企画力
3年次には、身近な社会課題に着目して企画を立案し、地域の企業や行政の方々に連携していただきながら、社会課題を解決することを目標として企画を行います。企画を着実に遂行するためには、課題の現状を正確に把握し、実行可能性のある企画を立案する必要があります。この企画を通じて、企画を立案し実行する力を身に付けることができます。
調整力
3年企画では、様々な企業や自治体の方々にご協力いただくため、各連携先との打ち合わせの日程を調整する必要があります。さらに、アンケートやイベント、シンポジウムを実施するにあたっては、各連携の意見や提案を取り入れながら、これらの方向性を決めていく必要があります。これらの経験を通じて調整力を身に付け、関係者とスムーズに物事を進めることができるようになります。
分析力
3年企画においては、実施したアンケート調査の結果をもとにデータ分析を行います。4年次に作成する卒業論文においては、各自でテーマを設定し、センサスデータやアンケート調査の結果をもとにデータ分析を行います。自分の研究に最適な分析を実施するためには、様々な多変量解析の分析手法の習得が不可欠です。
プレゼンテーション能力
ご協力いただく企業や行政の方々に、企画の趣旨を理解していただくためには、その趣旨を相手にわかりやすく伝える必要があります。また、企画の集大成としてシンポジウムを開催する際には、アンケートで得られた結果や分析結果の考察を踏まえ、パネルディスカッションを行います。これらの経験や、毎週のゼミの時間でのプレゼンテーションを通じて、プレゼンテーション能力を身に付けることができます。
主体性
亀山ゼミの活動の目標は、学年を問わず自らで社会課題を発見し、その課題の解決のためにエビデンスベースの提案ができるようになることです。活動するにあたっては、インターネットや新聞で情報を収集したり、自分の関心や疑問に沿った文献を読んだりして、自ら考えを深めることが重要です。グループ活動においても仕事を人任せにするのではなく、各自が主体的に行動する必要があります。他にも、ゼミ冊子作成やホームページの運営なども行っており、学生が主体的に活動するチャンスがたくさんあるゼミです。
ビジネスマナー
連携相手とのやり取りは、基本的に電話やメールで行うため、電話応対スキルやビジネスメールの作成能力を身に付けることができます。さらに、連携先との打ち合わせを通じて、相手にわかりやすい資料を作成する力や、名刺交換のマナーなども身に付けることができます。