このマグネトロンは、1937年頃に製造された日本無線製M-210T陽極4分割型マグネトロンです。マグネトロンの陽極を2分割から4分割に分割数を増やし、発振周波数で隣り合う陽極に流れる電流の位相を反転させて、プッシュプル動作させることで、更に高い周波数の高周波を高出力で安定に発生させることが出来るようになりました。