スポーツ班
佐賀県のスポーツ振興をテーマに県民の運動頻度や健康満足度の向上を目的とした研究を行いました。佐賀市内2地区の自治会の方々と協力して、地域住民を対象にアンケート調査を実施しました。皆様のご協力のおかげで、1200を超えるサンプルを集めることができました!
また、2024年10月20日に、調査対象の自治会、スポーツ協会が主催する町民スポーツ大会にて、「全世代が楽しめる生涯スポーツ」と題し、イベントを実施させていただきました。スポーツによる地域交流という観点から、小さな子供から高齢者までが気軽に楽しめるモルック体験やサッカーゲームなどを行いました。イベントではのべ200名以上の方々にご参加いただきました!
この企画が、佐賀県民や今回イベントに参加してくださった皆様の運動頻度の向上やスポーツへの興味を持つきっかけになっていただければ幸いです!
デマンド交通班
2024年11月15日(金)に[AIデマンド交通「チョイソコからつ」のこれからを考える]と題し、基調講演・アンケート分析結果報告・パネルディスカッションの3部構成でシンポジウムを実施しました。
今回はAIデマンド交通を持続可能な公共交通実現への手段としてさらに有効なものにしたいと考え、唐津市で「チョイソコからつ」の利用実態についてアンケート調査を行い、分析を行いました。
これらの分析結果を踏まえ、唐津市民や交通事業者に対してAIデマンド交通の有効性や課題、今後より多くの人にAIデマンド交通を利用してもらうにはどのようなことが必要なのかについて報告しました。持続可能な公共交通実現のためには、AIデマンド交通に対して、主な利用者となる高齢者だけでなく、すべての年代の認知と理解が必要となることが分かりました。また、AIデマンド交通が導入されている地域の地域差要因まで明らかにすることが、より地域に寄り添った公共交通の実現につながることが分かりました。
シンポジウムでは、多くの企業・団体・一般の方にお越しいただき、有意義な意見交換ができたと思います。
交通安全班
2024年11月21日(木)に「事故のない佐賀県を目指してー企業・大学・行政が一体となって取り組む交通安全ー」と題し、基調講演・アンケート分析結果報告・パネルディスカッションの3部構成でシンポジウムを実施しました。
私たちは、佐賀県における交通事故発生件数の多い現状に着目し、県内の交通安全意識の向上と企業損失の減少に寄与したいと考えました。そこで、県内の15の企業・団体の方々を対象にアンケート調査を実施し、GIS・重回帰分析・パス解析を用いて、各企業・団体において行われている交通安全に関する取り組みや個人要因が、従業者の交通安全意識に与える影響を明らかにしました。
公開討論会では、佐賀県の交通安全を実現していくためにどうすべきかについて、企業・大学・行政が一体となって、意見交換をすることができました。