陽極部分拡大
1927年に東北帝国大学助教授だった岡部金治郎が発表した陽極2分割型マグネトロンが、世界で最初に安定に高周波を発生したマグネトロンでした。写真のマグネトロンは、陽極2分割型マグネトロンの一例として、参考までに展示しています。尚、岡部金治郎のマグネトロンよりも10年以上後に試作され、直径10mm程度、長さ40mm程度の小さなガラス管に電極が封入されており、小出力の高周波発生を目的に試作されたものと考えています。