パスタといえば、どんな連想をするだろうか。 一昔前は、スパゲティと呼んでいたのではないだろうか。パスタといった方がおしゃれと感じるかもしれないが、パスタとスパゲティは何が違うのだろうか。私のパスタといえば、母がとんかつに必ず添えるナポリタンだった。パスタ単体で食べることも、そんなに多くない。そもそもスパゲティは、数あるパスタの1つにすぎない。今では、麺自体も生パスタが流行し、パスタソースも多様になりました。
パスタといえば、レストランで食べるパスタ、家でゆでる乾燥パスタを連想する方が多いのではないだろうか。一人暮らしでは、乾燥パスタを多めに茹で、レトルトソースで食べていた。生パスタを買おうと思うと、保存料が入っていたり、冷凍であったりする。ちょっと割高で、手が届きにくい。乾燥パスタには、保存料が入っていないが、ゆで時間が長く、油断するとすぐに茹で伸びしてしまうのが難点でした。
そもそも乾燥パスタは悪くありません。保存料も入ってなく、デュラム粉100%で、乾燥させる技術はすごい。プリプリ感のあるデュラム粉を使用する点は、イタリアの法律にも準じています。押し出し式で大量に作られるパスタは、安価で災害時の非常食としても有効な食べ物です。
生パスタを知ってしまうと、乾燥パスタはゆで時間が長く、うどんのような、もちもち感のある麺が好きな日本人には、何かしら物足りない感じがしてしまう傾向にあります。茹ですぎるとおいしくない乾燥パスタを何とかしようと、もちもち感のあるパスタ用の小麦粉が開発されたり、レストランでもちもち感をアピールしたりしたりする努力が行われています。
ラーメン店ではこだわりのお店が所狭しといっぱいあります。蕎麦屋さんもうどん屋さん手打ちにこだわるなどいっぱいみかけます。それに対して、パスタはどうでしょうか。レストランのシェフが腕を振るうだけでなく、もっと手軽に食卓で食べられるパスタがあってもいいのではないかと考えました。