市役所班
Photreasure Hunt 2017
イベント自体としては、多くの方に楽しかったというお言葉を頂けたので企画としては面白いものができたのかなと思っています。実際にアンケートでも 5 段階評価で平均 4.1 と比較的高い評価を頂きました。しかし、私たちの目的は多くの人に佐賀の良さを知ってもらうことです。今回の方法でたくさんの写真を投稿してもらっても、佐賀県以外の人の目に留まる可能性は低いことが分かりました。また、原価から考えたイベントの参加費が、参加者が支払っていいと思う金額を上回っていることも分かりました。
今回のイベントでは佐賀市内にある看板や建物などを撮影スポットとしましたが、より見栄えの良いものにしたり、参加賞や優勝賞品を豪華にしたりといった、さらにイベント自体の価値を高めるような工夫が必要だと思いました。また、佐賀らしいものや佐賀にちなんだものを多く取り入れることで、佐賀について興味を持ってもらい、知ってもらうきっかけにもなると思いました。
今回は時間の都合上できませんでしたが、実際に佐賀に住んでいる方々に調査をし、おすすめのお店(休憩スポットやお土産店)をまとめた地図などを配布するとより簡単に佐賀の魅力的な部分を見せられると思います。
今年のゼミの研究は、佐賀市役所から自転車を使ってのツアーを企画してほしいという依頼から始まりました。ツアーの企画が成立するまでも大変でしたが、成立してからの方がうんと大変でした。事前のトラブルシューティングのために昼夜問わず議論しましたし、佐賀市内も幾度となく走り回りました。それでも甘いところはあり、市役所の方からの暖かくも鋭い指摘も受けました。
そんなこんなである程度の自信を持って行った、知り合いを対象としたプレテストでは、うまくいったところもありましたが、さらに新しい改善点も発見し、頭を抱えました。
九州電力班
定例会(駅北く~よか FES)
九州電力班では、駅北く~よかFESに向けて7月から2週間に1回の定例会に参加してきました。九州電力地域ネットワークグループ副長の照山さん、ふれあいまちづくり実行委員会の久米さんをはじめ、自治会の方にも参加していただき、催しの内容や出演者、ポスター作成・配布などについて話し合いを進めました。今回は過去2回とは異なる形式で、これまでの反省を生かしつつ、新たな形をつくるために何度も話し合いを重ねてきました。また、定例会の中で私たちの案に社会人の視点からアドバイスをいただき、イベント企画による地域振興について深く知ることができました。
反省としては、班内での連携が悪く採用に至る企画を期限内に提出できなかったことがあります。亀山先生や先輩のサポートのおかげでイベントのお手伝いはやらせていただけたものの、非常に悔いの残る結果となってしまいました。
普段、社会人の方と関わる機会は少ないため、社会人としての対応の仕方やメールの書き方など学ぶことも多くありました。ゼミ活動の一環として、イベントに企画の段階から関わることができ、とてもいい経験になったと思います。九電や自治会の方々と共にく~よか FES を成功させることができて良かったです。
嘉瀬かかしまつり
九州電力班は10月に嘉瀬かかしまつりでアンケートを取る流れから、佐賀インターナショナルバルーンフェスタのお手伝いをさせていただきました。嘉瀬かかしまつりの運営を行っている藤井さんに嘉瀬町や自治会の現状などのお話を伺いました。また実際に、嘉瀬町公民館で行われている「嘉瀬町観月会」に参加しました。まちの方々による出し物や小中学生によるお茶と和菓子の出し物等があり、運営側も参加者側も楽しそうでした。
このイベントの他にも、地元の小学校や中学校、高校と共同で様々なイベントをしていることが分かりました。若者が積極的に地域活動に参加することが大切だと藤井さんもおっしゃっていましたが、少子化の中で若者にどうやって地元愛を感じてもらうかが必要となってくるので、私たちもイベントを通して伝えていけたらと思いました。
また、佐賀バルーンフェスタでネットチームのお手伝いもさせていただき、大規模なイベントの運営側としてイベントをコントロールすることの難しさやそれをどう補うか等たくさん学ぶことができました。