『命』
小学館、2000年7月20日
【カバー・扉写真】
篠山紀信
【装幀】
前橋隆道
http://maebashi-t.net/
【帯分】
死にゆく命と、生れ出づる命との、
リレーのバトンタッチのような劇的な時間を、
これほど切ない愛と祈りをこめて、
真正面から書き切った、
柳美里の聖なる力わざに感動した。
――瀬戸内寂聴
地獄を見ても、ちゃんとそれを書いて
オトシマエをつける柳美里は、
すごい作家だと思う。
――林真理子
どこを切っても、鮮血がほとばしるような
文章だと思いました。書くことは、
命を削ると同時に命を紡ぐこと。
柳さんは体当たりで、
私たちにそれを教えてくれます。
――俵万智
「家族創生」の物語
リアルタイムのドキュメンタリーで撮りたかった!
――原一男
自分を鮮烈に切り拓いて
読ませる力量に、ただ驚くばかりです。
――三國連太郎
『命』
新潮文庫、2004年1月1日 解説・リリー・フランキー
【カバー装幀】
菊地信義
【初出】
『週刊ポスト』1999年12月17日号-2000年6月9日号
【大活字】
2003年3月
(1) ISBN 978-4860550370
(2) ISBN 978-4860550387
【DAISY版】
『魂』
小学館、2001年2月
新潮文庫、2004年1月1日 解説・福田和也
『生』
小学館、2001年9月
新潮文庫、2004年2月1日 解説・町田康
https://allreviews.jp/review/1223
『声』
小学館、2002年5月20日
新潮文庫、2004年2月1日 解説・山折哲雄
【初出】
『週刊ポスト』2001年11月23日号-2002年3月29日号