オンライン授業の進め方

オンライン授業の形態(本学呼称)

オンラインによる授業は、以下の4タイプとなります。

学生側の通信環境やアクシデント等により、オンライン授業が受けられないことも予想されるため、オンライン授業に関しては、「課題の提出」をもって授業への出席とします(通信のトラブル等でオンライン授業が受けられなかった場合には、授業のQ&Aから授業担当教員に課題の内容を尋ねて下さい)。

オンライン授業Aタイプ (リアルタイムの双方向授業・一部のみ実施)

授業の開講曜講にライブで実施する、双方向コミュニケーションによる授業で、途中で録画映像を視聴する場合もあります(Zoom 等を用いたリアルタイム授業など)。

授業中、教員と学生が互いに映像・音声等によるやりとりを行ったり、教員に質問をしたりするなど双方向のコミュニケーションが可能なタイプのオンライン授業です。授業後に UP SHOWA 等への課題提出をすることで、授業への出席となります。

スマートフォンでも受講できますが、カメラ付パソコンによる有線 LAN 回線か無線 LAN(Wi-Fi)での受講をお勧めします。マイク付きイヤホンやヘッドセットをお持ちの方は、音声がよりクリアになりますので、是非活用してください。

初回授業の 2 日前までに、UP SHOWA 上にある「授業関連の掲示」に授業の方法が掲示される予定です。Zoom を用いる場合には、ミーティング ID を含む URL 等が掲示される予定です。このURL に接続すると、 パソコンの場合には Zoom のソフトが自動的にインストールされます。スマートフォンの場合には、あらかじめ Zoom Cloud Meetings のアプリをインストールしておき、指定されたURLに接続して下さい。


【Zoom 学生マニュアル】

オンライン授業Bタイプ(オンデマンド授業)

録画配信を中心とした、授業が開講されている曜講に限らず受講可能なオンデマンド授業です。(Google Classroom や YouTube 等に保存された録画動画を視聴し、課題を行う授業など)

授業の録画配信を視聴した後、ポータルサイト UP SHOWA 等に質問や意見を含めた課題を提出するタイプのオンライン授業です。次回以降の授業時に「質問・意見への回答・解説」と「提出された課題に対するフィードバック」が行われるほか、「学生の意見交換の機会」も設けられます。

なお、授業は Google Classroom に動画ファイルを添付して行われる場合もあります。授業後に UPSHOWA や Google Classroom への課題提出をもって授業への出席となります。

パソコンによる有線 LAN 回線か無線 LAN(Wi-Fi)での受講をお勧めします。スマートフォンによるモバイル通信(4G など)で受講することも可能ですが、通信容量不足(いわゆるギガ不足)になる可能性があります。スマートフォンの場合には Wi-Fi 環境での使用をお勧めします。

初回授業の 2 日前までに、UP SHOWA 上にある掲示/掲示板の授業に、授業の方法が掲示される予定です。録画配信に関する URL 等が掲示されます。


【Google Classroom 学生マニュアル】

オンライン授業Cタイプ(課題を中心とした授業・一部のみ実施)

授業資料がUP SHOWAやGoogle Classroom等に掲載され、その内容に関する課題等を提出する授業です。

UP SHOWAやGoogle Classroom等に保存された授業内容を読み、質問や意見を含めた課題をUPSHOWA 等に提出するタイプのオンライン授業です。次回以降の授業時に「質問・意見への回答・解説」と「提出された課題に対するフィードバック」が行われるほか、「学生の意見交換の機会」も設けられます。授業後にポータルサイト UP SHOWA 等への課題提出をもって授業への出席となります。

初回授業実施 2 日前までに、UP SHOWA 上の「授業関連の掲示」に授業内容のファイルを UPSHOWA や Google Classroom 等に保存した旨が掲示される予定です。

オンライン授業Dタイプ(対面授業をオンライン受講学生へ同時中継するハイフレックス授業)

対面授業の受講者に、在宅受講学生がいる場合に実施されます。在宅受講の方法はオンライン授業Aタイプと同様です。

大学が認めた学生のみ受講可能です。

授業の進め方

対面授業が基本となります。理由がある場合は届出のうえ対面授業にリモート参加することも可能です(Dタイプ

UP SHOWAやGoogle Classroomなどを用いて講義資料やビデオ動画、教科書等を提示して十分な指導も行う、オンデマンド型の授業もあります(Bタイプ・Cタイプ) 

一部の許可された科目では、ZoomやGoogle Meetを使ったフルオンライン授業が行われることもあります(Aタイプ

オンライン授業の案

オンライン授業を受けるための準備

自宅で受講する場合

ネット環境

自宅からオンラインミーティングに参加するためには、大量の動画を見ても大丈夫な環境が必要です。家でスマホやPCをWifiにつなげているという人は大丈夫ですが、モバイル(LTEなど)でしかつなげていない人は注意してください。容量無制限のネット環境を引くことをおすすめします。

パソコン

スマホでも動画を視聴することは可能です。しかし、大学での学習はレポート作成などがありますので自分のパソコンを用意していくことが望ましいです。所属学科によってはAbobe製品などデザイン系ソフトを使用することもありハイスペックなパソコンが必要な場合もありますので、購入前に確認しましょう。

学内で受講する場合

学生ホール、ソフィア、コンピュータ教室、図書館を利用可能とします。ただし、図書館が18時閉館の場合、5限の利用は避けてください。

オンライン授業を受講する場合のマナー

学習効果の観点から、Aタイプや Dタイプの授業で、授業担当教員がカメラをオンにした双方向通信を求める場合があります。

双方向型のオンライン授業に関しては、学習効果を前提とする授業実施上、担当教員が必要と判断した場合には、ビデオオン(顔出し)を指示することとなっており、受講学生はこの指示に従うことになっています。

したがって、教員からの指示があってもビデオオン(顔出し)しない場合には、授業に参加していないと判断し、当該授業を欠席として扱う場合があります。

ただし、オンライン授業を受講するご自宅等の通信環境によっては、ビデオオンにすると通信が不安定になったり切断されてしまったりする場合もあります。このような状態の発生を完全に防ぐことは、現在の国内の通信技術では困難ですが、ご自宅等の通信環境を改善することで、不安定な状態が頻繁に発生したり継続したりすることは避けられるようになります。

通信が不安定になったり通信が切断されたりした場合には、授業後にポータルサイトから授業担当教員へ申し出ることにより出席として扱いますが、通信の中断による学習への支障は避けたいところです。

授業のみならず就職面接などもオンラインで実施される状況が今後も続く可能性があるため、ご自宅の通信環境を整備し、ビデオオンでもオンライン通信が不安定になりにくい状態にしておくことを強くお勧めします。

通信環境の整備が必要な場合には、早めに対応されることをお勧めします。

著作権・肖像権に関する注意

(1)授業内容の録画・コピーについて

オンライン授業では、教材として動画が使われる場合があります。動画は作者が著作権を所有しており、この著作権者から許可を得た人以外は、原則として使用や複製が許されていません。

また、動画の中に登場する人物には肖像権のほか、著名人の場合にはパブリシティ権などもあり、軽い気持ちで複製して動画サイトや SNS 等に投稿した場合でも、著作者の利益を損害する恐れがあり、損害賠償を請求(著作権法違反の場合、損害賠償とともに懲役刑も)される可能性があります。

授業で使われている動画(動画を静止画にしたものも含む)や写真や資料をコピーしてSNS等に投稿や、メールに添付して送ることは絶対にしないよう強くお願いします。

(2)双方向授業(Aタイプ)実施中の画面の撮影・複写について

Zoom や Google Meet など、授業中に受講学生や教員の顔が画面表示される場合に、顔写真の画面を撮影して SNS 等に投稿や、メール等で友人その他の人に送信した場合にも、肖像権の侵害とともに個人情報漏洩により、被害者が訴え出た場合には損害賠償請求される可能性があります。

絶対にしないよう、強くお願いします。

特に SNS 等に投稿した場合、映っている人ではない第三者が発見した場合にも、「不適切な画像の投稿」として指摘され、社会問題化する可能性があります。

いわゆる「バイトテロ」として問題視された動画も、不適切な内容として投稿者とは無関係の人が発見して社会問題化しました。

SNS への投稿は、全世界の人へ公開することであり、検索して見ることができるのは、友人や知り合いだけでなく、全世界の人であることを忘れないでください。

メール等で限られた人の間に送信したものであっても、そこから全世界に流出する可能性もあります。

(3)授業資料の撮影・複写について

教員が配付する資料も、各教員の著作物ですが、「授業資料」として配付したファイルに関しては、原則として 1 部のみコピー・印刷ができます。

したがって、無数にコピーされてしまう可能性がある SNS 等にコピーを投稿することは、著作権法違反となります。

資料の著作権者や資料の 中に引用されている著作物の著作権者から違法の申し立てがあった場合には、逮捕される可能性もあるため、絶対にしないよう強くお願いします。