海と日本PROJECT

全国一斉ウニの発生体験

2022年度冬 バフンウニ

(2023年1月-2月) 

2021年度コンテスト 
アート部門最優秀賞作品 
「漂う命」とまる

使用するウニ

バフンウニ

Hemicentrotus pulcherrimus 

に繁殖期を迎えるウニ

未受精卵が一週間以上冷蔵保存でき、受精膜も高くあがるので教材として扱いやすいウニです

「海と日本PROJECT 全国一斉ウニの発生体験」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所から全国各地にウニの受精実験教材を一斉発送し、利用者同士をオンラインで繋いで一体感を持ちながら海を学んでもらおうというイベントです。「全国一斉ウニの発生体験 2022年度冬」では「バフンウニ」卵精子教材提供(2023年1-2月)と関連オンラインイベント(2023年2-3月)を行いす。

定員は学校 100校、一般 20件で、締切は2022年12月28日です。

教材の説明文書と申込書はページ下部にあります。

案内チラシ 学校用一般用

イベントスケジュール

卵精子の到着日は地域によってはもう一日後になる場合があります(当該地域の方は申込時に確認します)。学校教員を対象とした冬休みの事前研修会も行います。

日程 1-3(学校単位での申込)

日程1:1月24日発送→25日配達
日程2:1月31日発送→2月1日配達
日程3:2月7日発送→8日配達

日程 4(一般枠での申込)

2月14日発送→15日配達

2月16日(予定)オンライン相談会

全日程合同イベント

3月中旬(予定):オンライン報告会

3月中旬から下旬:表現作品コンテスト

オンラインイベントについて

オンライン相談会は一般の方を対象にした、顔合わせも兼ねた簡単な研修会です。実験してみて湧いてきた疑問などを相談してください。2022年度は「海洋教育を担う人材の育成」のために、複数回利用の方達に特別講師として研修を行う方の立場にもなってもらっています

オンライン報告会は受精実験の報告と幼生飼育の途中経過報告や相談をしながら教材利用者が交流する会です。学校枠と一般枠の参加者が合同で結果や経過の報告をしながら交流します。

オンライン相談会、報告会はそれぞれ 16:30-17:30 の開催を予定しています。オンライン会ですので都合のつく部分だけの部分参加もOKですし、録画視聴での参加も出来るようにします。

表現作品コンテストでは、オンライン会場で作品の展示と相互投票によるグランプリの決定を行います。コンテストに出品できるのは教材利用者のみですが、今回よりコンテスト会場一般にも公開すること考えています

各オンラインイベントの詳細は、締切後の送付内容確認メールの際にお知らせします。

送付する教材

未受精卵と精子(卵精子教材)

発生の実験材料として、成体のウニではなく、卵と精子を宅配便にて送付します。一般用には実験器具もセットでお届けします(右写真参照)。観察に用いる顕微鏡さえ用意していただければ、経験の無い方でも簡単に受精実習を行うことができます。

植物プランクトンと動物プランクトン(プランクトン教材)

発生させた幼生を、継続して育てるには餌やりが必要です。この教材はウニ幼生(動物プランクトン)飼育用の貸与装置とケイソウ(植物プランクトン)培養のための試薬類の提供のセットです部分利用も出来ます。海の生態系の一部を身近に再現することで、より深く海が学べます。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。

申込

以下の書式をダウンロードし、申込書に必要事項を記入の上、wangan*cc.ocha.ac.jp(*を@に変える)までメール添付で送ってください。直接の編集はできませんので、一旦ダウンロードしてからの記入をお願いします。受付しましたメールが3日以内に来ない場合にはお手数ですが湾岸研究所までメール・電話でお問い合わせください。

お茶大湾岸研究所のサイトにも同じ書式が置いてあります。

定員に達した場合や、締切延長などのお知らせはここに出します

一般用書式

学校用書式

参考資料

バフンウニについての実験観察動画資料:理科ねっとわーく

実験レポート動画


2021年度冬の表現作品コンテスト
観察レポート部門最優秀作品
森村学園科学部 R & M

2021年度冬のイベント報告(コンテストの受賞作品の紹介も