Bwa H'ansum Ro'raaos

Bwa H'ansum Ro'raaos(正義ある処)は、ユーゴック語で書かれた叙事詩です。


カクヨムにて、全編ユーゴック語の本文を掲載しております。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886092083


以下がちょっとかっこいい対訳です。


概要・解説

「Bwa H'ansum Ro'raaos」は設定上はレイトル=クントイタクテイによる叙事詩です。彼女はスステ時代末期のシャスティであり、当時の歴史学者、作家でもありました。そのため作中で取り扱うのは530年のマフ=スカルムレイ暗殺事件以降のアッタクテイ派とクントイタクテイ派に始まる初期トイター教の宗教対立の戦いの歴史を謳いあげています。

形式は西洋韻律詩の用語でいうと「バッケイオス・テトラメーター(弱強強四歩格)」に相当し、この弱強強四歩格そのものを一般的にウェーヘリートル(Weeheriitor、あるいは意訳して楽詩)と称します。ユーゴック語の悲劇や叙事詩などはウェーヘリートルのリズムの優雅さが適しているとされる傾向が強いため、多くの詩作はウェーヘリートルが採用されています。