図書室

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参考文献をアップしていきます。

聖闘士星矢

 第1話の2ページと3ページ目の見開きが主人公が倒れているところから始まる。最後は、神様に一矢報いるほど強くなるまでのお話。ギリシア神話をベースにしながら、北欧神話、インド神話、中国故事、イソップなど、寓話が織り交ぜられていて、面白い。


マスターキートン

 保険のオブをしながら、大学では、考古学の非常勤講師。軍隊でも戦歴のあるカーリマン。いろんな冒険を経て、最後に目的の地にたどり着く。


ぽっかぽか

 娘の明日香が「ちち」「はは」と呼ぶ、三人家族の日常。昼ドラになったり、文庫版の漫画ででたりと、楽しみ方はいろいろ。


三国志

 横山光輝の三国志60巻がきっかけ。NHKの人形劇もあった。スーパー歌舞伎も話題になった。ビジネス書や歴史雑誌では必ず話題になるるので、おさえておきたい。孫子の解釈をした曹操も三国時代の人。最近は、「世界史劇場 正史三国志」を途中であきらめてしまった。娯楽として一般に親しまれている小説『三國志演義』ではなく、その原型である陳寿が著した史書『三國志』(=正史)に沿って いるが細かすぎる。


銀河英雄伝説

 政治に関する見解や宇宙戦艦による戦争の陣形は、フィクションなのに、とても面白い。この後で、中国の兵法書、日本の兵法書、ナポレオンや古代ギリシアの戦争をよむと、面白い。戦略家として凄いのに、だらしなかったり、紅茶すきだったり、随所にユーモア感を忘れていなかったりする。登場人物も魅力がありる。別書「アルスラーン戦記」も完結したので、よかったら読んでみるといいかもしれない。


南総里見八犬伝

 学校の授業では、「勧善懲悪」と習うが、学校の先生で何人が読んでいるのだろうか。岩波文庫から現代語に訳された本が出版されるまで、だいぶ時間がたった。子供向けの本は割愛されていて、面白くない。東洋大学の閉架図書室には、当時の本が眠っている。よかったら訪ねてみるといい。水滸伝の影響を受け、ドラゴンボールに影響を与えた作品である。千葉には、登場人物の八房、犬なのに登場人物言う言い方は適切なのか、とにんく、その犬が伏姫と籠った洞穴が実際にあり、今ではきれいに整備されている。スーパー歌舞伎も話題になった。


王様のレストラン

 松本幸四郎がドラマで活躍した珍しい作品。松本幸四郎は、歌舞伎役者で、シェイクスピアのマクベスを演じるなど、今では珍しくない歌舞伎役者のドラマ出演の先駆け的存在。そういえば、中村吉右衛門の鬼平犯科帳も先駆けだったのか。登場人物は、鎌倉時代の源氏をベースにしている。松本幸四郎は弁慶のような存在だけど、役名は千石武(戦国武士)と例外。最終話のタイトルは、第1話と同じ。こういったストーリー仕立てには、バックトゥザフューチャーと同じで参る。「王様のレストラン経営学入門」も一読してみては。


トリック

トリックというタイトルから、マジックを連想するが、意外とラブストーリーだったのかという最後だった。ミステリー、コメディーと思わせて、この最後の話をするための布石だったのかと1話から仕込まれていた。水師の表と同じく、このドラマを見て泣かないものはいないといいたい、娯楽ドラマである。


ライアーゲーム

ゲーム理論、囚人のジレンマといった戦略につながるドラマ。


シェイクスピア

4大悲劇だけ、国語の授業で習った。シェイクスピアは、史劇、笑劇、悲劇、喜劇に分類される。タイトルは、史劇と悲劇が人名になっているのがポイント。マクベス、リア王、ハムレット、オセロー、ロミオとジュリエットみたいに。笑劇や喜劇は、ヴェニスの商人、夏の世の夢、じゃじゃ馬ならし、お気に召すまま、十二夜、テンペストとなる。登場人物のヒロインも個性的、ディズニーに負けない、男装もする。私はヴェニスの商人が特にお気に入り。シェイクスピアの戯曲を読むより。実際に芝居を見てみると理解が早い。


ゲーテ

恥ずかしながら、有名だけど、よく知らない。お芝居も見たことがない。だけど、図書館でだれが訳したのかわからないけど、「ファウスト」を読んだことがある。なんかきれいな日本語に出会った記憶があり、また二度と出会えない表現に、またいつかで会いたくて、ここに書いている。ただそれだけ。それと、悪魔の存在について、ジョゼフキャンベルやミヒャエルエンデの本を読むと、また違った見解を発見する。


野田秀樹

夢の遊民社から好きな友達がいて、「小指の思い出」「野獣降臨(のけものきたりて)」「贋作(にせさく)桜の森の満開の下」「半神」、わけのわからない展開、言葉遊び、舞台を所狭しと走りまくる役者たち。解散後には、NODA MAPに続く。「キル」「TABOO」「ローリングストーン」「パンドラの鐘」。途中から見なくなったけれど、天才と思います。夏の夜の夢のリメイクもあるけれど、やっぱり初演の大竹しのぶ、堤真一、唐沢寿明、毬谷友子だろう。


三谷幸喜

東京サンシャインボーイズで、西村まさひこが所属していた劇団だったころがある。話の組み立てが面白い、なかなかいきそうでなかなかいかない、あの心の揺れを描くのがうまい作家だと思う。検索すれば、どの作品も楽しめる。