コスト:0(初期札)
効果:1金として使える
除外:不要
通称:1金
序盤はカード購入の主力を占める重要なカードとなります。1金を使って何を買うか、または1金で進むかは、プレーヤーを大いに悩ませます。初手の手札に1金が4枚あると喜ぶ人が多いです。(トランスミッターを購入できる)
中盤以降は逆にブレーキ要員と化します。特に2金、3金、4金やオールマイティを買うと、これらのカードの下位互換に過ぎない1金は必要性が一気に低下します。デッキ中の1金の割合が高いと他の強いカードが来にくくなり、前進に不利です。このため、除外マスや除外カード(トラベルログ、科学者)では真っ先に1金の除外を検討すべきでしょう。
エルドラドをドミニオンのようなデッキ構築ゲームとしてとらえた場合、1金の価値の下落はデッキ構築ゲームの難しさを体現しているといえます。すなわち序盤では必要な1金が、終盤では不要になるのです。重宝していた1金に対してどこで見切りをつけるか。1金の処遇はこのゲームの醍醐味です。