プライドハウス東京レガシー×Deaf Day(ろう者の日) 

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機に設立された「プライドハウス東京レガシー」は、性自認・性的指向・性別表現に関わらず誰もが安心して過ごすことのできるLGBTQ+インクルーシブな社会を目指しています。2022年4月からスタートした多言語・多文化事業でDeaf Day(ろう者の日)を毎月開催しています。

 日本手話は日本語と異なる言語であり、日本手話を第一言語として生きている方は1000人に1人います。ろうLGBTQ+はダブルマイノリティであり、限られた情報の中で生活を送っているのが現状です。それらを解消するために、ろうLGBTQ+当事者のロールモデルの可視化がとても重要となります。

 全国のろうLGBTQ+当事者はもちろん、手話に関わる人たち、例えば手話通訳士・者や多様な方などが来館されています。本イベントでDeaf Dayのことを知っていただき、「ここに居場所があるよ!」と全国または世界のろうLGBTQ+当事者へ発信していきたいです。

(スタッフ・野村恒平/今井ミカ/かえで)