覚えておきたい危険物の特徴
危険なポイントだけ押さえて覚えておきましょう。
危険なポイントだけ押さえて覚えておきましょう。
危険物の特徴を覚える必要があります。
すべてを数字も含めて覚えるのはとても大変ですので、危険なポイントだけ押さえて覚えておきましょう。
★ 発火点が90度
つまり、高温の蒸気に触れると、燃えちゃいます。
★ 水より重い。
そのため、ビンの中に、二硫化炭素を入れて水で蓋をして保管しています。
★ 超危険
二硫化炭素中毒になると精神障害などを引き起こす
★ 20度で沸騰する。
夏場に放置しておくと沸騰して蒸気になってしまいます。ですので、必ず冷却保存をすること
★ 燃焼範囲が広い
燃焼範囲が広いので、冷却しておかないと、勝手に蒸発して勝手に大爆発します。危険です。
★保管方法
鋼の容器に密閉して、窒素を封入して保管する。
アセトンは有機溶剤です。臭いが強烈です。親水性と親油性 に優れていますので、油落としに最適です。
また、すぐに火がつきますので火気厳禁です。毒性が高く臭いを嗅いではいけません。
水に溶けるのが、アセトン、ピリジン
水に溶けないのが、ガソリン、ベンゼン、トルエン
ベンゼンは有機溶剤です。臭いが強烈です。水には溶けません。
★ ガソリン(第一)、軽油(第二)、灯油(第二)、重油(第三)は、水より重そうに見えますが、軽いです。
★ ガソリン(第一)、軽油(第二)、灯油(第二)、重油(第三)の蒸気は、空気より重いので下に貯まります。
★ ガソリンは、そのままでは燃えません。
しかし、ガソリンは30度で気化します。
気化(蒸発)したガソリンに静電気の火花がつければ大爆発です。真夏は特に注意してください。
一分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコールが60%以上のもの
とても腐食性が強いので、床はコンクリートではなくアスファルトでなければならない。
手に触れると、火傷します。
水に溶けるのが、酢酸、アクリル酸、プロピオン酸
水に溶けないのが、灯油、軽油
過去にアクリル酸で大爆発が起きました。
http://www.shippai.org/fkd/cf/CC0000126.html
アクリル酸は、重合する物質でアクリル酸だけで置いておくと重合反応が起きて熱を持ち蒸気になり大爆発を起こします。
重合防止剤を入れて、重合反応を通常は止めていますが、重合防止剤が無くなると大爆発です。危険です。
水より重いので水に沈みます。アニモニアを連想させる名前だけあって臭いです。