はじめに

東京大学工学部電気系学科では、研究・教育用に使用した代表的な電子管を学生実験室で保管してきました。これまでの調査の結果、保管してきた電子管は、1910年代～1960年代に研究開発された物であることが分かりました。これら電子管の開発経緯や用途、特性等の情報が不明になっている物が多く、現在も調査を継続しています。

このサイトでは、現在（2020年1月末）HASEKO-KUMA HALLで展示中の電子管を中心に、保管してきた電子管を簡単にご紹介しております。また、保管してきた他の電子管についても、このサイトでご紹介する予定です。

（最終更新：2020年1月末）

Introduction

In the Department of Electrical Engineering, Faculty of Engineering, the University of Tokyo, typical electron tubes used for research and education have been stored in student laboratories. As a result of the investigation so far, it was found that the stored electron tubes were researched and developed in the 1910s and 1960s. In many cases, information on the development history, applications, characteristics, etc. of these electron tubes is unknown, and investigations are still ongoing.

This web site introduces the electron tubes that are exhibited at the HASEKO-KUMA HALL now, at the end of January, 2020. In addition, we will introduce other electron tubes that have been stored on this site. However, the current site is written in Japanese. The English version site is under preparation.

（Last update：the end of January, 2020）

黎明期の電子管（～1920年頃）

このページでは、ラジオ放送開始以前の電子管技術黎明期に日本で独自に技術開発されたオーディオン、Pliotron他をご紹介致します。尚、東大電気系で保管してきたオーディオンは、現存する最古の日本製3極管であると考えています。

ラジオ放送開始前後の電子管（1920年～1930年頃）

ラジオ放送開始前後の電子管をご紹介するページです。（準備中）

送信管

1920年頃～1960年頃までの無線用送信管をご紹介するページです。（準備中）

整流管

1920年頃～1960年頃の整流管のページです。（準備中）

マグネトロン

このページでは、主に第2次世界大戦開戦前までの日本で独自に研究開発されたマグネトロンをご紹介致します。

放電管

サイラトロン他の放電管のページです。（準備中）

ブラウン管

世界で最初に製品化されたブラウン管であるWE-224A型、日本で最初に製品化されたブラウン管をご紹介致します。