日録(1968年-2010年)

■1968年■

6月22日 茨城県土浦市に生まれる。生後間もなく横浜へ転居


■1975年■

4月1日 横浜市立大岡小学校に入学


■1978年■

4年生2学期の途中で、横浜市立稲荷台小学校に転校


■1979年■

5年生の学芸会でシェイクスピア『リア王』を1時間の上映台本に書き直す


■1980年■

6年生の学芸会でシェイクスピア『冬物語』を1時間の上映台本に書き直す


■1981年■

3月 卒業文集の「将来の夢」に「小説家になる」と記す

4月1日 横浜共立学園中学校に入学

6月22日 13歳の誕生日


■1982年■

6月22日 14歳の誕生日に初めての家出をする


■1983年■

6月22日 15歳の誕生日


■1984年■

4月1日 横浜共立学園高等学校に内部進学するも、1学期で退学

6月22日 16歳の誕生日


■1985年■

2月 東京キッドブラザースのオーディションに合格

3月 東京キッドブラザース『失われた藍の色』を観劇

6月22日 17歳の誕生日


■1986年■

1月 第9期研究生卒業公演『ウィンターナイトドリーム』に佐保役で出演

4月1日 東京キッドブラザースのセカンドカンパニー「パンとサーカス」に所属

6月22日 18歳の誕生日

8月2日-10日 旗揚げ公演「BILLY ビリィ BOY!」に湖役で出演。その後、名古屋、大阪、京都、高松と地方公演に参加

10月 「BILLY ビリィ BOY!」再演に出演後、退団

■1987年■

春 戯曲を書きはじめ、「青春五月党」旗揚げ

6月22日 19歳の誕生日


■1988年■

4月1日 青春五月党「水の中の友へ」初演

6月22日 20歳の誕生日

12月14日 青春五月党「棘を失くした時計」初演


■1989年■

6月22日 21歳の誕生日

7月27日 青春五月党「石に泳ぐ魚」初演


■1990年■

5月 青春五月党「静物画」初演

6月22日 22歳の誕生日


■1991年■

2月5日 青春五月党「春の消息」初演

6月22日 23歳の誕生日

12月11日 新宿梁山泊「向日葵の柩―改訂版―」上演


■1992年■

6月22日 24歳の誕生日

9月30日 MODE「魚の祭」を第6回青山演劇フェスティバルにて上演

11月 『テアトロ』に「魚の祭」を発表


■1993年■

1月12日 第37回岸田國士戯曲賞を受賞

6月22日 25歳の誕生日

7月16日 『週刊朝日』に「家族の標本」を連載開始

7月19日 神奈川県立川崎北高等学校にて講演

8月18日 NHK「ヒーロー列伝 柳美里 戯曲に込めた青春」放送

9月25日 『図書新聞』に「窓のある書店から」を連載開始


■1994年■

5月12日 第7回三島由紀夫賞で「Green Bench」候補

6月22日 26歳の誕生日

9月7日 『新潮』10月号に「石に泳ぐ魚」を発表

10月6日 『週刊文春』に「読書日記」を連載開始


■1995年■

1月6日 『週刊朝日』に「柳美里の辞書」(のち『私語辞典』)を連載開始

5月1日 『文學界』に「フルハウス」を発表

6月 『月刊カドカワ』に「夕影草」(のち『水辺のゆりかご』)を連載開始

6月22日 27歳の誕生日

11月15日-19日 「日韓文学シンポジウム'95」島根県に出席


■1996年■

1月27日 FMシアター『失踪の夏』放送(脚本)

6月22日 28歳の誕生日

6月22日 NHK「世界わが心の旅 祖父の幻のオリンピック」放送(孫基禎と対面)

10月18日 第24回泉鏡花文学賞を受賞

12月17日 第18回野間文芸新人賞を受賞


■1997年■

1月16日 第116回芥川龍之介賞を受賞

2月20日 午後3時から三省堂書店神田本店、午後6時から紀伊國屋書店新宿本店で予定されていたサイン会が中止となる

2月21日 午後2時からパルコブックセンター渋谷店、午後5時半から横浜駅東口ルミネ有隣堂で予定されていたサイン会が中止となる

サイン会は講談社『家族シネマ』と角川書店『水辺のゆりかご』の出版&芥川賞受賞を記念して行われる予定だったもの。

2月14日から20日未明にかけ、中年男性の声で「右翼のものだ」「独立義勇軍だ」「サイン会を開いたら爆弾をしかける」「日本人をばかにする発言をしている」などという電話が4書店にかかってくる。電話の内容が「爆弾を仕掛ける」とエスカレートしたため出版社、書店、所轄の警察署が協議して急遽中止の決定がなされる。

3月22日、サイン会の中止決定後、改めてサイン会を開くと決めた日本出版クラブ会館に中止要求の電話がかかる。

4月10日、エッセーを連載していた『週刊朝日』に電話がかかる。

7月1日、日本出版クラブ会館でのサイン会後、『新潮45』編集部に犯人を名乗る男性から「終結宣言」の電話がかかる。

4月19日 NHK「未来潮流」放送

5月5日 テレビ朝日「徹子の部屋」放送

6月11日 日本出版クラブ会館にて中止となったサイン会を開催

6月22日 29歳の誕生日

8月15日 筑紫哲也NEWS23「僕たちの戦争'97…東京・神戸・ドイツ…高校生たちのそれぞれの戦争 灰谷健次郎・柳美里と本音で語る」出演


■1998年■

6月22日 30歳の誕生日

11月25日 『ゴールドラッシュ』出版

11月28日 韓国で日本文化開放第1弾として『家族シネマ』上映

12月10日 NHK「新・真夜中の王国」放送(※日付未確認)


■1999年■

1月15日 ニッポン放送「オールナイトニッポン」放送

1月20日 NHK-BS2「20世紀演劇カーテンコール」放送

2月12日 第3回木山捷平文学賞を受賞

6月22日 31歳の誕生日

12月17日 『週刊ポスト』に「命」を連載開始


■2000年■

1月17日 長男を出産

4月20日 東由多加が死去

4月24日 通夜

4月25日 葬儀・告別式

6月22日 32歳の誕生日

7月31日 筑紫哲也NEWS23「特集 柳美里 命」放送

12月21日 NHK「井上陽水 ハロー・グッバイ」放送


■2001年■

1月9日 NHK「ETV2001 『いのちの対話』(2) 魂に見守られて~柳美里・木田孝太郎」放送

3月20日 NHK「浄土が地上に現れた 復元・宇治平等院 山折哲雄×柳美里」

3月30日 第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞

5月13日 NHK「N響アワー」放送

6月22日 33歳の誕生日

9月9日 知ってるつもり?! 「東由多加と柳美里」放送

12月26日 NHK「公園通りであいましょう 柳美里&河合隼雄・死をみつめつづけて生きる」放送


■2002年■

1月9日 米国版『ゴールドラッシュ』がバーンズ・アンド・ノーブル「B&N2002年 春の新しい作家ディスカバリー・プログラム」に選定

3月3日 第10回「国営昭和記念公園大会」に出場(2時間31分32秒)

3月17日 第73回「東亜ソウル国際マラソン」に出場(4時間54分22秒)

3月19日 密陽にて『8月の果て』取材

4月17日 『朝日新聞』『東亜日報』に「8月の果て」を連載開始

5月31日 『en-taxi』同人、初顔合わせ

6月10日 テレビ朝日「徹子の部屋」放送

6月16日 横田基地駅伝に出場

6月22日 34歳の誕生日

7月2日 映画『命』完成披露試写会

7月7日 第4回「北丹沢12時間山岳耐久レース」に出場(7時間25分8秒)

8月18日 第39回「大菩薩峠登山競争大会」に出場(2時間36分9秒、一般の部306位)

9月2日 第1回「新潮ドキュメント賞」の選考会に出席(全日空ホテル)(以後、第10回まで委員を務める)

9月14日 映画『命』公開、丸の内東映で舞台挨拶

9月24日 「石に泳ぐ魚」最高裁判決

9月29日 第21回「一関国際ハーフマラソン大会」に出場(1時間59分42秒)

10月25日 『石に泳ぐ魚(改訂版)』出版会見

11月16日 孫基禎国葬に参列

12月15日 第16回「国際青島太平洋マラソン」に出場(4時間27分53秒)


■2003年■

2月7日 山口県萩市にて「らばるすさん」の墓参り

2月11日 『日経エンタテインメント!』嫌いな作家ランキング1位選出

2月25日 盧武鉉大統領就任式に出席(14代沈寿官と対面)

3月16日 第74回「東亜ソウル国際マラソン」に出場(途中棄権)

6月22日 35歳の誕生日

7月6日 第5回「北丹沢12時間山岳耐久レース」に出場(途中棄権)

11月5日 奥田美和子『青空の果て』発売(作詞を担当)


■2004年■

1月7日 公式ウェブサイト「La Valse de Miri」開設

1月7日 NHK「わたしはあきらめない 作家 柳美里」放送

3月5日 ニッポン放送「オールナイトニッポン」放送

3月16日 「8月の果て」打ち切り

6月21日 六本木リストランテ・アモーレ(澤口知之シェフ)にて誕生日会

6月22日 36歳の誕生日

8月15日 『8月の果て』出版

9月26日 NHK「週刊ブックレビュー 特集・柳美里“8月の果て”を中心に語る」放送

10月7日 青山ブックセンターにて「en-taxi」サイン会


■2005年■

1月22日-23日 山口県萩市にて「La Valse de Miri」イベントを開催

1月27日 テオ・アンゲロプロス監督と対談

5月25日 テレビ朝日「ミュージックステーション」(奥田美和子『雨と夢のあとに』出演コメント)

6月18日 NHK「ポップジャム」放送(奥田美和子の作詞者として)

6月22日 37歳の誕生日

7月22日 FM東京「恵俊彰のディアフレンズ」出演

7月23日 NHK「浄土が地上に現れた 復元・宇治平等院 山折哲雄×柳美里」再放送

8月29日 第4回「新潮ドキュメント賞」の選考会に出席(中川一徳『メディアの支配者』受賞)

9月7日 奥田美和子『ぼくが生きていたこと』発売(作詞を担当、このシングルが最後の作詞となる)


■2006年■

2月16日 ドッグトレーナー講座を受講開始

6月4日 第8回「湘南ビーチマラソン大会」に出場(1時間6分42秒)

6月22日 38歳の誕生日

11月20日 上野公園「山狩り」取材


■2007年■

2月24日 渋谷ユーロスペースにてキム・ギドク監督と対面

3月10日 鎌倉生涯学習センター「かまくら落語会」にて立川談春「たちきり」「妾馬」観劇

3月12日 日経ビジネスオンラインに「柳美里演劇カムバックサイト『青春五月党2007』」を連載開始(全57回)

3月18日 新木場「AP BANG! 東京環境会議 vol.1」にて岡村靖幸を観覧

5月13日 NHK「灰谷健次郎×柳美里 ~“いのち”を知る旅~」放送

5月24日伊藤キムの稽古を見学

6月21日 阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」観劇

6月22日 39歳の誕生日

7月7日 古井由吉×柳美里「朗読会」に出席(新宿・風花)

7月19日 岡田利規、前田司郎、三浦大輔と座談会(「新世代の超リアル演劇論」として『文學界』2007年10月号に収録)

8月1日 『創』に「今日のできごと」を連載開始

8月4日 AAF水上アートバス「ダンスパフォーマンス!伊藤キム×神田京子(講談師)」『東京水上アートバトルバスロマン~川賊キムと女剣士オキョウと大怪獣スッシーの出会い。そこに巻き込まれた観光客との夢の大冒険~』観劇

8月18日 中川翔子と対談

8月31日 東京堂書店神田本店にて中森明夫と『黒』刊行記念トークショーで対談

9月5日 Bunkamuraシアターコクーン「ドラクル」観劇

9月22日 丸善丸の内本店にて桐野夏生と対談(『山手線内回り』刊行記念特別対談)

10月6日 「鎌倉文士、鹿児島で語る」にて城戸朱理、藤沢周、富岡幸一郎、新保祐司と座談会

10月7日 知覧特攻平和会館を訪問

11月2日 ジュンク堂書店池袋本店にて切通理作『情緒論~セカイをそのまま見るということ』刊行記念トークセッション

12月17日 上田市を訪問(NHK「青春のゲート」撮影)

12月27日 NHK「青春のゲート」放送


■2008年■

1月4日 『南日本新聞』の「南点」上半期を担当(全13回)

2月2日-4日 『オンエア』で東京ディズニーランドを取材

2月25日-27日 『オンエア』の取材で沖縄県を訪問

3月4日 NHK「スタジオパークからこんにちは」放送

3月4日 NHK「知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大 第1回『闇を照らす闇』」放送

3月11日 NHK「知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大 第2回『父という名の屈託』」放送

3月18日 NHK「知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大 第3回『不良のアイドル』対談・井上陽水」放送

3月25日 NHK「知るを楽しむ私のこだわり人物伝 色川武大 第4回『ノーと言えない男』対談・色川孝子」放送

5月15日 『向日葵の柩』記者会見

6月21日 クロマニヨンズ「ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン」ツアー姫路公演を観覧

6月22日 40歳の誕生日

6月28日 歌舞伎座「立川談志・立川談春 親子会」観劇

10月15-25日 朝鮮民主主義人民共和国を初訪問

11月28日-12月6日 可児市文化創造センターにて『向日葵の柩』上演

11月29日 『週刊現代』に「訪朝記」を発表

12月12日-16日 新国立劇場にて『向日葵の柩』上演


■2009年■

3月17日 高須基仁と対談

5月9日 忌野清志郎「青山ロックンロールショー」参列

6月6日 「グッド・ミン」を『新潮』7月号に発表

6月22日 41歳の誕生日

7月22日 鎌倉市「CABANON'09」にてShing02を観覧

8月7日 鎌倉市「CABANON'09」にてTHE BACILLUS BRAINS, The Birthdayを観覧

8月9日 幕張メッセ「サマーソニック2009」にてENTER SHIKARI, マキシマム ザ ホルモンを観覧

8月27日 第8回「新潮ドキュメント賞」の選考会に出席(蓮池薫『半島へ、ふたたび』受賞)

8月30日 第27回「遠野じんぎすかんマラソン」に出場(2時間24分2秒)

11月10日 「大竹まことゴールデンラジオ!」出演


■2010年■

1月1日 『月刊イオ』に「ポドゥナムの里から」を連載開始

1月10日 第40回「鎌倉市民ロードレース大会」に出場(31分55秒)

2月7日 神奈川マラソンに出場

2月16日 NHK「視点・論点 詩人 ユン・ドンジュ」放送

3月2日 Twitter(@yu_miri)を始める

4月9日-22日 朝鮮民主主義人民共和国を再訪

4月26日 Twitter(@yu_miri)アカウントを削除

5月23日 Twitter(@yu_miri_0622)を再開

6月19日 「万葉のこころを未来へ」にて中西進、リービ英雄、楊逸とシンポジウム

6月22日 42歳の誕生日

7月17日 「講談社ノンフィクション賞」選考会の結果待ちのために新宿「猫目」で待機

8月14日-24日 朝鮮民主主義人民共和国を家族とともに再再訪

8月29日 第28回「遠野じんぎすかんマラソン」に出場(2時間23分57秒)

9月26日 ロックフェスティバル「長田大行進曲」観覧、ソウル・フラワー・ユニオンと出会う

11月6日 NHKラジオ「土曜あさいちばん」放送

12月30日 ミドリ「さよなら、後藤さん。」観覧