OVA「銀河英雄伝説」外伝
螺旋迷宮 | 白銀の谷 | 叛乱者 | 決闘者 | 奪還者 | 朝の夢、夜の歌 | 千億の星、千億の光 | 第三次ティアマト会戦 | 汚名
螺旋迷宮 | 白銀の谷 | 叛乱者 | 決闘者 | 奪還者 | 朝の夢、夜の歌 | 千億の星、千億の光 | 第三次ティアマト会戦 | 汚名
OVA「銀河英雄伝説」のBGMで使われたクラシック音楽のリストです。
リスト内にYouTubeのリンク先があり、作品内で使われていた箇所から音楽が聴けるようになっています。
具体的な聴き方は 「Über mich / 使い方」の OVA版 曲名・登場シーンリストの使い方をご覧ください。
あらすじ
第1話 「エル・ファシルの英雄」宇宙暦788年。帰投途中の同盟軍が逃げ込んだエル・ファシルを帝国軍が包囲。司令部は若き中尉ヤン・ウェンリーに民間人脱出を一任すると、無責任にも逃げ出してしまう。脱出不能と見なされたが、ヤンは独自の策で2万人もの民間人を脱出させた。英雄の伝説が始まる。1999年12月24日
第2話 「英雄の新しい仕事」民間人救出の功績で少佐に昇進したヤンは、軍の思惑も知らぬまま英雄視される。そんな彼にキャゼルヌ中佐が命じたのは、43年前に戦死したブルース・アッシュビー提督に関する謀殺説の調査だった。不本意ながらヤンはこの任務を受ける。1999年12月24日
第3話 「英雄たちの横顔」ヤンまずアッシュビー提督の伝記を閲覧し、彼の非凡さと共に、「七三〇年マフィア」アッシュビー、ジャスパー、ウォーリック、コープ、ベルティーニ、チューリン、ローザスの才気に注目する。彼は最後の生き残りであるローザス提督に面会することにする。1999年12月24日
第4話 「過去へのささやかな旅」ヤンはローザス提督を訪ね調査への協力を求めたが、アッシュビーの名誉を傷つけることはできないと拒否される。だがその姿勢から、ヤンは正面からの追及を避け、人間的側面から「七三〇年マフィア」を理解しようと方針を改める。1999年12月24日
第5話「時の女神に愛された男 ~第二次ティアマト会戦記Ⅰ~」宇宙歴745年、ティアマト星域で帝国軍を迎え撃つ同盟軍。「七三〇年マフィア」は内部対立が起こり苦戦を強いられるが、変わらぬアッシュビーの手腕で、帝国ミュッケンベルガーの旗艦を撃沈。さらに激戦となる中、ウォーリックが艦隊を突出させてしまう。1999年12月24日
第6話 「英雄の死 ~第二次ティアマト会戦記Ⅱ~」攻防が続くティアマト会戦で、同盟軍司令部の不和は悪化、追いつめられるが、アッシュビーの奇襲で帝国軍を撃破する。しかし彼は旗艦への被弾により戦死した。……ヤンが資料を読み終えた後、ローザス急逝の知らせが届く。2000年1月28日
第7話 「喪服と軍服の間」ローザスの葬儀で孫娘ミリアムはアッシュビーを非難し、七三〇年マフィアの提督たちの不遇を語る。調査に行き詰まるヤンの元へ、惑星エコニアの捕虜収容所への赴任の辞令が入り、調査は一時中断せざるを得なくなる。2000年1月28日
第8話 「収容所惑星」エコニアに赴任したヤンは巨漢のパトリチェフ大尉に迎えられ、捕虜収容所長コステア大佐からは捕虜自治組織との協調を求められる。多くの七三〇年マフィア縁者がいる中、ケーフェンヒラー老人は第二次ティアマト会戦から43年間捕虜生活を続けている重鎮で、古い帝国軍人について調べているとヤンに明かす。その晩、ヤンに非常呼び出しがかかる。2000年1月28日
第9話 「捕虜と人質」捕虜たちは副所長を拘束し、所長との交換を要求するが、ヤンが人質になりパトリチェフが同行、ケーフェンヒラーも人質に加わる。ケーフェンヒラーは事件の黒幕が収容所長コステアと公金横領隠蔽と語る。また、ケーフェンヒラーが負う事件とアッシュビー謀殺事件に関連があると言うが、話の途中で爆発が起こる。2000年2月25日
第10話 「顕微鏡サイズの反乱」コステア所長はヤンを秘密監査官と疑い、罪を隠すため暴挙に出る。砲撃が激化する中、ヤンたちケーフェンヒラーに導かれ地下通路を通り脱出するが、壁一枚隔てた先でコステアが叫んでいた。ヤンたちが現れると彼は驚き、抵抗の末に罪を認める。ヤンはタナトス警備管区に報告し、軍管区参事官ムライ中佐の到着を待つ。2000年2月25日
第11話 「エコニアの英雄」ムライ中佐は到着早々、コステアの罪を証拠と共に暴露し、ヤンは彼の手際の良さに感服する。事件解決に尽力したケーフェンヒラーは釈放され、ヤンは彼と語り合うが、ケーフェンフィラーが追う事件とアッシュビー謀殺事件との関連については、明かされなかった。やがてヤンにハイネセン帰還命令が届く。2000年2月25日
第12話 「過去からの糸」ヤンは異動が決まり、残された時間で帝国軍将官に関する資料を読み、ケーフェンヒラーが追う事件とアッシュビー謀殺事件を結びつける仮説を導き出す。パトリチェフも加わり惑星マスジットで3人は新年を迎え、ケーフェンヒラーが語る戦時の話が仮説を裏付ける。やがてケーフェンヒラーは静かに息を引き取った。2000年2月25日
第13話 「ひとつの旅の終わり」急逝したケーフェンヒラーは惑星マスジットに葬られ、ヤンとパトリチェフはハイネセンで別れる。ヤンはアッテンボローと共にキャゼルヌ宅を訪れ、婚約者オルタンスの料理を囲みながら歓談したあと、調査結果を語る。ケーフェンヒラーの推理をもとにヤンが導きだしたその考察には、同盟と帝国の闇の歴史が隠されていた。2000年4月7日
第14話 「出口をさがす旅」ヤンはアッシュビーの勝利が帝国内スパイ網の支援によると考える。その網は亡命者ジークマイスターとミヒャールゼンが築いたもので、情報面でアッシュビーを支えた。ケーフェンヒラーの調査も同様の結論に達していたが、資料は25年間の封印文書となった。ヤンは第八艦隊へ配属となり、再び前線へ向かう。2000年4月7日
Kap.Ⅰ
ラインハルトとキルヒアイスが幼年学校を卒業し、初めての赴任先となったのは酷寒の辺境惑星カプチェランカ。だが、前線基地βⅢの司令官ヘルダー大佐の背後には、ベーネミュンデ侯爵夫人の陰謀が潜んでいた。二人の任務は、過酷な雪原での敵情視察。ラインハルトは武勲を立てると意気込むが、孤立無援の中、若き日の彼らが試される。
Kap.Ⅱ
猛吹雪の中、装甲車の水素電池がつきかける。ヘルダーの指示で、フーゲンベルヒ大尉が細工したのだった。絶望的な状況の中でも、ふたりは冷静に状況を分析し、生存を最優先に行動する。やがて同盟軍の装甲車が姿を現し、限られた武器で奇襲、撃破に成功する。
Kap.Ⅲ
ふたりは知恵と執念で、同盟軍を撃退。帰路の動力も確保した。ラインハルトは、装甲車に細工した犯人が見届けに来るのではないかと考えたところ、やはりフーゲンベルヒが現れる。キルヒアイスが事故死したと装うと、フーゲンベルヒは口を滑らせ、さらにアンネローゼをも侮辱する。ラインハルトは彼を許さなかった。
Kap.Ⅳ
ラインハルトは敵装甲車の情報をもとに同盟軍を撃退。ヘルダーに同盟軍への攻勢を進言するとヘルダーは受け入れ、そして予想通りラインハルトを襲い、二人は戦場で対決する。間一髪のところでキルヒアイスが駆けつけ、ラインハルトは救われるが、ヘルダーは谷底に投身し、真相は闇に葬られる。だがふたりは、すでに宇宙という次の舞台を見据えていた。
1998年2月9日
Kap.Ⅰ
ラインハルトはカプチェランカでの功績により中尉となり、キルヒアイスと共に駆逐艦ハーメルンⅡの航海長として念願の宇宙艦隊勤務に。艦長はアデナウアーだが、実質的な指揮官は副長ベルトラムだった。乗員たちに試されながらも信頼を得たラインハルトだが、新たな環境に漠然とした不安を抱く。2000年4月7日
Kap.Ⅱ
平民である乗員たちの背景に思いを馳せるラインハルト。やがて難所とされる宙域にさしかかり、同盟軍の奇襲を受ける。負傷した艦長に代わり指揮を執るが、ベルトラムと対立し、拘束されてしまう。機関部の損傷で危機に陥る中、シュミットが恒星風による脱出策を提案する。2000年4月7日
Kap.Ⅲ
自沈を選ぼうとするベルトラムに対し、キルヒアイスはザイデルらの助けでラインハルトを救出。艦橋を制圧し脱出準備を進めるが、ベルトラムが再び現れザイデルの弟を人質を取り、指揮権の譲渡を迫る。ラインハルトは乗組員を守るためこれを拒み、命を懸けて対峙する。2000年5月26日
Kap.Ⅳ
正式に艦長代理となったラインハルトのもと、恒星風による脱出作戦が始まる。そのときスラスターが故障し、ザイデルとベルトラムが、危険な修理へ向かう。任務達成の直後、急転回で宇宙へ投げ出された二人。ベルトラムはザイデルを救い、自らは散っていったのだった。ハーメルンⅡは脱出に成功。ラインハルトは、まだ学ぶことは多いとキルヒアイスに語った。2000年5月26日
Kap.Ⅰ
昇進後、軍務省監察局でデスクワークに就くラインハルトとキルヒアイス。ここでは昇進のための武勲をあげられず苛立つ。アンネローゼとの再会の折、彼女の友人シャフハウゼン子爵がヘルクスハイマー伯爵に決闘を挑まれていると知る。ラインハルトは子爵の代理人となり決闘に臨むと申し出る。2000年5月26日
Kap.Ⅱ
皇帝の寵姫の弟が決闘に出るという噂は瞬く間に貴族社会を駆け巡り、ベーネミュンデ侯爵夫人も知ることとなる。一方、銃の扱いに苦戦するラインハルトは、ルッツと名乗る士官から助言を受ける。そんな中、黒衣の男がヘルクスハイマー伯の代理人と決闘し、勝利。伯の新たな代理となる。彼はベーネミュンデ侯爵夫人の手先だった。2000年5月26日
Kap.Ⅲ
決闘当日。相手の異様な雰囲気に、キルヒアイスの奇策を採用したラインハルトは、銃撃戦の末に負傷するも、勝利を宣言される。だが黒衣の男は剣による再戦を望む。利き腕を負傷した相手に有利と見たラインハルトだったが、逆に圧倒される。絶体絶命の瞬間、皇帝の勅命で決闘は中止。姉の力によって命を救われたことに複雑な思いを抱く。2000年6月23
Kap.Ⅳ
皇帝の命令により救われたことで気力を失うラインハルトだが、黒衣の男からの再戦の申し出で闘志を取り戻す。訓練を重ね挑んだ雪中の決闘で追い詰められるものの、とっさの機転で逆転に成功。黒衣の男は自害する。ラインハルトも、一部始終を見届けていたキルヒアイスも、互いに知らぬふりをしていたが、二人の絆は深まっていた。2000年6月23日
Kap.Ⅰ
ラインハルトは巡航艦ヘーシュリッヒ・エンチェンの艦長となり、上官レンネンカンプからヘルクスハイマー伯爵の同盟への亡命阻止と軍事機密奪還の極秘任務を命じられる。大胆な作戦で同盟軍の警戒線を突破し、同盟領潜入に成功。副長ワーレンもその手腕を称賛した。2000年6月23日
Kap.Ⅱ
同盟領潜入後、ラインハルトは目的の船を発見。通信破壊し、キルヒアイスが率いる装甲擲弾兵の奇襲で制圧したが、ヘルクスハイマー伯は脱出ポッドの誤作動で既に死亡。指向性ゼッフル粒子発生装置にはアクセスコードが必要であり、監査官のベンドリングは、唯一の生存者マルガレータ嬢からコードを聞こうとする。2000年6月23日
Kap.Ⅲ
装置の移送にはコードが必要なため破壊も検討されるが、ベンドリング少佐が反対する。帰路では同盟軍小艦隊に遭遇し、ゼッフル粒子を活用し敵を撃破。一方、キルヒアイスはマルガレータの信頼を得つつあり、彼女に取引を提案。話を聞くうち、今回の任務に陰謀の気配を感じ取る。
Kap.Ⅳ
マルガレータはキルヒアイスにアクセスコードを明かした。得られた情報は門閥貴族間の闘争の闇で、ヘルクスハイマー伯は一族ともども命を狙われていたのだった。マルガレータの危機を悟り、ベンドリングは二人での亡命を決意する。二人を見送った後、帰還しようとするヘーシュリッヒ・エンチェンは燃料切れになり、同盟軍艦隊が迫りくる。2000年7月21日
Kap.Ⅰ
ラインハルトは大佐に昇進、キルヒアイスと共に憲兵隊へ出向となる。気乗りしないまま任務に就き過去の資料を調べるうち、ケスラーの存在を知る。そんな中、二人の母校である幼年学校でライフアイゼンという生徒が殺害され、ふたりは事件を捜査するよう命じられる。
Kap.Ⅱ
ラインハルトたちは幼年学校を訪れ、現場を調べるが、決定的な証拠がなかった。校長シュテーガーの勧めで学年首席のハーゼが操作に協力するが、冷静すぎるほどに淡々と応答し、キルヒアイスは違和感を覚える。手がかりは乏しく捜査は難航する。
Kap.Ⅲ
ライフアイゼンの死は事故と処理され葬儀が行われる。ラインハルトは父の訃報を受け帰郷するが、その隙に第二の殺人が発生。被害者は学年次席のベルツ。キルヒアイスは現場に不自然な痕跡を見出し、犯人にはハンディを持つ者で、もしそれが露見すれば本人の一生を左右するものだと推理する。
Kap.Ⅳ
再び現場を訪れたラインハルトに小麦粉袋が落下。キルヒアイスに助けられたが、30キロの重さは殺人に十分な威力だと気づき、ハーゼを問い詰める。彼は劣悪遺伝子排除法で根絶したと思われていた赤緑色盲だった。校長は犯人はハーゼだと断定するが、ラインハルトは真犯人の存在を指摘する。
1998年2月10日
第1話 「ヴァンフリート星域の会戦」
ラインハルトとキルヒアイスは同盟領進攻作戦に分艦隊司令として参加する。しかし司令官グリンエルスハウゼン中将は高齢で、艦隊は戦力外のような扱いを受けていた。また、同じ麾下であるリューネブルク准将の強襲揚陸艦部隊による進路妨害もあり、活躍の機会を得られない。通信環境も悪く、ラインハルトは苛立ちを募らせる。1998年9月26日
第2話 「三つの赤」
グリンメルスハウゼン艦隊は衛星ヴァンフリート4=2に基地建設を命じられるが、既に同盟軍が前線基地を築いていた。同盟軍司令セレブレッゼ中将は、薔薇の騎士連隊に偵察を命じると、連隊長ヴァーンシャッフェ大佐が自ら偵察に行き、留守はシェーンコップ中佐が預かる。ラインハルトも偵察に出ようとするが、その任務はリューネブルクに下される。1998年9月26日
第3話 「亡命者たち」
偵察から戻らない連隊長を捜索中のシェーンコップたちは、帝国軍兵士と共に、かつての連隊長であり逆亡命をしたリューネブルクを発見。激しい交戦の末、連隊長は命を落とす。1998年9月26日
第4話 「染血の四月」
基地に戻ったリューネブルクが敵基地について報告すると、帝国軍は攻撃準備に入る。同盟軍も薔薇の騎士新連隊長シェーンコップを中心に迎撃準備を整えるが、圧倒的な戦力差から消耗戦を覚悟。まだ戦力眼を生かせず苛立つラインハルトの姿もあった。1998年9月26日
第5話 「危険な男」
地形を活かし善戦する同盟軍に、ビュコックの第五艦隊が救援が到着すると、ラインハルトの予見通りヴァンフリート星域が主戦場となる。地上ではラインハルトとはぐれたキルヒアイスがシェーンコップと遭遇し、一騎打ちを繰り広げる。1998年9月26日
第6話 「混戦始末記」
ラインハルトは同盟軍司令官を捕虜にし、キルヒアイスが即時報告して武勲が横取りされないよう功績を守る。帰還後、ラインハルトは少将に昇進するが、キルヒアイスの昇進はなく、人事局長に直談判する。1998年9月26日
第7話 「初夏、風強し」
帰還後、リューネブルクは妻を伴いオフレッサー邸を訪問するが、冷たくあしらわれる。一方、キルヒアイスの昇進が認められる。これにはグリンメルスハウゼンの強い推薦があった。1998年9月26日
第8話 「伯爵家後継候補」
久しぶりに実家に戻るキルヒアイス。思い出に浸りながら、それが過去のものになったことを実感する。皇帝はラインハルトに名門ローエングラム家の継承を提案。一方、リューネブルクの出自がゴールデンバウム王朝に連なるとの噂が流れる。1998年9月26日
第9話 「パーティーの夜」
グリンメルスハウゼンの昇進祝賀会でリューネブルクは、義兄ハイテンベルク伯から噂の真偽を問われる。その後、会場で彼の妻を介抱するラインハルトと鉢合わせたリューネブルクは不義の現場をおさえたかのようにふるまう。激怒したラインハルトは決闘を申し込む。1998年9月26日
第10話 「真実は時の娘」
ヤンとラインハルトは、第六次イゼルローン要塞攻略戦に対して冷めた視線を向ける。2000隻の小艦隊で同盟軍艦艇を撃沈するラインハルトに対抗すべく、ヤンが敵の癖を読み、罠を仕掛けて挑む。1998年2月1日
第11話 「第六次イゼルローン攻防戦」
同盟軍の計略は順調に進むが、ラインハルトの分艦隊が襲撃、帝国有利になる。しかし一部帝国軍艦隊が突出、ヤンは隙をみて対抗し乱戦となる。そのさなか、リューネブルクが薔薇の騎士連隊からの挑戦を受け単身で出撃する。1998年2月1日
第12話 「千億の星、ひとつの野心」
膠着する戦局。ラインハルトは戦局打開策を上申、ミュッケンベルガーは激怒するが、内容は理にかなっており、自身が決行するならばと許可を出す。ラインハルトの襲撃を、ヤンは罠だと見抜くが、司令官ロボスは追撃を命じる。1998年2月1日
前篇
皇帝即位30年を記念した大攻勢に、帝国軍が乗り出す。ラインハルトは中将に昇進し、初めて一個艦隊の指揮を任され、キルヒアイスと共に出撃する。対する同盟軍は、総司令官ロボスが若手のホーランドの進言を受け、かつてアッシュビーが戦ったティアマト星域での迎撃を決断。戦端が開かれると、ホーランドは用兵理論を無視して突撃を敢行し、帝国軍を混乱させる。2000年7月21日
後篇
ホーランドの強引な攻勢が続く中、ラインハルトは退いて様子を見る。その判断に、同盟のビュコックが警鐘を鳴らすが、ホーランドは聞き入れない。やがて前線が限界を迎えた刹那、ラインハルトの艦隊が反撃に転じる。二度の斉射でホーランド艦隊は壊滅し、戦局は帝国側に傾く。この勝利により、ラインハルトは大将となり、専用旗艦ブリュンヒルトが与えられた。2000年7月21日
Kap.Ⅰ
休暇でクロイツナハⅢを訪れたキルヒアイスは、ホテルで暴漢に襲われた老人を救う。その男は過去にアルレスハイム会戦の敗戦を招いたとされる元指揮官カイザーリング退役少将だった。暴漢はサイオシキン麻薬中毒者であり、警視ホフマンは軍内部に麻薬組織の存在を示唆。軍内部の犯罪は司法の手が及びにくいため、摘発に協力してほしいとキルヒアイスに依頼する。
Kap.Ⅱ
キルヒアイスはカイザーリングと会食し、彼が40年変わらず愛するバーゼル夫人ヨハンナの話を聞く。その一途な想いに、キルヒアイスは自身のアンネローゼへの感情を重ねる。彼はカイザーリングに高潔さを感じるが、ホフマンは暴漢がカイザーリング艦隊の所属兵であったことを突き止めていた。その夜、キルヒアイスは突然息苦しさに襲われる。
Kap.Ⅲ
ホフマンは、暴漢の上官がバーゼルであり、バーゼルがサイオキシン麻薬所持の疑いで捜査対象だった過去をキルヒアイスに明かす。キルヒアイスはカイザーリングを訪ね、艦内に麻薬が蔓延していたのではと問う。カイザーリングは否定せず、愛する女性が選んだ相手が犯罪者であってはならなかったと告白する。
Kap.Ⅳ
バーゼルの罪についてカイザーリングは証言を拒むが、ヨハンナはバーゼルを改心させるため警察に密告していた。バーゼルはそれをカイザーリングの仕業と誤解し、彼の暗殺を計画していた。キルヒアイスは罠を仕掛けてバーゼルに自白させるが、バーゼルはヨハンナに証拠書類を焼くよう命じた。キルヒアイスは彼女を撃つことができない。だが次の瞬間、彼女を止める火線が走った。
1998年2月12日