2022 年から続く画像生成モデルと大規模言語モデルの流行に代表されるように、深層学習技術は急速な発展を遂げています。特に大規模言語モデルについては、それ自体が、従来の言語学理論を塗り替える新しい「理論」として見做せるのではないかという指摘までなされており (Piantadosi, 2023)、心理学を含む人文社会諸科学に、大きな影響を与える可能性があるかもしれません。そこで本シンポジウムでは、心理学に隣接する自然言語処理、コンピュータビジョン、認知神経科学の三領域の専門家を招いて、各領域における深層学習技術適用の現状をご紹介いただき、それを踏まえた上で今後心理学がどのように変わりうるのかについて、議論を行いたいと思います。
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2023年 9 月17日 (日) 13:40~15:40
神戸国際会議場・神戸国際展示場3号館
第7会場 (5F 504-5)
大規模言語モデルと自然言語処理(スライド掲載予定)
企画代表者:山田祐樹 (九州大学)
企画者:平石界 (慶應義塾大学)、池田功毅 (明治学院大学)、河邉隆寛(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
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本企画の実施にあたって慶應義塾大学学事振興基金の助成を受けています。