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更新情報 │ つぶやき
Juni 2026
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そういえば、私が銀英伝を好きになったきっかけを書いていなかったような書いていたような…?
当時、映画「逆襲のシャア」の制作中でアニメ誌によく記事がのっていたので、シャアが好きな私は「Newtype」と「OUT」を買っていました。1988年3月12日公開。そして「わが征くは星の大海」は1988年2月6日公開、同じ時期でしたのでやはり特集記事が載っていたことがあったのです。
宇宙もの戦争ものは興味があったけれど、恋愛とかそのへんのキラキラはなさそうだし、キャラクターデザインがあまり好みではなく…そんなに興味がなかったのですが、おや? この人は、便箋に女の人の写真をはさんでるよ、手紙を書いてるよ、なになに? 愛妻家ですと?! 素敵ー!
…これがきっかけです。
「体操選手のように引きしまった身体」とは書かれているけれど、アニメの彼はとなりに背が高い細身のクールな美形が立っていて、彼自身はちっちゃくてふっくらしていて鼻が丸くて、ぜんぜん私の好みではない(だってシャアが好きなんですからね)。でも…奥さんがいて手紙を書いている!!
※ちっちゃくてふっくらして鼻が丸いというあたりも、その後、原作を読んで払拭されるわけですが。
実はこのシーンは、原作にはありません。脚本の首藤剛志さんによると、この「わが征くは星の大海」は原作を知らない人にも楽しめる映画にするために、例えば「卿」(けい)という言葉は使わない、そのために二人称じたいも使わないようにしたりなど工夫されているそうです。が、原作ファンへのサービスなのか、プロデューサーの田原正利さんが指示してこのような場面を入れたのだろうとのこと(「スタジオえーだば創作術 「第76回 銀河英雄……ボレロ……伝説」より)。
この田原さんの追加がなければ、私は銀英伝にはまっていなかったのかもしれないというわけです。ありがとうございます、ありがとうございます、田原さん……そのあと原作を読み、この通り。実はそのときアニメは見ることはなく、再熱してアマプラでみた2年前が初見なのですが。
彼の手紙はドイツ語で、美しい筆記体で書かれています。素敵…。私もこれを見てクルンクルンの筆記体――たぶんカッパープレート体かと――をいかに美しく書くかに余念がなく、英語の授業では先生に「字がきれい(文章は間違っているが)」と評されたこともありました。ドイツ語の辞書を引いてみたりもしました。大学は必須の外国語がドイツ語でしたので、ちょうどよかった。
ちなみに手紙の中身はこちらです。便箋の左上に写真を載せていて、見えない文字もあり。
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Liebe Eva,… ist der Krieg zu Ende.… ich dir Sorgen gemacht.… nichts passiert.Machst nur keine Sorgen, weil ich sogar keine Verletzung gehabt habe.Auch der …
親愛なるエヴァへ。…戦争は終わった。…君には心配をかけてしまったね。…(私には)何も起こらなかった。心配しないでおくれ。私はかすり傷ひとつ負っていないから。それから
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本伝後半、第84話「失意の凱旋」でも、手紙を書く場面が出てきます。こちらは原作にもあります。お楽しみに…
noteに『第76話「祭りの前」』の記事を書いていました。この回では、ブラームスの交響曲第3番の第3楽章が初めて使われます。
3番3楽章、ご存じですか? ターララ~~~ ターララ、のあれです…ってタララじゃ分からないですよね、こちらをご覧ください →15:18 エルフリーデについてラインハルトに話すヒルダ
どこかで耳にしたことがあるかと…。それでChatGPTに聞いたところ、映画で使われたりポップスにアレンジされたりしているのをかき集めてくれんたんですが、それをきっかけに調べたところ、スペイン語版Wikipediaの「ブラームス交響曲第3番」に行きあたりました。そちらに引用先がたくさん書かれていたんですが、なんと、ちゃーんと銀英伝も入っていたのですよ!
1994-96 – Legend of the Galactic Heroes, serie de anime japonesa en la que se pueden escuchar varias obras de Brahms. En concreto los movimientos de esta sinfonía se escuchan entre otros en los episodios 3x20 (II), 3x21 (II, IV), 3x22 (I, III, IV), 3x27 (IV), 4x05 (III, IV).
Google翻訳:1994~1996年 –ブラームスの作品がいくつか使用されている日本のテレビアニメシリーズ『銀河英雄伝説』。具体的には、この交響曲の楽章が、第3話第20話(II)、第21話(II、IV)、第22話(I、III、IV)、第27話(IV)、第4話第5話(III、IV)などで使用されている。
すごい、何話かまで!
で、「Legend of the Galactic Heroes」のところにリンク先が…スペイン語版Wikipediaの銀英伝にリンクしていました。そうか、Wikipediaはどこかのものが翻訳されているのではなくて、言語ごとに記事が構成されているわけですよね。
リンク先を見てみると、日本語版とはやっぱり違っていました。西暦2039年の13日間戦争から、自由惑星同盟と銀河帝国の戦争が始まるところまで(と、いきなりラインハルトの戴冠)までの年表がついていました。おもしろーーい!
そこで、いろいろな国というか言語のWikipediaを探しまして、また新たなスプレッドシートを作りました。今のところ、日本語、アラビア語、ドイツ語、英語、スペイン語、フィンランド語、フランス語、インドネシア語、イタリア語、韓国語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、ウクライナ語、中国語のURLを載せています。→関連Webサイト情報
Google翻訳を使いながらざっと見たところ、おもしろかったのは…
・韓国語版で「ミッターマイヤーは機動戦士ガンダムでジョニーライデンに比見されるほど優れた機動力を誇る」と。誰…? 調べたところ、「機動戦士ガンダム MSV-R」という漫画?の?登場人物のようです。
・アラビア語では固有の名前があるらしく、ミッターマイヤーは「パイオニアーズ」となっていました。これは名前の意味が「開拓者たち」であって実際の発音は違うのかも??? シートではアラビア語もセルに入れたかったのだけれど、文字が右から左ではないですか。うまく日本語と一緒に入らなくて諦めました…そうなの、入らないんですよ…不思議。
・ロシア語版に、ロイエンタールのあだ名は「Ромео после шести」だと。金銀妖瞳ではありません、「午後6時のロミオ」ですって! はははははは。
そもそも、それぞれの言語で翻訳されているのかな。アニメだと吹き替え? 字幕? 今、フランス語の原作を出版するのにクラウドファンディングやってるんですよね…
アラビア語は固有の名前があるぐらいなので、アニメは吹き替え版があるみたいですが。そのあたりも含めて、もっと読んでいきたいです。あと、他の言葉もあるのかなあ…Wikipediaで「Wikipedia」を調べたところ、Wikipediaじたいは358言語あるということでしたが。
原作には、登場人物の表紙だったり、口絵や挿絵が入っている場合があります。その中で、表紙と口絵はミッターマイヤーやエヴァンゼリンが掲載されている巻のリストを作っていましたが、挿絵はミッターマイヤーとエヴァンゼリン一緒のものだけでした。
そこで、エヴァなしでミッターマイヤーが載っているものもすべて追加しました(まあ、そういうときはたいていロイエンタールがいるんですが)。また、表紙・口絵・挿絵がミッターマイヤーの巻だけを抜粋したシートを作りました。書籍情報 の「Bildmaterial Mittermeyer」のシートです。
やっぱり徳間デュアル文庫は道原さんの絵がたくさん載っていていいなあ。
必見なのは、Vol.11 。口絵がミッターマイヤーとエヴァンゼリン、そして表紙はウェディングドレスのフレデリカさん、挿絵にエルフリーデやカリンも出てくるのです。
他には、挿絵で、Vol.5 プロポーズ、Vol.17 フェザーンの宇宙港にエヴァを迎えにいく、Vil.18 フェリックスをつれて帰宅…などなど、ちゃんとこちらが(私が)ほしいシーンを描いてくださっている。ありがたや。
そして、漫画ではまだ出てきていなかった人物もいたり…というわけでデザインはできているわけだから、漫画の続きを描いてくださらないかしら~
いラストはデュアル文庫以外、道原さん以外もあります。そちらもリストにしています。
私が読んでいたのはトクマノベルズ、前半が加藤直之さん、後半が鴨下幸久さんでした。そちらも載せています。
田中先生の秘書の安達さんのツイートは、銀英伝の制作裏話もあるのでありがたいです。
きのうは、徳間書店『銀河英雄伝説 エンサイクロペディア』の登場人物のイラストが、アニメ版ではなく道原先生の絵なのはなぜか、というお話。この本を出したのは書籍編集部、アニメの絵を管理していたのは当時の関連事業部で、事業部をまたぐので絵素材の流用が難しいと言われ、道原先生に無理を言って絵を使わせていただいた、とのことでした。https://x.com/adachi_hiro/status/2065249470867255773?s=20
ちなみに徳間デュアル文庫から出ている『銀河英雄伝説ハンドブック」も道原さんのイラストですが、こちらは原作の表紙や挿絵を使っているのかな? 『エンサイクロペディア』ともちょっと違いますね。
というわけで、こういう辞典ものはいくつか出ています。ちょこっとですが違いを書いていますので、書籍情報 の「Materialien 」をご覧いただけますと幸いです。
「ファンロード」を3冊入手。書籍情報に追加しました。Materialien(資料集 :ムックや、雑誌の特集)のシートです。
ファンロード…ご存じですか? 「わが征くは星の大海」がアニメ化され、OVAシリーズが始まり…というころ、私は友人から借りて知ったのだったか。Wikipediaにはアニパロ誌と書かれていました(アニパロ=アニメ作品のパロディー)。全体的に、読者からの投稿、読者がレポートした記事、同人誌の紹介などが多かったような気がします。
その中に、「趣味の特集(シュミ特)」という、辞典のようなコーナーがあります。中身はファンからの投稿です。そのシュミ特が銀英伝だったときの3冊です。
①1988年3月号 銀河英雄伝説アニメ化/スペース・オペラ特集
②1989年7月号 OVA第1期完結
③1991年8月号 OVA第2期スタート/田中芳樹スペシャル第一弾
特に①は、なんとラインハルトの項がなかったということで語り草になっています。
私は②を持っていたように思います(そして帰省したときに探したが見つからず…)。あのときは雑誌をすみずみまで読み倒していましたので、ミッターマイヤーの項の「あんたは黄色のバラの人!」とかイラストとか、見おぼえがありました。表紙のイラストも、背表紙の堀江美都子さんのアルバムの宣伝も。この雑誌特有の言葉も…その「シュミ特」もだし、「イニシャルビスケットのK」とか「ゲボボ」とか…。イニシャルビスケットのKとは、編集長さんのことです。今もご活躍中のようで、Xもありました。→ https://x.com/FANROADK
というわけでなつかしい雑誌なのでした。手に入ってよかった。
それから、イラストでFFさんのお名前を発見しました。今でもTwitterで銀英伝をつぶやいている方が、この中にいるんだろうなあと思います。そして、なんで私、投稿しなかったのかなーとか思ったり。まったく頭になかったな。
関連Webサイト情報のリストで、「Verwandte Informationen」のシートの「アーティスト」に、首藤剛志(しゅどうたけし)さんを追加しました。首藤さんは「わが征くは星の大海」とOVA版第一期第1~3話の脚本を手がけた方です。 2010年10月29日にお亡くなりになっています。
●アニメスタイル シナリオえーだば創作術
2005年6月1日から2010年06月30日のコラムです。下記が銀英伝の記事です。
06/11/01 第73回 脚本家を辞める気で…… http://www.style.fm/as/05_column/shudo73.shtml
06/11/08 第74回 はじめてワープロで書いた『銀河英雄伝説』http://www.style.fm/as/05_column/shudo74.shtml
06/11/15 第75回 銀河英雄……「卿」……伝説 http://www.style.fm/as/05_column/shudo75.shtml
06/11/22 第76回 銀河英雄……ボレロ……伝説 http://www.style.fm/as/05_column/shudo76.shtml
銀河卿伝説とは? …こちらは『わが征くは星の大海』では「卿」という言葉が出てこないというお話なのです。音で「けい」と聞いても、原作を知らない人には何のことやら分からないでしょう。そこでとった策は、「お前」とか「あなた」とか他の言葉に置き換えるのでもなく、二人称じたいを出さないようにしたこと。全然気が付かなかった!
ボレロのほうは、もちろんラヴェルのボレロのお話です。著作権がまだフリーではなかったから、それならいっそのこと録りなおしてしまえーと、井上道義指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団で録音したというのは有名な話ですが(井上さん&新日フィル?!すごーい!)、三鷹の公会堂使ったんですって。ちゃんとホールで録音したのですね。しかもこちらのコラムによると、ついでにニールセンもマーラーもと。いったい、いくらかかったんだろう…すみません下世話な。
銀河卿伝説のほうでも触れている通り、この映画は原作を知らない人もわかるように作られているそうなのですが、そうするとあのミッターマイヤーがエヴァンゼリンに手紙を書くシーンはなんのこっちゃ分からないですよね。首藤さんの脚本にはなく「おそらく田原氏の指示による原作ファンへのサービスのつもりだろう」とのことでした。田原氏とはプロデューサーです。
私が銀英伝にひかれたのはまさにあのシーンの影響が大きいので「田原さんありがとう」ですね。
(私が銀英伝にはまったのは、アニメ誌で「わが征くは星の大海」の記事を見たのをきっかけに、原作を読んだからです。アニメじたいは、再熱した2024年にみたのが初めてなのです)
●HatenaBlog「首藤剛志のふらふらファイル箱」
2006年03月11日から2010年5月25日までのブログです。銀河英雄伝説という言葉出てくるのはこちらの記事。
2006-03-11 自分のための自己紹介作品履歴 https://shudo2010.hatenablog.com/entry/557198
2009-12-18 「大和」が「ヤマト」になる日 https://shudo2010.hatenablog.com/entry/51443733
2010-01-03 謹賀新年、のだめはだめじゃなかった。 https://shudo2010.hatenablog.com/entry/51525267
2010-05-25 五月三日 小田原 その二 https://shudo2010.hatenablog.com/entry/52207120
●小田原市の図書館 特別集書・貴重資料目録
首藤さんは小田原に住んでいらしたことがあって、寄稿文や台本を寄贈したそうです。銀英伝も、文章や台本だけではなく、ポスターやチラシ、本、VHS、サントラCDの資料があるようです。あらまあ。
目録(PDF)https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-data/45/chiiki/20251001101304222.pdf
こちらを見ると、またSFアドベンチャーのバックナンバーなどほしくなってしまいます……
ところで、首藤さんが銀英伝から退いてから(こちらについてもコラムに載っています)の脚本はこちらの方々(敬称略)
・第一期第4~14話:遠藤明範、花園由宇保、戸田博史、柳川茂、小西川博
・「黄金の翼」:小出一巳
・「新たなる戦いの序曲」と第一期第15話以降:河中志摩夫
※河中志摩夫さんは、プロデューサーの田原正利さんの別名です。