明るい相談室

明るい相談室

何か行き詰ったときに、何かしら方向性を示してくれる相談者を紹介します。最後に決めるのはあなたです。

ターシャチューダー

 もともとイラストレーターで財をなし、山の中で自分の送りたい生活を満喫した方です。ガーデニング、コギー犬、ドールハウス、19世紀のライフスタイルも有名です。

 

パッチアダムス

 医者でありピエロである人。医学に笑いを取り入れる。ロビン・ウィリアムスが演じて映画にもなった、本名は、ハンターアダムス。映画にもあるように、楽しさの中にも悲しさが混ざった人生を送っている。翻訳された本も2冊あり、映画と合わせて読んでみると、面白い。1945年生まれ 


諸葛孔明

 諸葛孔明といえば、東南の風を呼び込んだ奇才の軍師として、映画では風変りに描かれている。諸葛孔明の兵法は、そんな奇才ぶりとは異なる堅実な内容で、一読するといい。いろんな孔明像がある中で、酒見賢一著「泣き虫弱虫諸葛孔明 」の孔明像は面白い。劉備に出会うまでの三顧の礼に至る演出とか、火刑がうまかったのは子ども時代に放火で練習していたとか。ほんとうかどうかはべつとして、そんな見方があったのかと感心してしまう。


L・M・オルコット

 詳しくはこちらで。


ミヒャエルエンデ

 代表作「ネバーエンディングストーリー」をアメリカの映画会社が制作したときに、これは自分の作品ではないと裁判を起こして負けた人。賠償額も多く払う羽目になったとか。児童文学に分類されつつも、どんな人にも読みごたえのあり、迷路にはまってしまうような作品が多い。「モモ」もいいけれど、「魔法のカクテル 」ジムボタン」も捨てがたい。はてしない物語も初版版が読んでいて、より物語に没頭してしまうのだけど、それは読んでのお楽しみ。 


隆慶一郎

 週刊ジャンプで連載された、「花の慶次」は「一夢庵風流記 」が原作。ほかに、徳川家康、徳川忠輝を主人公にした少説も、吉原を舞台にした小説も面白い。


王陽明

 陽明学といえば「知行合一」だろうか。私のイメージは、真説「陽明学」入門(林田明大著)からである。体を壊す部分とか、何か共感してしまっていた。幕末好きな人、西郷隆盛の愛読書、言語四緑を読みたい人は、陽明学を知ると、より面白い。


ルドルフシュタイナー

 第一次世界大戦のころに活躍していた先生で、いろんなジャンルに精通していた。シュタイナー学校は、ちょっと風変わりだけど、面白い教育をしている。学年ごとに色が異なっていたり、円を描くことで内面を見つめる時間をすごしたりかる。オイリュトミーと呼ばれる踊りは一つの芸術表現として楽しそう。オカルトの本が多いイメージだけど、「自由の哲学」をもう一度読んでみたい。


J・キャンベル

 スターウオーズのストーリーに関わったことでも知られる。NHKでも放送された「神話の力」が代表作だろうか。「千の顔を持つ英雄」とかもあるけれど、「愛のある結婚は冒険である」は、すぐに読める分量で、何度でも、いつでも、読み直しができる。翻訳も語り口がうまくて、読みやすい。


黒田官兵衛

謀反した親友に裏切られて、牢屋に閉じ込められて、牢屋から出た後に、より出世した人物。NHK大河ドラマでも、とてもうまく映像化されていた。一言多いおかげで、秀吉や家康に警戒され、頭がいいのに立ち回りが下手なところに人間味があり、天下統一で家康に負けた時にはあっさり、降伏するあたり、身の引き際をわきまえているあたり、好感が持てる。名将は引き際を心得ていらっしゃる。いろんなエピソードがあり、軍師なのに、とても人間味あふれる人。