絶望の果て

「絶望の果て」

紺の襟に三本線の セーラー服と黒いローファー

この青空の果てにあるのは 絶望だけ

みんな同じ制服を着て 坂道をのぼってく

桜の蕾 ひらきかけてた 朝の光のなか

ほんとうは坂道を駆け降りたかった

わたしの居場所 どこにもなかったから

あなたに あなたに出逢うまでは

青空の果てまで 手を離さないで

いっしょに坂道を のぼってくれますか?

あの空の下に 置き去りにしてる

16のわたし

青空の果てまで 手を離さないで

いっしょに坂道を のぼってくれますか?

あの空の下に 置き去りにしてる

16のわたし