あかりが ここにともり日々のすがたを とわにてらしたはじまりのひ こえはたかくあさやけのぼる きょうにこだました
(かけごえ:はい!)
ひざしの とおりみちいつもの まちなみふるぼけた えきの時計かわらない けしき
ひろがる あおいそらをおもいっきり すいこんだはれまを からだにあびてひづけを まわそう
おろしたて くつのつまさききょうのリズムで うたいだす
バス停へむかう まがりかどすこし とおまわりしてみたせかいはキラキラ ほほえみかけるめのまえを こころがうつした
かたちのない ものがたりは日々のすがたを とわにえがいたしんごうきの そばであそぶがいろじゅの さえずりがゆれていた
(はい!)
ひるさがり あたりはあかるさを ましてみせさきの はなのかおりにぎやかな けしき
カラフル はしゃぐそらをおもいっきり すいこんだそよかぜ からだにあびてじかんを まわそう
ねころんだ ビルのかげふみひこうきぐもが かけてゆく
いつもの紅茶に ひとくふうすこし おいしくいれてみたせかいはキラキラ ほほえみかけるめのまえを こころがうつした
かたちのない ものがたりは日々のすがたを とわにえがいたやねのうえの こいしひらりつたいながら すすんではばたいた
とおくひびいた 鐘のおと灯はとけるように くれてゆくさかいめをわたす 金色(こんじき)はあわくあわく せかいをつなぐときは ながれゆくときはながれゆくおもかげを つつみこんですがたを かえた
せのびして かたったおさないひの ゆめはいまもほら ここでかがやくまちに 灯がともるときは ながれゆくとおくで 鐘がなるまたたきは けしきをとじた
かぜがふいて ほしがきらめくあのひと おなじようにぼくはそらを ここでながめる(ああ)かわべをおよぐ みかづきカーテンごしに あかりをあたためた
そしてしずかに しずかによるは ほほえみかけてねむりについた
てをかざそう
(はい!)
こころにある そのすべては日々のすがたを とわにえがいたはなは ひらきそらは はれてひらけてゆく けしきにいのちやどる
まいにちに おわれながらそれでもねがう あすのひかりをめざめのとき こえはたかくあさやけのぼる きょうにこだました
(はい!)