歴史学セミナー

※終了しました。多くのご参加を頂き、ありがとうございました。

　来る6月21日(土)に、一橋大学大学院名誉教授　若尾政希 氏を講師にお招きし、第1回歴史学セミナーを開催します。

　　日時　：　2025年6月21日(土)　14:30～16:00　（参加費無料）

　　場所　：　金沢大学角間キャンパス　人間社会第1講義棟　301講義室

　　講師　：　一橋大学大学院名誉教授　若尾 政希  氏　　（日本近世史・思想史）

　　演題　：　「書物は日本近世社会をいかに変えたのか」

　　講師紹介　：

　　　若尾政希（わかお・まさき）　

　　　1961年、岐阜県生まれ。専門は日本近世史・思想史。

　　　1988年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。2005年、東北大学より博士（文学）。

　　　東北大学文学部附属日本文化研究施設助手、富山大学人文学部助教授、一橋大学大学院社会学研究科助教授を経て、2006年、同教授。

　　　2008年、第1回岩瀬弥助記念書物文化賞受賞、2014年、日本学術会議連携会員（～2017年）、

　　　2017年、日本学術会議会員（第24，25期、〜2023年）、2019年、歴史学研究会委員長(～2022年)。

　　　現在、一橋大学名誉教授、同社会学研究科特任教授、人間文化研究機構理事（2022年〜　）、日本歴史学協会委員長（2021年〜　）。

　　　主な著書に、『「太平記読み」の時代　近世政治思想史の構想』(平凡社、1999)、『安藤昌益からみえる日本近世』（東京大学出版会、2004）、

　　　『近世の政治思想論―『太平記評判秘伝理尽鈔』と安藤昌益』（校倉書房、2012）、『百姓一揆』（岩波新書、2018）など。

　　　最新刊に『書物の時代　読書がひらいた日本近世』(岩波書店、2025)。

　　講師からの一言　：

　　「日本の近世は、版本と写本が流通し、読まれ書写された時代である。ちょうど、この5月に刊行される単著『書物の時代〜読書がひらいた日本近世』（岩波書店、2025年）、編著『シリーズ本の文化史　5　書籍の思想史』（平凡社、2025年）に依りながら、書物が政治、社会や人のあり方をいかに変えたのか、考えてみたい。」 

参加希望の方は、下記申し込みフォームよりご登録をお願いします。

　　申し込みフォームURL　：

　　　　　https://forms.gle/ehNLDf3ChAUYn6DP9

　　申込期限　：　6月13日(金)

なお、セミナー終了後、お茶とお菓子による講師を囲む交流会（60分程度・無料）も開催します。併せてお申し込みください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。