No.3 古生物 ほか <小問集合>(★★☆☆☆)
問1 次の6つの中から、新生代の示準化石として用いることのできるものをすべて選びなさい
1.マンモス
2.ピカイア
3.パレオパラドキシア
4.三葉虫
5.コノドント
6.イノセラムス
問2 以下にカンブリア紀以降の地質時代の「紀」を古いものから時代順に並べた。空欄A~Dに入る語の組み合わせとして適切なものをア~オの選択肢から選びなさい。
カンブリア紀→(A)紀→(B)紀→デボン紀→石炭紀→(C)紀→三畳紀→ジュラ紀→白亜紀→古第三紀→(D)紀→第四紀
<選択肢>
ア A:オルドビス B:ペルム C:顕生 D:氷河
イ A:顕生 B:オルドバイ C:第三 D:ペルム
ウ A:ペルム B:オルドビス C:顕生 D:新第三
エ A:オルドバイ B:シルル C:ペルム D:第三
オ A:オルドビス B:シルル C:ペルム D:新第三
問1の解答: 1と3
解説: 1番のマンモスと3番のパレオパラドキシアが正解。2番のピカイアと4番の三葉虫は古生代の地層から産出し、5番のコノドントは古生代から中生代三畳紀までの地層で見つかっている。
問2の解答: オ
解説: 答えはオの「A:オルドビス B:シルル C:ペルム D:新第三」である。ア~ウの選択肢に含まれる「顕生」は「顕生代」からとってきたもので、「顕生代」とは地質時代の区分のひとつでカンブリア紀以後現在までを示す。また、第三紀という言葉は以前は公式な言葉であったものの、2009年以降は国際地質科学連合により古第三紀と新第三紀をまとめて表す非公式用語として位置づけられている。 このような点から正解がオであると導くことができる。