実は無加温小型水槽で飼えるアフリカンシクリッド

アフシクを室内ですが、数年くらい無加温で飼っています。

冬は15度くらいになります。全く問題有りません。

こんなこと、どこにも書いてないですよね。そして、大きさもフロントーサ3年飼っても、8cmです。まったく、60cm水槽、30cm水槽でも飼えるもんです。アフシクは。

これがショップへ行くともうほとんど売り場がない。ついにミックスアフシクか置いて無く、消えるのを待つのみ。

何がそうさせたか?

混泳できないということでしょう。

おそらく。

普通、最初にアフシク以外の魚を買って、次に何を入れようかな?って、ショップへ行く。

新規で水槽を作る人しかアフシクを買えないわけです。

まさか、初めて水槽買う人にアフシクを進める店員もいるわけなく。

これは、効率が悪い。ショップでも専門店でアフシクだけを楽しむユーザーに提供する方が効率がいい。

混泳を除けば、ヒーターもいらないし、水質だって言うほどアルカリにこだわらず、ろ過装置に貝殻でもいれておけばOKです。

ほんと楽な魚です。

手軽に小型水槽を机において、その中にアフシクを数匹いれておけば十分に楽しめるわけです。極端な話、メダカと同じ感覚で飼っています。

種類だって、これだけで数百種類あって、非常に魅力的です。

ただ、普及しない最大の原因が多種と混泳できないということです。

テトラと入れたら、食われるか?意外と平気かもしれません。エンゼルフィッシュといっしょに。。いや、かじられるでしょう。

以前、オスカーとムブナを入れたら、1時間でヒレがなくなりました。

あと、テトラのような透明感のあるカラーじゃないということでしょうか。

透明なウロコを持っているものは居ないのかもしれません。

海水魚に近いでしょうか。

ネイチャーアクアリウムが流行る最近には不向きなのかもしれません。

アフシクの生息地は特異な性質を持つ魚が多くいて、世界に類をみない貴重な場所だそうです。

ビクトリア湖はナイルパーチの影響で数百種類のシクリッドが絶滅したといいます。

マラウィ湖はまだそれが唯一残る貴重な場所だそうです。タンガニーカ湖もその1つです。そういうとても貴重な生物を飼っているんだ。っていう感覚があれば、おそらく、自然とアフシクだけの水槽を作ることを自然とやっている、自信を持ってやれる気がします。それが流行る道でしょう。

しかし、そういう、生物の生態まで考えて魚を買う人は少ないでしょう。欧米は結構、詳しい人が多いから、アフシクも特別な存在として地位を築いているのでしょうか。以前は家がでかいからだと思っていましたが。

そうやって考えると、どうも、amazonの魚とタイ、インド、アメリカ、、ごちゃまぜにしているのもどうも、、、分かる人だったら、やっぱこだわり持ってやってほしいですね。高尚な趣味だと思います。やりかたによっては、とてもげせわなものになってしまいます。

だから、混泳できる魚ってありますが、やっぱ、ありえないはずの混泳って、やるべきなのか?と思います。ただ、生存していればいい。そういう混泳がいいのか?

たとえ、食うか食われるかでも、現地の生存競争を水槽で見られるというのと、どっちがネイチャーアクアリウムなのか?とても疑問ですね。

だから、アフシクは食われても自然の流れ。それが日常のこと。そう考え方を変えると、また違った飼い方ができるかもしれません。

ただ、やっぱり、安さを売りにする熱帯魚SHOPでは扱いづらいでしょう。ストックしておくとどんどん大きくなって喰らいあう。

購入されたら数年は長生きする。途中で安易に幼魚を買いたし辛い。

商業的には向かないですよね。

だから、高価な専門店で買うのがいいか?

そういいつつ、自分も、ミックスアフシクで買ってしまいますが。やはり、安いということは、大衆へ広まるチャンスを持っています。安いがゆえに手を出してみようと思うわけですから。最初はそれでいいわけです。それでいい思いをしないから、みなやめていく。

次へ続かない。

おそらく、ムブナを安易に販売することがいけないかも?タンガニーカ湖、マラウィ湖ハプロは、意外と始めでも楽しめるかもしれません。アーリーの共食いはやばいですが。1匹だけ飼えば、中型水槽で、室温で、相当、楽に楽しいと思うんです。

フスコとかだってオスなら楽しいですよ。

そう、オスなら。。。オスだけを確実に売ることってできるのか?これもショップには痛すぎる問題です。

つまりは、アフシクが廃れた理由は、ショップが売らなくなったからと言えるかもしれません。