Activityメモ

(下記よりも新しい活動は、TOPページで掲載中)

2023.06.15

共著論文が出ました。これまでタケの花のスペシャリスト?と知られていたササノミモグリバエの仲間が、実はタケ非開花期にはタケの栄養器官(細い小さな筍)や他のイネ科植物も利用可能で生きながらえていそうだ、ということを野外調査や室内実験(飼育実験)から明らかにした論文です。


2023.5-7

ぼちぼちお話する機会があります。古巣で実習をする機会もあったりしています。調査することであふれており、論文などのアウトプットが遅れ気味と感じるこの頃。


2023.3

京都の竹林について概説した寄稿文をかきました

「京都の竹林の状況」冊子「竹林SDGsグリーンコモンズ・ブックレット」[PDF 12.4MB] でダウンロード可能。同志社大HP


今年度中の学会、研究会などの参加予定


2023.2

モウソウチクの生態や管理に関する研究成果を職場の研究情報にて紹介しました。

モウソウチクの生態や管理:最近の研究  記事


学生の頃から調査でお世話になっている京大の上賀茂試験地。HP上でモウソウチク開花の一般的な解説やちょっとした研究成果を紹介しました。

1950年代にタネから育てられたモウソウチクがついに一斉開花しました」  記事


2023.1

・「竹の人、文献リスト 」を作り始めたぜよ。

下の目標の5番目に関連するもの。自分の中で湧き上がる出来事があったので、一気に立ち上げてみた。



2023.01

新年があけました。昨年の振り返りと今年の目標です。

今の立場に慣れつつあり、職場環境もよく、助かっています。大学院時代やフリーランス期の不安定な状態からやや抜けつつあり、自分って人間をリカバーできつつあるというのも相当大きい気がします。なにより、やりたい竹研究や普及啓蒙をのびのびやらせてもらっていることが有難いです。うまく進まないこともよくありますが、それも人生の一コマとしていいんじゃないかなと思えています(思うようにしています)。そうした状況にあるのですが、研究者として未熟であることには変わりありません。来年も日々鍛錬で歩みを進めますー。2022年に出した論文は主著3本、共著4本だったと思いますが、来年はこのペースをなんとか守り、着実に自分の仕事を世の中に残していきたいものです。自意識過剰な面もある人間なもので、月に1本、意味のある発信をしたいという野望も持っています。さてどれだけやれるのか。冬のある時期に調子をくずすことがこの3-4年つづいていたので、今年でさよならしたいです。数年前から掲げて書いている目標を今年も以下に再掲します。昨年は4つ目に動きが出てきましたね。

*タケ亜科植物の生態学研究の最前線を走ること。

*日本のタケ類の開花状況をこれからも追いかけ続け、100年前の人に恥ずかしくないものを後世につなぐこと。

*竹研究の拠点(博物館などの施設でもいいし、ネット上の空間でもいい)を作ること。

*日本のササ類の形態分類を自分の身にすること。

*絶滅が危惧される、竹にまつわるすごい人たちの生きざまを今のうちに記録し、後世に残すこと。

*竹を考えまくったからこそ生み出せる新しい”分野”創設(言ってるだけで雲をつかむような野望)


2022.12

共著論文がでました。材料はモウソウチク林。


2022.11

共著論文がでました。

相原隆貴、小林慧人、髙野(竹中)宏平、平田晶子、尾関雅章、松井哲哉(2022) 長野県における竹林の分布とその地形条件. 日本森林学会誌 104(5):286-294.

長野県内全域のマダケ属のタケの分布とその立地条件(傾斜角、斜度)の傾向を明らかにしました。県内には寒くて(気候条件として)マダケ属の生育に適していないエリアもありますので、気候条件に関する既報のタケの分布モデルを用いて、竹の生育に適したエリア(潜在生育域)に絞った上で地形解析が行われています。南向きの緩斜面の条件に多く生育しているという傾向が明らかとなっています。詳しくは論文をご覧ください。


2022.10

共著論文がでました。

Yuzu Sakata, Keito Kobayashi, Akifumi Makita (2022) Multi-trophic consequences of mass flowering in two bamboos (Poales: Poaceae) . Biological Journal of the Linnean Society, blac121, https://doi.org/10.1093/biolinnean/blac121  

秋田県立大主導のプレスリリースも出しています。

本学教員らの研究成果が国際学術誌「Biological Journal of the Linnean Society」に掲載されました - 秋田県立大学 (akita-pu.ac.jp) 


2022.6

論文が出ました。モウソウチク林で地下茎を4年のインターバルを置いて2度掘り起し、現存量、生産速度、炭素の回転速度を推定しました。また、バイオマスアロケーション(茎、葉、根)を同じ茎重量の木本植物と比べ、モウソウチクが平均して根(地下部器官)への配分が2倍ほど高く、葉への配分が8.7倍ほど低い特徴があると分かってきました。論文中ではその理由、モウソウチク特有の成長戦略についても考察しています。大がかりな調査、私が関わる前からの継続調査のたまものです。関係者の皆様に感謝いたします。


2022.6

論文が出ました。実生から育てられたモウソウチクが66~67年で一斉開花したという報告です(1979年と1997年以来、国内で3・4例目)。場所は京大上賀茂試験地、富士竹類植物園です。竹の開花周期(というか寿命)をきっちり調べるには、実生(や再生竹)を移植して開花まで待つという方法がありますが、本研究はまさにそういった継続研究の成果です。60年以上前から携わってこられた関係者の皆様にお礼いたします。

植物研究雑誌 THE JOURNAL OF JAPANESE BOTANY (jjbotany.com) 



2022.3

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/季刊 森林総研 No.56 (affrc.go.jp) 

「インフォメーション」にてハチクの開花論文のことを紹介してくださっています。



2022.3

オンライン開催の学会にて、筆頭の発表が2件あります。

・森林学会で口頭発表:

小林慧人・ 小林剛、モウソウチクは実生更新できるか?:高知県土佐市における3年間の調査から

・生態学会でポスター発表:

小林慧人・ 北山兼弘・小野田雄介、ハチク群落において10年間のデータから明らかになった自己間引きと隔年の成長リズム



2022.2

放置竹林にする記事を寄稿。「農林業にも影響を及ぼす放置竹林──解決策を探る

Nippon.com  Yahoo!ニュース 


2022.1

新年あけました。喪中です。今年もよろしくお願いいたします。

昨年2021年に世にでたのは結局、原著論文主著1つ、主著短報2つ、共著3つでした。今年は自分を立て直しつつ、研究者としての基礎を作っていこうと思います。あと、健康を大事にしよう。


2021.10

論文が受理されました。ハチクの繁殖様式について調べ、繁殖戦略に関して考察した論文です。研究成果にも取り上げていただきました。こちら

Kobayashi, K., Umemura, M., Kitayama, K., & Onoda, Y. (2021). Massive investments in flowers were in vain: Mass flowering after a century did not bear fruit in the bamboo Phyllostachys nigra var. henonis. Plant Species Biology  https://doi.org/10. 1111/1442-1984.1235 


2021.10

所属が変更になりました。10月1日付で森林総合研究所関西支所のテニュアトラック研究員としてタケの生態や管理に関する研究に従事することになりました。精進します。


2021.7

・なかなか見られない開花現象に遭遇できた。ハチクではない。静岡、高知、にて簡易調査をした。仕事して世に残そう。

・7月16日金曜日 19:00 ~ アグリペディア株式会社開催のオンラインセミナー「たけのこ勉強会」の講師をします。こちら 


2021.6

・これまで僕を育ててもくれた「竹サロン」・合同会社設立という節目を迎えたので、一気に「竹サロンの歩み」を書いてみた。こちら 

・関西支所特別セミナーで博士論文の内容を話させていただきました。タイトルは「日本国内で野生化し分布拡大する大型タケ類の生活史戦略の解明に向けて」。

・受理された論文、印刷はまだです

Kobayashi K, Kitano D (2020) Over 100-year size-density data in a bamboo Phyllostachys bambusoides stand on the banks of the Kizu River, Kyoto Prefecture, western Japan. Bamboo Journal 32: 21-26. (in press)

Kobayashi K (2020) Growth failure and wild animal activity in a moso bamboo Phyllostachys edulis stand in Kyoto, western Japan. 景観生態学 25(2)153 - 157. (in press)

相原隆貴・小林慧人・髙野(竹中)宏平・深澤圭太・中園悦子・尾関雅章・松井哲哉(2020)長野県生坂村の無居住化地域における竹林拡大:1977年と2014年の空中写真を用いた比較.  景観生態学 25(2). (in press)


・6/4 竹の情報発表会の運営をしておりました。当日の様子(竹文化振興協会YouTube) 

・個人事業の開業届を出しました。体調と相談しつつも一つの挑戦というか覚悟の意思表示って感じです。HPはこちら


2021.5

・5/30放送のサイエンスZEROの取材協力をしました。予告編はこちら https://youtu.be/FZ515pypKuo

・月日は流れていきますので、メインの仕事を徐々に淡々と進めていこう。5/8 京都新聞夕刊一面、取材協力した様子掲載されています。竹ファンが広がればいいなと思ってます。https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/559959


2021.4

・4/19 ハチクの開花現象に関連して、山陽地域にて一日取材協力をしました。5/4にも追加で取材協力。放送は来月末とのこと。

・4/18 10:30-12:00  竹林整備の基本的な考え方セミナー  をやります@京都府向日市の竹林。主催:藪の傍。竹コンサルタントとしての初めてのお仕事。

・五月山グリーンエコーの設立25周年記念里山クラフト&その歩みと仲間展@大阪府池田市緑のセンターにて、「日本の竹とその生態に魅せられた5年間」というタイトルで展示を出しています。4/3から4/12まで。

・新年度を迎えました。初日は、僕が尊敬している坪井伊助さん(1世紀前の竹翁@岐阜県池田)のお墓参りからスタート。こういうことからスタートするのは、僕のこだわりで、ゆずれないってことになるんですかね。まあよくわかりませんが・・・。初めてのフリーランス生活、日々色々感じることもあるでしょうが、周りに恵まれてることに感謝して精進しますで。


2021.3

・お世話になった森林生態学研究室をこの3月いっぱいで卒業し、4月から放浪の旅にでます。放浪の旅というのは半分冗談で半分本気です。古巣の同志社大理工学部で研究員として籍をおかせていただきながら、森林の研究所@伏見にてアルバイトをさせてもらったり、今までの研究や活動を生かして商いをはじめたり、とある会社員をしたりと試行錯誤し、自分の気質にあったキャリアを探ろうと思います。竹研究活動はもちろん続けます。

・第132回森林学会でポスター発表をします(3/19-3/24)。オンライン形式の学会に参加するのは初めてです。森林学会も初めて。見ているのに反応がない現象がちょっと嫌だったので、自分はできるだけ足跡をつけようと感想や質問をつけてます。ただ、それをやると疲れますね笑 あと、さすがに人の目も気になってしまいます。

「約 1 世紀ぶりに日本各地で一斉 開花期を迎えたタケ類ハチクの繁殖戦略」こちらの動画で解説 →学生ポスター賞をいただけました。素直に嬉しく思います。見てくださった方、評価してくださった方、ありがとうございました。

・3月14日、国際交流基金サンパウロ日本文化センター主催 「持続可能な都市とコミュニティ」オンライン講座にて、講演予定「日本の竹とその生態に魅せられて」、日伯交流ファシリテーター研修第2版- 持続可能な都市とコミュニティ  発表後の様子を動画 開催報告


2021.2

継続と発展、そんな1か月にしましょう。


2021.1

学位公聴会・学位論文の提出までおわった。ここまでたどり着けるとは思っていなかったので、我ながら驚いてる。来年度からどう過ごそうか、じっくり考えます。


2020.12

なんだか朝から晩まで籠りっぱなしの日々ですが、運動は欠かさず・自分の身体は大切にしているつもりなので、なんとか保てているようです。日付感覚がすっかりなくなっていて、今日が何日かとか気にならなくなりました。そう、D論のまとめの時期です。充実感や絶望感など、いろんな気持ちが混ざりあう日々って感じ笑


2020.10

今月は何かとお話しすることが多いです。以下はその一部です。


小林慧人(2020)日本国内で「おいてけぼり・ほったらかし」となったタケ類の今後、生態学若手研究者オンライン交流セミナー 、2020年10月 こちらのYouTubeから動画視聴可


小林慧人(2020)「竹の魅力をもう一度見直そう」竹の一斉開花・枯死現象~各地で観て分かってきたこと~、長岡京市立公民館市民企画講座、2020年10月  当日の動画その1 当日の動画の2

→この件に関して、10月29日京都新聞朝刊の洛西版ページにて、記事の取材協力しました。こちら


小林慧人(2020)タケ類の開花情報の収集結果(第4報)、第26回竹林景観ネットワーク研究集会、2020年10月  こちらのYouTubeから動画視聴可


2020.9

・世界竹の日2020オンラインフォーラムにて、竹の花の話をさせていただきました。YouTubeLiveでおこないましたが、動画はこちらに残っています。長い動画ですが、私の部分は1:47:20あたりからです。

https://youtu.be/eQQ18w5Q70Q

・高知東部で竹巡りをしていました。


2020.7

・色々と開拓したカジサックを観て以来youtubeというツールに興味を持っていたのですが、重い腰を上げ、竹の実態や魅力を発信することにした。「竹にいさんチャンネル」 


2020.6

・今春は筍の皮に魅かれたので、簡単にまとめを作ってみた こちら

・何回目か忘れたけどリジェクトいただきました。ご馳走さま


2020.5

・関西テレビ「報道ライナー」22日のお天気コーナーにて取り上げられた「竹の花」の取材協力をしました。こちら

・中日新聞13日の朝刊にてハチクの開花記事「120年の命に幕 ハチク開花」の取材協力をしました。こちら

・共著論文でました。Sakata Y, Kobayashi K, Makita A (2020) Insect assemblages on flowering patches of 12 bamboo species. Journal of Asia-Pacific Entomology  こちら 


2020.4

日本国内のタケ・ササ遺構シート (excel sheet)を作り始めました。これから長きにわたって集めたいと思ってます。古代の人々のタケ・ササ利用の履歴をさぐり、日本国内への大型タケ類の導入期に関してヒントをえたいというモチベーション。これはいいかも!?

・4/22, NHK広島放送局の夕方のニュースにて報道されたハチクの開花@大竹市で、各地のハチクの開花の写真を提供しました。こちら

・新年度になりました。コロナの影響や自身の身体の不調によってなんだか浮足立ったスタート。地に足付け、竹っていきたいと思います。思わぬところで命の危機に面し、いい意味で人生観がわりと変わったこの頃。


2020.3

・寄稿した以下の文章が会誌「竹」142号に掲載されました。ツイッターを使って1年間竹の花の情報を集めた結果についてです。キンメイチクやハチクを中心に、300件あまりのツイートが挙がっており、文中では季節変化などについても触れています。これは楽しい趣味!

小林慧人(2020)Twitterを用いた竹情報の収集 ~「竹の花」ツイートの収集事例~、竹142 


2020.2

・3月の生態学会と森林学会でそれぞれポスター発表する予定でした。お手伝いなどして共著に入っているものがこの他にも3つありました。しかし、中止となってしまいました。。残念無念またらいねん。

小林慧人・梅村光俊・北山兼弘・小野田雄介 (2020) 約1世紀ぶりに日本各地で一斉開花しているマダケ属ハチクの繁殖生態. 第67回日本生態学会、2020年3月、愛知

小林慧人・Shitephen Wang・檀浦正子・高梨聡・小南裕志・北山兼弘・小野田雄介 (2020)13Cパルスラベリング手法を用いたモウソウチクの炭素輸送過程の追跡 . 第131回日本森林学会、2020年3月、愛知


・昨年度、研究助成金をもらった笹川科学さんのHPに研究を紹介させていただく機会がありました。 こちらのブログ


2020.1

・新年が明けました。昨年は反省も残る生活になっていたので、今年一年は、しっかりと「研究活動」をします。まとめることが多いので、それらをまとめつつ、今後の進路に向けて動き出きます。半分冗談のようで本気ですが、竹ミュージアムのような(研究)プラットフォームを日本国内に創って運営することが自分の大きな夢の1つなので、それに向けてもアンテナをはります。


2019.12

・竹林景観ネットワーク研究集会@京都にて以下の話題提供をします。ネットワークとしても集めているタケ類の開花情報です。現時点ではほぼ私が集めている少しさみしい感じですが、全国で500件を超えましたので報告しました。

小林 慧人  タケ類の開花情報の収集結果(第3報)


・種生物学会に参加。以下のポスター発表、2件でした。他の方の熱い研究に刺激を受け、話したかった方と話せて有意義な時間でした。竹はマイナーなので出すテーマをもっと工夫しないと、多くの方に食いついてもらえないとも感じた次第です。学会の前後で結果的に九州の東側・西側を縦断し、やっとこさ九州でハチクの開花をみつけました。残りは北海道と沖縄です。

小林 慧人*(京大・農)・河合 洋人(香川大・農)・小林 剛(香川大・農) 野外環境下におけるモウソウチクの開花習性

坂田 ゆず*(秋田県立大)・小林 慧人(京大・農)・蒔田 明史(秋田県立大)ササ・タケ類の一斉開花集団における種子食性昆虫数の経年変化


・河川レンジャーニュースの短いコラム担当 「流域の古今タイムトラベル」 http://www.river-ranger.jp/info/img/news-049.pdf 


2019.11

・会誌竹141号に「日本国内におけるメグロチクの一斉開花の記録:大正から昭和・平成の時代に受け継がれた株は消えてゆくのか?」を掲載いただきました。全国14か所で2016年~2018年に開花したことを確認したので、記録として残そうとまとめたものです。私が自力で竹の花を見つけた初めてのケースでもあり、1世紀前の竹界の巨匠、坪井伊助さん(岐阜県養老公園)へのリスペクトの気持ちも書きたくて報文にまとめました。エッセイばかりでほんとごめんなさい。。

・紀伊半島を1周。南部の海岸沿いではホウライチクの植栽も目立った。ハチク開花地もちらほら確認。

・四国の開花地視察や竹関係者と情報共有をした。一つ一つ進めていきたい。

・第37回地域づくり団体全国研修交流会@姫路相野にて話題提供。タイトルは「タケ類ハチクの一斉開花現象に魅せられて」で、レアものの話をできましたが、どう受け取られたかは分かりません。ある主催関係の方より受けたコメントを振り返ると、地域活動に「竹」をどう位置付けるかヒントをいただけました。

・研究関係者の竹林調査@熊本やゼミに参加。モウソウチクの巨大な林分に出会った。まだまだ知らない・見たことのない竹の世界を垣間見た。


2019.10

・沖縄のタケを視察。マダケ属のタケをみて回り新しくわかったこともあったが、課題も残った。

・出身の中学の進路学習の授業で20分ほどのお話をする機会をいただいた。自身を振り返る意味でも、いい機会でした。今回ペラペラ喋ったことが、どこかの誰かに、いつの日か響けば嬉しいなと思いました。

・NHKの10月17日「京いちにち」、10月18日「おはよう関西」にて、取材協力したもの(バイオームで行った竹の花クエスト)が放映されていました。「竹の花」は見つけにくい事例として紹介されていました。竹をやっている者としては、開花現象の認知度アップにつながれば幸いです。

・竹林の第一回目のラベリング実験が何とか形になってきた。予想を裏切ってくれる結果がいい感じ。この大掛かりな実験・設備は自分一人では一生できないことなので、共同研究者の皆さんに感謝。


2019.9

・KBS京都のきらきん(9月27日放送)の中継でハチクの花の案内役をつとめさせてもらい、ハチクの開花の仕方や開花情報収集の現状・呼びかけを行いました。慣れないし、素人には冷静さをもって伝えることがむずかしかったなと感じました。プロのスイッチの入り方に驚きました。すごくいい経験になったことは確かです。開花情報が今まで以上に集まる契機になればうれしい限り。番組HP

・竹のフォーラム(みやこめっせ)にて、タケ・ササの開花枯死にともなう資源枯渇を前に、タケ・ササ文化をどうやって継承していくか、ということに関するフォーラムが開かれた。自分にできることは、開花状況の把握および事例研究の蓄積と公表、過去のタケササ開花記録の整理かなと思った。最後のところはほぼ手元に集めてきたので、近々、ページ上に公開しよう。→こちらのシートに記入(過去の国内のタケササ開花記録)


・高知にて昨年開花した孟宗竹開花現場での調査。その前後で、森林技術センターの方々のご厚意によりシホウチク栽培地の見学、ハチク・キンメイチク開花状況把握。竹の焼畑地だったという椿山集落にて、タケを拝んでくることもでき、有意義だった。


・9月3日京都新聞夕刊一面 掲載のハチク開花記事に関して取材協力。一面とはびっくり


・先月末には高所作業車の運転資格を取れたので、危険ではあるものの、高所での調査にチャレンジしたい。そして、今月はなんとか論文を数本出したい。


2019.8

・北海道苫小牧にて避暑地の森林調査のお手伝い

また、20世紀初頭にハチク開花記録のある場所を道央で特定


2019.7

・以下の2つの開花記録について掲載していただきました

小林慧人(2019)Re: Bamboo Note no.2「竹の開花ノート:キンメイチク」、竹140:24 

小林慧人・今城香代子・松本清(2019)ネイチャーレター「ホテイチクの開花」、Nature Study 65:  12


・地下部の掘り起こし作業を通して、見えないことが見えてきた。酷使したご褒美だったのかもしれないです。

・千葉の筍産地にて取材。各地で70~80後半世代の皆さんの思い・知恵などを今のうちに残しておこうと思っていて(何らかの形でちゃんと公表もする)、勝手ながら一人プロジェクトを立ち上げている、ような状態です。今回はモウソウチク伝来に関する取材。

・富士竹類植物園にて昔の資料を拝見。未整理のものも多く整理する場に立ち会いたいと思った。自分の関心ごとに近しい偉大な故人の遺した大量の資料に立ち会う感覚ってこんなものなのかと、なんだか感激。表現力がないのもあってうまい言葉で表せない。。

・九州にて竹関係の研究ワークショップへ参加。これから竹研究が盛んになるような気がしてワクワクさせていただいた。少しの間、タケ交配に人生を捧げた方の取材。


2019.6

・竹林景観ネット研究集会にて口頭発表とポスター展示をします。小さなタケの勉強ができるようなので、楽しみです。

・タケ類開花情報の収集状況(第2報):口頭 

・若手竹研究会の発足とその活動報告 :ポスター


・竹の競り見学。数十年前の活気はないというが、稀有な現場だった。その後のデパートでの竹工芸展の見学を通し、個人的にこの数日で竹材用の竹林から店頭までを見る機会に恵まれることとなり、竹産業の世界に親しみを覚えるにいたった。真剣なものを見ると、気持ちが高ぶるなどの刺激をいただける。


・モウソウチクの実生調査、森林技術センターの方々との竹情報の交換、開花にともない竹材枯渇の危機にある竹材屋さんとの現地検討会など盛りだくさん。高知では株立ちのタケ植栽が所々で見られた。キンメイチク林が成立していた。


・石見銀山にてハチク林を案内していただいた 開花も確認でき短時間ながら濃い時間だった。山陰遠征では、半世紀前の竹旅行記の記載通り、ハチク林の中で稈に黒条が出るタイプのものも確認でき、感動的な時間を過ごした

石見銀山ハチクの開花 [2019年06月15日(Sat)] 


・株式会社バイオームの生き物コレクションアプリ「バイオーム」で竹の花クエストがスタートしました。研究関係者としてかかわっています。ブログ記事では、現時点で分かっている開花関係のことをできるだけ詳細に紹介しています。花のみならず、竹が注目されるよい機会になるものになると思っております。

プレスリリース 

HPブログ 


・竹文化振興協会令和元年度(第44回)総会@京都ホテルオークラの竹の情報発表会にて、竹の花に関する話題提供を行う機会をいただきました。今年見た各種タケの花と開花情報の収集状況について紹介しました。

小林慧人(2019)珍しくて不可解な竹の開花、竹の情報発表会、2019年6月


2019.5

昨年夏より竹に関わる人の集まりを作り、勉強会などを開催しています。その様子をまとめてポスター発表しにいきました。造園学会5/25

笹原千佳・◯ 小林慧人・峰尾恵人・◯ 相原隆貴・柴田昌三(2019)竹に関わる多様な人の勉強会「竹サロン」の始動、2019年度日本造園学会全国大会、筑波、2019年5月


2019.5

池田・人と自然の会だより第120号に「求む、竹類ハチクの開花情報」を掲載してもらいました。開花情報を集めていますという宣伝です。すでに1件寄せられており、草の根活動ですが効果を感じ始めています。

ほぼ同じ内容のものを「自然と文化の森協会」さんの活動HP内のブログでも宣伝してもらい、少し情報をいただいています。本当にありがたいですね。HP


2019.5

ハチクの開花現場に視察に行きました。その様子が中日新聞と岐阜新聞に掲載されていました。

よく書いてくださり感謝です。中日新聞デジタル版


2019.4

理科の教育雑誌「理科教育」の5月号に私が寄稿した文章が掲載されました。学部時代の学外活動で出会った方との縁がきっかけです。理科の教材として「竹の花」が使われる1つのきっかけになればうれしいです。

小林慧人(2019)竹の世界:珍しい竹の開花現象. 理科教室 62. 76-79


2019.4

新年度が始まりました。自分のありのままを大切に、日々取り組んでいければと思っています。お世話になっている各方面の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


2019.3

3月発行の会誌「竹」139号に2つ文章が出ます。1つは、昨夏訪れたニューカレドニアで出会った竹の話。1つは、若手竹研究会としていただいた連載コラムの第1報です。ここでは毎回3人の若手が活動や研究紹介、竹に対する思いを述べます。

小林慧人(2019)ニューカレドニアにタケを求めて、竹139:11-14. 

小林慧人(2019)Re: Bamboo Note vol.1「タケ研究の再燃に向けて」、竹139: 27.


2019.3

第66回日本生態学会@神戸でポスター発表をします。生態学若手の会企画の自由集会に参加してみようと思っています。一つ良い機会になればと思っています。 今年も森林学会には出ません。


2019.2

第14回共生のひろば@兵庫県人と自然の博物館でポスター発表をしました。


2019.1 

新年が明けました。今年はダメな自分を認めつつ走りつづけていこうと思います。HPではひとまず竹に関する情報倉庫のページ更新に力を入れはじめました。


2018.12 

モウソウチクの過去最大規模の開花を報告した論文が受理されました。

今年9月末に高知県土佐で林分あたり328本の開花稈を確認した報告。また、20世紀の開花報告のとりまとめ。


2018.12 

第23回竹林景観ネットワーク@熊本水俣で色々と発表


2018.12 

第50回種生物学会@八王子でポスター発表をしていました。上が自分がとりまとめているもの、下が関わっているものです。初参加だったこの3日間は、自分にとってあまりに刺激的すぎて疲れてしまいました。輝いている人が多く、自分の「研究する者」としていけていないと思った次第です。不甲斐なさを痛感した次第です。


2018.12

静岡県南伊豆町における、ハチク開花地での「現地検討会@みなみいずたけ炭ひろば」に講師として呼んでいただきました。私からは全国での開花状況に関する話題提供をしまた。この時期の開花は珍しいと思われます。 12月7日の伊豆新聞さん、ありがとうございます。


2018.12

学外活動で得たネタについて書いた短報が受理されました。


2018.11

竹林の拡大指標に関する論文が出版されました。


2018.11

今年の春に淡路島で偶然発見されたモウソウチク最長記録の根(230cm)に関する記載文章が11月発行の「竹」138号から出版されました。


2018.10

こちらの更新を怠っていました. 開花ネタを中心に面白そうな展開になりつつあります. 

この夏はフィールドワークにあまり適していませんでした. 

若手竹研究会がスタートしたり, 孟宗竹の開花視察にいけたり, ニューカレドニアの自生竹を見たりしました. 

2018.07.30 調査の見学

田無演習林

memo 縄文土器の模様作りに竹が使われていたとは(竹管文).種類はなんなんだろうか. 国立博.


2018.07.13 見学

田無演習林, 南伊豆のハチク開花現場


2018.06.30 第22回竹林景観ネットワーク研究集会@兵庫県淡路にて, 口頭発表しました.

小林慧人・梅村光俊・崎谷久義「タケ類ハチクの開花・枯死・更新過程に関する基礎生態調査」、第22回竹林景観ネットワーク研究集会、2018年6月、兵庫

この1年間の簡易調査を発表しました. 様々な意見・励ましをいただき, 今後も細々と続けていこうと心新たにした次第です. うん, おもしろい.

2018.06.29 H30年近畿地方整備局研究発表会@大阪合同庁舎にて, 口頭発表しました.

小林慧人・北野大輔 「木津川 地域住民による「伝統工法 中聖牛」の復活」、H30年度近畿地方整備局研究発表会「アカウンタビリティー・行政サービス部門」、2018年6月、大阪

行政関係者の皆さんの前での発表ということで, 普及啓発の目的を果たせた点では目標達成です. 賞も欲しかったので, 取れなかったことは残念でした. 評価基準がわからないのでもどかしさが残りますね. 

2018.06.19 H30年近畿地方整備局研究発表会発表に向けて提出した論文(報文)がHPに掲載されました. 

この内容について, 6月29日10:10-10:30に大阪合同庁舎で発表します.

小林慧人・北野大輔 「木津川 地域住民による「伝統工法 中聖牛」の復活」、H30年度近畿地方整備局研究発表会論文集「アカウンタビリティー・行政サービス部門」No.21  リンク

2018.06.19 春のゼミ(自分担当分)が終わりました. 色んな意見をもらったので, ここから数ヶ月は試行錯誤, 動いていこうと思います. 

2018.06.10   

1本目の論文が出たら再開するという自分の中の決め事を一応クリアできたので, 本日よりサイトを復帰します. 

これまで、竹林の拡大の程度を評価する手法(面積拡大率・拡大速度など)としては、必ず時系列のデータ(少なくとも2時期以上のデータ)を必要としました。そのため、時系列のデータがない場合は拡大の程度を評価することができないという課題がありました。

そこで、本研究では、1度の竹稈の空間分布調査(「竹純林から拡大前線の竹稈の本数」)のデータだけでも拡大速度を推定できることを提案し、実証しました。地下茎を通して拡がるタケの特性を生かした指標 (拡大指標;Expansion Index) です。竹純林からの距離と竹稈の相対累積本数(竹純林〜拡大前線)の関係から求められます。今後、本指標を実際の現場で役立てることにつながればと思っているところです。

例えば、航空写真ではみえない場所(樹木の方が背丈で勝っている場所)などで使えるかもしれません。


2018.4-6 HPお休み期間


2018.03.20-22

奄美大島へ。ホウライチクの開花複数箇所で確認。

民俗資料館や島の人から、竹文化について色々話を聞いた。

2018.03.20 しばし中止していましたが, 再開しました

2018.01.07

新年になりました。

2017.12.16

恐らく今年最後のフィールド調査。後輩らとハチク林毎竹調査に勤しんだ。止まりタケノコと言われるものも簡易に調査した。

2017.12.13

淡路島のモウソウチク林試験地にて地下部の調査お手伝い。

2017.12.02

木津川にて9月から取り組んできた中聖牛製作の完成。一段落です。やましろ里山の会、京の川の恵みを活かす会、淀川管内河川レンジャーの共催。国交相の河川事業。

私なりのキーワード:伝統工法、竹、河川の生物環境、治水、土砂管理、行政-市民-学識者のコラボ


2017.11.25 メモ:京博にて開催されている国宝展にて、タケに関する2作品が気になった。婚礼調度類(金箔仕様の将棋駒に竹の文字)、瓢鮎図(池の畔に節の出っ張ったタケ)

2017.11.15-18 京大和歌山研究林にて後輩調査のお手伝い。モミ・ツガ林を堪能した。紅葉も盛りであった。アカマツ大木・ヒメシャラに見とれました。近年の技術を駆使した研究、どんな方向に向かっていくのか楽しみですね。

2017.11.11-12 中聖牛の製作講習会。職人さんの技に見とれた。技は体で会得するものなんですが、自分としてはとりあえず文章化して残していかねば。若者の使命ですわ。

2017.11.03-06 水俣での毎木調査に参加。半世紀続くサイトということで、やり方が洗練されていて勉強になった。夜ゼミの場もありがたかった。こういう場って大事だな。

2017.10.25-27 京大和歌山演習林にて後輩の調査のお手伝い。これまでて一番、樹冠をよく見たように思う。またスズタケ開花後の枯死集団の周辺にてブナのマスティングを観察できた。

2017.10.21 21日・22日の中聖牛設置イベントは天候不良により中止。11月11日・12日に延期となります。残念。今回の大水により蛇籠周辺・高水敷の地形はどのようにかわっているだろうか。

2017.10.18 所属している研究室では半期に一回、論文紹介のタイミングがやってくる。今日は私の当番。最新の竹林の伐採手法に関する論文を選んだが、内容はイマイチ。出回っている中にはそういう論文もあるってことは大きな学び。それを他のメンバーと共有できた点でよかった、と前向きにとらえたい。

2017.10.16 学振の夢散る。来年も親のすねかじりとなることが決定した模様。せめて良き研究ができる人になりたいですな。好奇心は旺盛なので腐らないようにやっていきたい。

2017.10.12-15 学会参加で福岡へ。現状を考えると最適な行動とは言えないのですが、興味があったのではるばる九州まで。合馬の竹林、国本川・三隈川・矢部川など河岸竹林巡りも兼ねた。さすが九州、山ごと竹やぶというところも散見される。大学キャンパス内など薬剤での枯死の様子が、開花枯死にみえてしまった。

2017.10.14 京大防災研究所宇治オープンラボラトリーにて発表。

 小林慧人・北野大輔・山村武正「木津川における竹蛇籠製作と中聖牛設置の試み」

16:15-16:30の15分間での発表。私は九州にいるので山村さんに代役をお願いした。21・22日にどれだけの方が集まるか楽しみです。

2017.10.10 とある助成金申請の手続き完。今後は早めに取り掛かろうと痛感した。

2017.10.05 今年も京田辺同志社大内のハチク林内でマツバランを複数みた。昨年度より株の数が増えていた。同大の学生、学内で発表してくれないかな。ひとまず、里山の会誌に記録を残しておこう。

2017.10.01 木津川における竹蛇籠製作・中聖牛設置の取り組みが京都新聞25面で取り上げられました。シンプルな私のコメントも掲載されています。

さて10月の目標ですが、すでに土日はフルで用事が入っており、平日に自分の野外調査と分析とまとめです。あとは新居生活、来年の資金面がどうなるか方向が見えてきます。

2017.7.30 

京都府南部の竹取博物館へ 見事に門前払い 笑

2017.7.28-29

淡路園芸学校の竹林見学 お世話になった

成ヶ島のハチク開花現場 観察

2017.07.23

関東圏にてタケの見学。

三渓園にて花の観察 ケオロシマチクとタイミンチク。ハチクは咲いておらず。

江戸川区内にてマダケとキンメイチクの部分開花の観察。現地の方に大変お世話になった。竹ファンは全国にいるのだと感じる次第です。

あとは教えていただいた、目黒の「すずめのお宿緑地公園」へ。孟宗竹伝来後の島津氏による関東圏拡散に関わりそうな貴重な竹林でした。よく手入れされており感動。

2017.07.22

首都大学東京にて竹林景観ネットワークの研究集会がありました。成果も課題も出てきた発表でした。こういう場を作ってくださっているのはとても有難いです。新しい繋がりも得られ始め、モチベーションも上がります。

2017.07.17-

中国西安市にて旅行のついでにタケ観察(楼観台国家公園内の竹林エリア)。本場のモウソウチク有毛竹を初めて見た。年降水量600mmほどと少なく、冬も冷え込むためかculmpサイズ小さい。マックスでDBH 7cmほど。まるで別種のようだった。詳細は近々まとめようと思う

2017.07.01

今日から7月。動く、書く。毎日2時間の法則から継続しよう。

府内のとある植物園にて、メグロチク開花後でしたが、確認しました。

2017.06.28

古文書読み解ける人、カッコ良いなと感動。

2017.06.16

京田辺のハチク林内でマツバラン発見。昨年度確認した場所から10mほどしか離れていないので、同株かもしれません。ここでは林床環境でマツバランに出会えます。京都府では絶滅寸前種  HP参照

2017.06.10

とあるバイトで, 芦生演習林を1日歩き回っていました. ギンリョウソウ・ショウキランという菌従属栄養植物がよく目にとまりました。

2017.6.4-5

ハチク開花現場での見学・調査準備@兵庫県姫路に行っていました。

林分レベルの開花を初めてじっくりと観察することができました。たいへん興味深かったです。知り合いの竹やぶということもあり、自由に試行錯誤を始めさせていただいています。ありがたい話で、感謝。

副産物としてモガミザサの開花も確認。

全国でちらちら報告されているタケ類の開花情報について、今後、市民参加型の開花情報プラットフォーム的な楽しいものを作れればいいな。

2017.5.31

上賀茂試験地にてタケの花を発見。おそらくハチク系統でしょう。

→メグロチクPhyllostachys nigra f.megurochikuでした。冨士竹類植物園・森林総研関西支所のものも咲いているらしいです。

2017.5.30

学振提出をもちまして, D進をご報告します. 興味を深め賢くなりたーい.

2017.5.22

木津川で2015年10月に設置したタケ蛇籠水制 (マダケで製作) 付近で生物調査。次は10月8日です。

2017.5.18-19

林業育種センター関西育種場@岡山県・鳥取県に研究室の先生や学生とともに2日間。触れたことのない世界で、とても新鮮でした。日本の森林を育てていく、地道でながーい話です。

2017.5.16

地下部の調査見学@兵庫に行っていました。今後、タケの地下茎の研究を行う予定であり、興味があったので参加。地下Lidarを初体験。地下浅くで水平に伸びるタケの地下茎に使えるかも、と妄想していました。

2017.3

・岐阜県恵那

セルフビルドのお家へ。ヒノキ林のもとで

もともと自分が森林方面を目指した原点に立ち返ったような気がした。

伐り出し、薪割り、風呂焚きなど体験。何より、家の空間が気に入った。

2017.03.14-18

第64回日本生態学会 @早稲田大にてポスター発表をしました. 

(先輩と教員の共著があと2つありました)

小林慧人・北山兼弘・小野田雄介:放棄竹林拡大における侵入地の光環境の重要性 

発表分野:植物個体群 abstract   award

ポスター優秀賞をとれました. お世話になっている教員や周りの人のおかげです. 放棄竹林拡大は社会問題としても有名なので, 生態学に関わる人にとっては聞いたことのあるテーマ.  多くの方に興味を持ってもらえたように思います. 最適なマネージメント法について調べて欲しいという話が多かったのかな. 

他の人の発表からの情報の集め方も改善の余地大いにありです。情報過多にアップアップでした。

明治神宮の散歩、早大周辺の木ぐみ博物館での館長さんとのひと時が印象的でした。

2017.03.03-12

木津川展が木津川流域センターで開催されていました。

木津川Gレンジャーからは, 竹蛇籠水制設置後の生き物調査の結果について展示.

2017.2.19-24

毎木調査の助手で鹿児島県徳之島に1週間弱滞在. 

イスノキ, オキナラウラジロガシ, アマミアラカシ, イタジイ林を満喫.

南の方の樹木ということで見慣れないものが本当に多かった. 今後の努力に期待...

長期プロット設置やその際の毎木調査のノウハウを学ぶことができた.

2017.2.11 

第12回共生のひろば @兵庫県立人と自然の博物館 でポスター展示発表   web

小林慧人・北野大輔・橋口峻也・山村武正:水辺の竹林とどう付き合っていくか 一級河川木津川での挑戦「竹蛇籠製作プロジェクト」 

有意義な意見交換ができました。昔からお世話になってる人博でこのような交流の場が持たれていたとは知らなかった。恥ずかしい。

2017.2.4

第10回近畿子どもの水辺交流会in兵庫 @兵庫県民会館が終わりました。 web

若手実行委員会 & コーディネート役で関わった5年間が終わりました。感慨深いです。

いろんな府県の行政関係者やNPO団体の人や教育者と出会え、よかった。大事にしなきゃ。この5年で出会った子どもらの中から、将来的に一緒の方向むいてやっていける子が出てきてくれたら嬉しい限りですね。

2017.2

・徳之島 毎木調査

島の2/3ほどが四万十帯の堆積岩、海岸沿いで石灰岩、パッチ状に蛇紋岩。

南の植生はひとまず石灰岩・非石灰岩にわけられるのだと。

イスノキ, オキナラウラジロガシ, アマミアラカシ, イタジイ林を満喫.

南の方の樹木ということで見慣れないものが多かった. 今後の努力に期待...

・第12回共生のひろば @兵庫県立人と自然の博物館 でポスター展示発表   web

小林慧人・北野大輔・橋口峻也・山村武正:水辺の竹林とどう付き合っていくか 一級河川木津川での挑戦「竹蛇籠製作プロジェクト」 

有意義な意見交換ができました。昔からお世話になってる人博でこのような交流の場が持たれていたとは知らなかった。恥ずかしい。

第10回近畿子どもの水辺交流会in兵庫 @兵庫県民会館が終わりました。 web

若手実行委員会 & コーディネート役で関わった5年間が終わりました。感慨深いです。

いろんな府県の行政関係者やNPO団体の人や教育者と出会え、よかった。大事にしなきゃ。この5年で出会った子どもらの中から、将来的に一緒の方向むいてやっていける子が出てきてくれたら嬉しい限りですね。

2017.1

・木津川

マダケが集団で枯れている? なぜだろう。。開花?病気?薬剤?

・とある調査手伝い

防災を考慮した里山林をつくる上で侵入竹は全伐、純竹林は70%間伐なのだと。根拠はあるのかな?

管理手法を構築して、行政などが使えるものがあってもよいのではないかとおもったりした。

・リタートラップに住み着く?生き物たち

調査でリタートラップをつけているのですが、網に冬眠中?の虫がいたりして、虫好きの僕的にはささやかな楽しみです。

カメムシの仲間、蛾の仲間がほぼです。あとは、リターについた虫こぶも。写真は京田辺市にてアケビコノハ。

・新年メモ

今年からは活動とか研究を1枚イラストで示すという取り組みをしてみようと思う。

自分がやってる研究とかをいかにわかりやすく噛み砕いて伝え興味をもってもらえるか。僕の今の大きな課題であるのでやってみようかと思う。

理想は画用紙に色鉛筆で書いて写真をここに挙げること。紙芝居のイメージですかね。

2

地味な調査を継続する忍耐力をもつ. →ハワイ調査でかなり学んだ。自分の調査でも活かせているはず。

国内外の調査に同行しフィールド経験を積む. →意識したので、まあOK。

英語の論文を1本書く(書きだす, 練習) →書き出しはしたけどまだダメ。

博士の研究方針を立てだすか, 進路を決める.  →進路はほぼ決めた。方針はまだ。

・井手町

ふと寄ったご飯どころでイノシシやシカの状況を入手。

イノシシの動きと竹林の動態の関連ってどうやったら科学になるんだろか。

・京田辺

大学構内ハチク林でマツバラン発見。ここでは初。

ハワイで岩の上に生えているのを見ましたが、林床で見られる例もあるのですね。

・洛西竹林公園

先生と初のお話し. 歴史的なお話しがとても面白かった. ということでメモっておきます

・大見 柵設置

鹿柵の設置で労働. 今後, チュウゴクザサの再生過程をみれるとおもうとワクワクする.

あとどんな世界でも, プロってすげーなと思う. 人間味があっていいですねえ. というのが僕の感想

・シンポ参加 @今出川

哺乳類や鳥に発信機をつけて調査する研究者らのシンポ. アリとか粘菌でも使っているとは...

やっぱ大事なのは, 何を明らかにいしたいかってことなんですね. 便利な機器はあくまでツール. 踊らされていてもね(自戒).

2016.11

・芦生 鹿調査

区画法調査. 結局, 鹿には出会えず. どろーん, 今のところ推定には微妙の模様. 

ヤドリギ:落葉というか枝ごと脱離? 栄養塩の吸収をしていないで落とす模様.

クマの掻き傷, 初めて見つけた. ナメコといい自分で発見というのは気持ちよーい.

・芦生

下層植生調査お手伝い. 雨が降りかなり寒く凍えた記憶が. 

リターを鹿のエサ資源の視点から. タンナサワフタギ, 印象として生葉に近い形で葉を落とす?

・屋久島 旅行

針広混交林をトレッキング. 西部林道にて, 鹿と猿の共存?がみられた. 縄文杉, 白谷雲水峡.

・河川レンジャー運営委員会

初参加. あんなに行政関係者がいるとは... 

・大見 ササ調査

竹研究者としてササの理解も不可欠. ササこと始めのつもりで参加.

かなり忍耐力が鍛えられた. 

・池田 裏山

蚊が一気に減った. トリガーは気温みたいですね. 15℃前後なのかな?

・誕生日

今年は今自分が目指している感覚を持てるようになりたいなあ. 持てそうで持てない現状を打破.

あとは失敗をいっぱいして徐々に強くなっていくこと. 全勝gameは望んでませんよ...笑

・箕面 生物多様性フォーラム

僕が大1の時に森林生態の方へ行こうかな, と思わせてくれた方に久々にお会いできてよかった.

それにしても若者が少ない. 小中学生の親世代もいない. どないなってんねん, と思いますが(笑)

2016.10

・五月山

グリーンエコー20周年記念. すがたに広場にて. 

ここ数年で20周年の団体って多いと思う. 今後, 高齢の方々になっていく中でどうなっていくのか. 

老若男女が健康でイキイキできる地域のコミュニケーションの場であってほしいなあ.

・京丹後

やけに寒かった. もう秋だなぁと思わされた. いまだに食草は見つけてないのですが…スジボソget

・芦生

1週間たつと大きく変化. トチはおおよそ落葉し野田畑のブナは落葉が始まっていた. 

オオセンチやナガレヒキガエルがいた. 

2016.09

・淡路・徳島・香川

集落の裏にはだいたい竹林が広がっていた. 竹林の海と化しているところも多くあった印象. 

四国村にて管理モウソウチク林が広がっていた. どんぐりランドは不発だった. 

・芦生

トチやブナやシデがそろそろ色づき始めているところ. 

今日は桝上の方へ. アサギマダラがひらひら飛んでました.

吸蜜できる場所あるのかな?

・洛西竹林公園

一度見てみたかったところ. まさに竹だらけだった. 竹野郎にはなりたくないけど...笑

・福島横断

郡山ー田村ー双葉町ー南相馬の横断. 目的は福島県の集落部における竹林の存在を実際に自分の目でみること, また, 2年ぶりに帰還困難区域を回ることでした.

前回に行った時には竹なんぞ目に止まりませんでしたが, 今回見てみると集落があればほぼ竹林があるような印象. 恐るべし僕の”竹”という色眼鏡. 

モウソウ・マダケが多かったですね. 関西とくらべモウソウのdbh,heightともに小さい印象. この成長の差は土壌の栄養条件か気候条件か. モウソウですらスギ林で共存してるように見えるところもありました. 帰還困難区域はまさに放棄竹林。航空写真でこの5年の変化をみると拡大状況が可視化できると思いました. 

・いどうこんちゅうかん 福島たなぐら

この2日間楽しかった. 月見泥棒の背景に”里山”があるとは. とりあえず昔を思い出すようなほっこりした経験をさせてもらった.

楽しい雰囲気というか空間作りになっていて素敵でしたね.

蚊帳ではSさんキアゲハが大活躍. 博物館がいろんなところとコラボしてサポートし, 地域が新しいコンテンツを開発する。そんな今後の世の中の先駆けなのかも。

そんな経験をできる場としてまた参加したい@たなぐら。これまでで最もまともにこどもひかりユースと交流できたなー。

・裏磐梯五色沼

五色沼は明治期に流れた溶岩の結果できたものらしい。現時点ではアカマツが優占しているが、亜高木層にはイタヤカエデ・トチノキ・ミズナラなどが。

いずれはアカマツも枯れていくのかなと。それにしても百数十年でこんなに植物が生い茂るとは驚きでした。環境によって違うんですね。ハワイ島の印象が頭に残っていたもので。

郡山地域の集落の裏に竹藪が。小川沿いにマダケもありました。

・鴨川府民meeting

改めて思わされるのが、人同士の関わり方。

鴨川に限らず他のシーンでもある話ですが、何十年もその場所で暮らしてきた人と、そうでない知識人の共存。

ヒト以外の生き物とヒトの共存も大事ですが、ヒト同士の共存というか折り合いも大事ですね。

また、現代科学をどうやって現場に持ち込むか。持ち込み方が大事だと思うし、なによりコミュニケーションが大事かな。

なんて会議中思っていた次第です。

話はかわりますが、鴨川川床で竹が使われる日が来ないかな。(笑) 味が出ると思うんですがね。

2016.08

・箕面の滝道ライトアップ

夏の夜の滝道は気持ちよい。ライトは滝の前のことだったんですね。

・GIS講習会 @ちきゅうけん

GIS初心者すぎて困りましたが、やっぱり自分から動き出す事の大事さを思われされました。

google earth engine のtime-lapse機能、最近はやりの可視化にはもってこいのツールだと思いました。すごい。

これからもどんどん動いていろんなこと吸収していきたいな。

・いどうこんちゅうかん 神戸中心

今年初めての参加。2日間、3つの児童館に行ってきた。児童館によって雰囲気が違います。

自然の中でいっしょに生き物とりをするのが理想ですが、これはこれで楽しいです。

パッケージ化されていて、改めてY木先生のオリジナリティーさを感じます。いいですね。

今回は蚊帳の中で児童館の子らに虫の触り方、教えていました。エネルギー奪われました。。

・赤津演習林

東大の水文生態施設。形質測定のため働きにいっていました。

花崗岩地帯で標高500mほど。樹木識別のいい勉強になりました。アズキナシ・シラキ・シキミ・ケンポナシなど。

カシの仲間の識別がとくにややこしい印象が残りました。アカガシ・シラカシ・アラカシ・ウラジロガシ・ツクバネガシ。

常緑樹の葉っぱのパンチ強度が落葉の10倍ほどあり、おどろきでした。

2016.06-07

・ハワイ島調査

先輩・先生らの調査手伝い。お手伝いに貢献できたのなら合格かなと思っている。

自分のイメージしていたハワイ島とかけ離れていた。

自分のテーマを見つけるのが当然という雰囲気にどうもなれず、自分の力のなさを再認識した。

産地記載のないヒメゲン、標高3300mのほぼ森林限界のvaccinniumの根元でジュウジホシカメムシを見つけた時は特に興奮した。(笑)

難しい話をしていて分からないのなら仕方ないですが、当たり前のことを話してるはずなのに当たり前にならない言葉の壁、やるせなさが募った。

いろんなこと含め、行けたことに感謝です。よい経験になった。こんなにデータ取ったなら論文書いてみたいが、まだきつい。。はがゆい。

2016.06

・鴨川府民meeting

初めての参加でした。公館・会議の厳かさに少し緊張しましたね。終わった後、体が張っていたように思います。

・藍那スタッフ

藍那に里山公園を作っているらしい。そのイベントで虫のところのスタッフ。

2016.05

・佐渡実習

風衝地が印象に残りました。新潟大の演習林、楽しいね。知らないことばっかりでした。

・山城試験地

初めて行ったのでメモっときます。タワーに乗ってドローン撮影の経験をいただきました。

タワーの上から見ると、いかに木津川市・井手町あたりの山麓が竹の海になっているか分かります。

( 2016.09から書き出しました。それ以前のデータは思い出して書いたものです。)