正しくは一昨日)、私があげたテープを聴いてくれた?」と尋ねられて、光彦は
「ごめん、聴いていない」と謝り、幸子から「ちゃんと聴いて、明日、天野が作るテープを待っている
からね」と言われた。そして光彦は幸子に「明日は日曜日だよ・・・」と言った後に、馬場に尋ねて
みたら、明日の日曜日に光彦と幸子&馬場と丸尾の4人でダブルデートをすることになっていると聞
いた。(第7話)
※この日の出来事:チェルノブイリ原発事故発生(旧ソ連、現ウクライナ)
4月27日(日) 10日目
①光彦と幸子&馬場と丸尾の4人は、つくばわんわんランドでダブルデートをした。(第7話)
この日の出来事:ゴールデンウィークが本格スタート。円高不況やリビア情勢を反映してか海外旅行の
客足は落ち込む。
4月28日(月) 11日目
①光彦は、さつきと学校をサボってデートした。(第7話)
②光彦が実家に帰宅したら、単身赴任中の父・憲夫が本社の研修のため戻って来ていた。(第7話)
この日の出来事:朝日新聞ヨーロッパ総局発信「ソ連で原発事故か?北欧に強い放射能」との報道あり。
4月29日(火・昭和天皇誕生日祝日) 12日目
①朝、母・侑子が光彦の部屋に入って来て「いつまで寝てるの?」と光彦を起こし、光彦が「今日、学校休
みだけど・・・」と答えると、侑子は「お友達が来ているの。しかも女の子!」と伝え、光彦は「まさか、
小沢?!」と言って、1階の玄関へ行ったら、幸子が光彦の実家をいきなり訪問して、昨日光彦が学校を
休んだことを心配し、将来の結婚相手が光彦でも良いと発言した。(第8話)
②光彦は実家で母・侑子とお昼に焼きそばを食べていた時、さつきから「おばあちゃんが倒れて病院に救
急搬送された」との電話を受けた。(第8話)
③光彦は、木更津市の石井病院へ駆けつけた。(第8話)
④光彦は、さつきの肩を抱き寄せて「小沢の力になりたい」と心の中で決意した。(第8話)
⑤さつきは光彦に「家族以外の人は帰る時間になった」と伝え、光彦は「何かあったら直ぐに知らせてね。
また来るから」と言って病院を立ち去った。(第9話)
※この日の出来事:昭和天皇在位60年記念式典を開催。天皇の長寿(85歳)記録を更新。
4月30日(水) 13日目
①光彦は登校し、「あれから、連絡が無いけど・・・」とさつきのおばあちゃんの容態を心配した。
(第9話)
②光彦は休み時間に、さつきが走って登校して来たのを教室から見つけて、下駄箱へ走って向かった。
(第9話)
③さつきは光彦に「おばあちゃんが気が付いた。1週間くらい入院して様子をみることになった」と
伝え、光彦は「良かった~」と言って安心した。(第9話)
④光彦とさつきが親しげに会話をしているのを見た幸子は、二人の間に割って入り「やっぱり天野は小沢
さんが好きなんだ!私は天野が好き。でも、好きじゃ無くなった」と言って立ち去った。(第9話)
⑤光彦はさつきに「ごめん」と謝って、幸子を追いかけた。(第9話)
⑥光彦は幸子に事情を説明したが、幸子から「結局、天野は小沢さんが好きなの?私が好きなの?私は、
私だけを想ってくれる人じゃないと嫌なの!」と言われてしまった。(第9話)
この光彦・さつき・幸子の一連のやりとりは、9月29日に馬場から「幸子&さつき事件」と命名され
た。(第9話)
※この日の出来事:ソ連原発事故に関して、主婦らによる「水は飲めるか?」「洗濯物は大丈夫か?」
等の問い合わせが気象庁に殺到したとの報道あり。
5月?日(?曜日)
①光彦が「数日後、おばあちゃんが無事に退院した」と発言。(第9話)
②さつきのおばあちゃんが、さつきと光彦に「あんたたち、前よりもよそよそしくなったんじゃない?何か
あった?」と尋ねるも、さつきは「別に変わってないよ」、光彦は「済みません」と答えた。(第9話)
5月8日(木)
①2年1組の女子生徒が、黒板の日付を5月8日(木)→9月29日(月)に書き換えた。(第9話)
②光彦が「そして、小沢にも幸子にも何も言えず、何も進展が無いまま、気が付けば秋になっていた」
と発言。(第9話)
※この日の出来事:英国チャールズ皇太子とダイアナ妃が来日した。(ダイアナさんフィーバーが凄かった
のを憶えています)
9月29日(月)
①2年1組の文化祭の出し物が「映画・ゴーストバスターズ」に決定した。(第9話)
②幸子にカサイ君という彼氏が出来た。(第9話)
③放課後になり、さつきが帰ろうとした時、女子生徒2人から「小沢さん、小道具を一緒に作るのを手伝っ
て」と言われて、さつきが「家の手伝いがあるから・・・持ち帰って出来ることがあれば・・・」
と答えるも、女子生徒2人は納得せず、光彦が仲裁するも失敗し、この日さつきは帰った。(第9話)
④光彦は遅れて喫茶ひまわりに到着し、この日のアルバイトをした。(第9話)
⑤喫茶ひまわり閉店後、二人はつくの商店街を歩きながら、さつきは光彦にかばってくれたお礼を言った。
(第9話)
⑥さつきは光彦に「天野があの娘(幸子)を見ているのが嫌だった」「あの娘に彼氏が出来てほっとして
た」と言って嫉妬した。(第9話)
⑦さつきは光彦に「ごめん、こんなこと言って」と伝えた後、つくの商店街を走り去った。(第9話)
※この日の出来事:警視庁が都内で出回っている変造1万円札の合計が91枚になったと発表した。
Ⓒドラマ「ハイポジ」製作委員会
9月30日(火)
①朝、光彦とさつきが登校した時、下駄箱前でお互いに「おはよう」としか会話を交わさなかった。
(第10話)
②放課後、光彦とさつきはクラスの皆と一緒に文化祭の出し物の製作をした。(第10話)
③さつきと光彦は、文化祭の出し物に必要な物の買い出しに出掛けた。(第10話)
④さつきと光彦は、学校へ戻る途中に、木更津市の吾妻神社に立ち寄り、さつきは光彦に「昨日言ったこと
(天野があの娘を見ているのが嫌だった等)は忘れていいよ」と伝えた。このことを聞いた光彦は、
タイムスリップして来たことや、さつきが大好きだと伝えたが、さつきには信じてもらえなかった。
(第10話)
⑤さつきと光彦は、木更津市の吾妻神社横の道路でラブ高生達に拉致された。(第10話)
⑥さつきと光彦は、木更津市のきみさらず大橋の下に連れて来られて、光彦はさつきを守るために
ラブ高生2人と対決した。(第10話~第11話)
⑦ラブ高生2人の先輩(ボクサー)が、光彦をロッキーのような勇者と認めて、後輩2人を止めて、3人
の乗った車は走り去った。(第11話)
⑧光彦はさつきに付き添われて、木更津市の石井病院へ行き治療を受けた。医師から安静にしているように
と指示された光彦はさつきに「2~3日、学校を休むかも」と伝えた。(第11話)
⑨さつきは光彦に「お母さんが迎えに来るから」と伝えて、先に石井病院から帰った。(第11話)
⑩さつきは石井病院近くの川沿いの道で泣き崩れてしまった。(第11話)
⑪光彦は母・侑子に連れられて実家に戻った。そして姉・靖子から「女の子を守ったんだろ」と褒められ
た。(第11話)
⑫さつきは喫茶ひまわりの厨房で、光彦がタイムスリップして来たと言ったことに懐疑的になり、店内に
いたみどりちゃんに「天野って、おじさんみたいな感じがする?」と尋ね、みどりちゃんから「おじさ
んというより、お父さんっぽい」と聞き、4月15日に光彦が「恐縮です」と言ったことを思い出した。
(私は、さつきとみどりちゃんの父親の口癖が「恐縮です」だったと思っています)(第11話)
⑬光彦は自室で、「美憂のいない世界」の夢?をみた。(私は、これは夢ではなくて、光彦の魂が
違う世界線をさまよったと思っています。光彦がラブ高生と対決した時に、おそらく頭を打ったため
魂が不安定な状態に陥ったと思います)(第11話)
※この日の出来事:米ソ首脳(レーガン大統領・ゴルバチョフ書記長)会談が、10月11日・12日に開催
されることが決まった。
10月1日(水) 光彦は学校を欠席した。
9月30日の夜~翌朝までのシーンが無いため、どのシーンから10月1日に切り替わったかの判断が難し
かったです。
①光彦が自室で、「美憂のいない世界」の夢?から醒めて、ネイビーのトレーナーに着替えたあと1階の
居間へ移動し、母・侑子から「寝ていなくても大丈夫なの?」と声を掛けられた。(第11話)
②光彦は母・侑子から「お昼、焼きそばでいいよね?それとも出前とっちゃう?」と尋ねられ、「どっちで
もいいよ」と笑顔で答えた。一度目の人生の光彦だったら「お寿司の出前がいい!」等を言ったと視聴者
に想像させて、光彦の違いや成長を対比してもらう演出だと思います。(第11話)
③光彦は自室に戻り、ノートに「世界平和 社会貢献 大切な人を守れる大人になる」と書いた。
(第11話)
④放課後、さつきは学校の中2階テラスで、馬場に「いつから天野と仲良くなったの?」と尋ね、馬場が
「ラブ高生とケンカしたと聞いてから」と答えたのを聞き、4月15日の光彦とラブ高生の出来事を思い出
した。(第11話)
⑤その後さつきは教室で、幸子に「何で天野を好きになったの?」と尋ねた。幸子は「何年も一緒にいる人
みたいな雰囲気があって好きになったと思う」と答えたのを聞き、光彦から「あの司幸子と結婚して・・」
と聞いたことを思い出した。(第11話)
⑥光彦は自室で、「ホームレスになり大事な人がいない世界」の夢?をみた。(私は、このことも夢では
無くて、魂が違う世界線をさまよったと思っています)(第11話)
⑦さつきが光彦の自室を訪れて、ベッドで横になっていた光彦に「天野、大丈夫?」と声を掛けたら、光彦
は夢?から醒めた。そして、さつきは光彦に「タイムスリップして来たことと、私を好きって言ってくれ
たことを信じてみようと思う」と伝えた。この後光彦は頭痛に襲われ意識が遠くなっていく中、さつきが
「天野、もしまた出会えたら、前みたいに声掛けてくれる?」と頼んだのを聞いて、4月15日にカセット
テープを聴いているさつきに「それ何を聴いているの?」と声を掛けたことを思い出してから意識を完全
に失った。(第11話)
※さつきは下校した後に光彦の実家へ立ち寄ったので、時間帯は夕方前だと思われます。
※この日の出来事:大蔵省発表、昭和61年度税収1兆円程度不足の見通し。赤字国債の大増発が必至と
なった。
Ⓒドラマ「ハイポジ」製作委員会
3. 46歳の光彦の魂が現代に戻った後の出来事 (少し前の出来事も含みます)
光彦の魂が現代に戻ってくる日付につきましては、タイムスリップした日である4月15日から、二度目の
青春を過ごした5ヶ月半の最後の日である10月1日の間のいずれかの日と思われますが、石井病院の
病室にいた幸子や美憂の様子・対応を観ると、タイムスリップした日と同じ4月15日に戻って来たと考える
のが妥当だと思いました。(日付や時間は私の憶測となります)
2016年4月15日(金)
①午後の早い時間帯に、光彦は風俗店で足を滑らせて頭を打ち意識を失い、魂だけが1986年4月15日へ
タイムスリップした。(これは合っています) 身体は幽体離脱現象が起きた後、仮死状態になったと
憶測しました。
②風俗店の店長は119番通報をして救急車を要請すると共に、光彦の所持品を手掛かりにして、幸子に
連絡したと憶測しました。
③救急隊は光彦の身体を、木更津市の石井病院へ搬送したと思われます。
④風俗店の店長から連絡を受けた幸子は、光彦の所業に怒り、光彦の着替えの洋服等を用意し渡した後は
光彦に会わないと決めて、美憂と一緒に石井病院へ向かったと憶測しました。
⑤幸子と美憂が石井病院に到着した後、夕方前(?)に、光彦の魂が身体に戻って意識を取り戻した。
(第11話)
※病室の窓の外側がまだ明るい感じがしましたので、夕方前(?)と憶測しました。
⑥光彦は「俺、戻って来たんだ!生きてる!」と言い嬉しさの余り、幸子と美憂に抱きつこうとするも二人
から拒絶され、幸子から「自分の状況を分かってる?洋服とか持って来たから、後はご自由に!私達は住
む所が見つかるまでホテルにいるから。あの家には帰りたくない」と言われてしまった。光彦は二人に
「本当にごめん」と謝ったが、幸子と美憂は怒りが収まらないまま病室を立ち去った。(最終話)
2016年4月下旬頃?
①光彦は退院した後、さつきが元気でいるかを確かめるため喫茶ひまわりを訪れたが、コインパーキングに
変わっていたのを目の当たりにして愕然とした。そして「二度目の青春は夢だったか?」と疑うようにな
り、考えても分からなくなった。(最終話)
※光彦の頭に巻かれていた包帯を見た感じでは、長くても1週間程度の入院だったと憶測しました。
2016年5月上旬頃?
①光彦は幸子と喫茶りんどんで会い、離婚届、通帳、印鑑を手渡した。この時幸子から「やっと住むところ
が見つかった」と伝えられた。(最終話)
※幸子がホテル暮らしをしながら賃貸マンション?を見つけるのに、2週間程度は要したと憶測しま
した。
②光彦は認知症が重くなり介護施設に入所している?母・侑子と会い、侑子が持っていた茶髪姿の自身が
写っている家族写真を見て、二度目の青春が夢では無いことを確信した。(最終話)
③美憂が幸子とケンカして光彦の自宅に戻って来た。光彦は美憂をドライブに誘い富津海水浴場へ行き、
「美憂がいるだけでお父さんの人生は上出来だよ」と伝えたことにより、二人の心の距離が縮まった。
(最終話)
④光彦は母・侑子の影響を受けて介護職に就くための勉強を始めた。(最終話)
⑤光彦は、喫茶ひまわり跡地のコインパーキングを訪れた時、16歳の光彦とさつきの幻影を見た。
その後二人の幻影に導かれて、訪問介護サービスひまわりが入居するビルへ歩いて行った。(最終話)
※私は、二人の幻影は違う世界線から時空を超えてやって来たと思っています。
⑥光彦は、その場で面接を受けることになり、女性スタッフ(みどりちゃん)に促されて事務室の中に
いる代表に会うため入室した。(最終話)
⑦代表は両耳にイヤホンを付けて作業をしており、光彦が声を掛けても聞こえていなかったので、光彦は
歩み出て代表の目の前に立った。(最終話)
⑧光彦は代表に声を掛け顔を見た時、それと同時に代表は誰かが目の前に立ったことに気付き、右耳のイヤ
ホンを外して光彦の顔を見た時、光彦とさつきの脳裏に1986年の二度目の青春の記憶が甦った。
(最終話)
※光彦が着ている服装を観て、これらの出来事は5月上旬頃までに起きたと憶測しました。
正直に申しますと、光彦が介護の勉強を始めてから、訪問介護サービスひまわりで面接を受けるまでの
日数が少なすぎると思っています。撮影が2019年12月頃?に行われたので、光彦が冬服を着ていたのは
仕方が無いのかもしれませんが・・・