* The date and time are Japan Standard Time (JST).
参加登録フォーム(Registration form):
https://forms.gle/NVGmnK9bodNR3NcB9
登録締め切り(deadline for registration):
1月24日17時(5pm on 24 January)
(息子による似顔絵)
子どもの頃、アーティストに憧れていた私は、なぜか数学の研究者という“究極の抽象アート”の道を選びました。そして最近、『かわいい Stochastic trees』を論文で描くようになり自己満足の頂点に達しています。本当の略歴は https://fukuizumi.w.waseda.jp.
As a child, I dreamt of becoming an artist, but for some reason, I ended up choosing the path of a mathematician, an artist of the ultimate abstraction. Recently, I have learned drawing “cute stochastic trees” in my research papers, and I have reached the height of self-satisfaction. My real biography can be found at https://fukuizumi.w.waseda.jp.
The study of nonlinear wave propagation in random environments, including topics such as nonlinear optics, condensed matter physics, fluid dynamics, and turbulence analysis, occupies a highly significant position in engineering and physics. In this talk, I would like to present a rigorous mathematical analysis of these wave phenomena, particularly in connection with the rapidly developing field of singular SPDEs in recent years.
2つの話題を提供しようと思います:1つ目は『生まれた時代を間違えた』と嘆きつつ、女性差別の直球を受けながらも突き進んだ世代の体験集。2つ目は私が目撃した、外国人研究者が日本で持つ困難について
I would like to present two topics: The first is a collection of experiences of a generation that lamented that they were born in the wrong era and pushed forward despite being directly affected by discrimination against women. The second is about the difficulties that foreign researchers face in Japan that I witnessed.
第2部で紹介された事例などを基に、個人個人が感じたことを好きなように話し合うなど、テーマは自由です。
Based on the case studies introduced in the second part, please discuss your feelings as you like.
Feedback from participants:
福泉先生の率直な経験談が聞けてとても良かったです.このような声を組織の上の方にいる人々にどうやって届けたら良いか考えなければならないと思います.
どれだけ試作を打ち出したとしても、決定権をもつ人たちの意識が変わらないと本質的には何も変わらない、というメッセージがとても印象的でした。また、ハラスメントに関する様々な事例について、オープンな場で声にしてくださったことに感銘を受けました。届くべき人に届き、また今日お聞きしたような事例が今後起こらぬよう、当事者に対する適切な対処がなされるよう切に願います。
第二部の時間が伸びてしまっており、ティータイムがあるなら、しっかりと60分で一度区切りをつける方が良いのかと感じた(談話会の趣旨と異なっていたら申し訳ないです。各グループの代表者がまとめを発表する時間が無駄に長く、退屈である。特に、この人がこう言っていたの羅列のような発表はまとめではないように思える。
こういう話を聞ける場はなかなかないと思います.講演者に本音で語っていただけたのはよかったです.この会も経験を重ね,安全に語れる場を提供できてきたのではないでしょうか.今後も継続できればと思います.
ファシリテーターをして頂いた宮岡先生が報告された通りです。
とても貴重なお話を聞かせていただきました。当事者としての経験談、特に辛いと感じた経験や理不尽だと感じた経験を、広くお話いただけることは大変重要だと思いました。多様性を高めるというのは、ある属性の人の人数をただ増やす、ということではなく、いろいろな属性や背景を持った人の声をきちんと聞くことである、ということがもっと広く議論され多くの人にきちんと認識されると良いと思いました。
グループ内の話し合いの中で、コンプライアンス違反があった時の通報窓口が機能していなかった(いない)という実体験を聞くことができた。そのため一部の大学や企業が行なっている様に、通報窓口を弁護士などに外部委託する事をより多くの研究機関が行えばよいのかなと思った。また、その事を強く周知する事も重要であると思う。
福泉先生が挙げられた豊富な事例が印象に残りました。男性数学者として、このような事例が実際にあるということは常に心に留めておくべきだと思いました。