日本国内唯一の学術雑誌Bamboo Journalに掲載されている原稿をテーマごとにまとめつつあります。私の偏見も交じります。間違いがあればkeito.kobayashi3 (のあとはgmailドメイン)までご教示いただけると幸いです。
なお、雑誌HPではPDFを閲覧できるようになっています。
https://bamboo-journal.com/
開花に関する論文一覧だけを引っ張ってくると以下
(国内)
No.1-10*浜田 甫・森田 茂:竹笹類の開花・回復の様式
No.2-4*桜井尚武:瓶ケ森の開花枯死10年後のイシズチササの回復とその現存量
No.2-5*吉田公夫:栃木県におけるモウソウチクの実生栽培
No.6-3**蒔田明史・紺野康夫・藤田 昇・高田研一・浜端悦治・三原貴子:比良山系におけるイブキザサの一斉開花
No.8-4***廖光廬:モウソウチクの開花および再生について
No.8-6****蒔田明史:イブキザサとチシマザサの一斉開花枯死後の更新過程について
No.8-7****工藤 弘・氏家雅男:大面積開花後のチシマザサ(Sasa Kurilensis) の更新と侵入樹木の生育
No.11-1**蒔田明史・紺野康夫・藤田 昇・高田研一・浜端悦治:一斉開花枯死後16年間のイブキザサ実生個体群の動態
No.12-8**工藤 弘・門松昌彦・野田真人:チシマザサの部分開花と更新(1)
No.13-5**蒔田明史・牧田 肇・西脇亜矢:1995年に十和田湖南岸域でみられたチシマザサの大面積一斉開花枯死
No.14-2****小池孝良・本間航介・Thomas T. Lei・松井淳 & 蒔田明史:チシマザサ実生の光ー光合成速度関係
No.15-1**西脇亜矢・蒔田明史:伊豆諸島御蔵島で1997年に見られたミクラザサ Sasa kurilensis var. jotanii の一斉開花における大量結実と発芽
No.15-8*蒔田明史:1996・1997年のササ開花情報
No.16-1**柴田昌三:京都大学大学院農学研究科附属演習林上賀茂試験地におけるモウソウチクの開花 ー日本で2回目に確認された周期67年の開花の事例ー
No.16-2**小林幹夫・谷本丈夫:伊豆諸島・御蔵島におけるミクラザサ Sasa kurilensis var. jotanii の一斉開花・枯死後の個体群の初期回復過程;自己間引きの激化と両軸型地下茎の発生
No.16-7****松田 彊・蒔田明史・小池孝良:針広混交林の動態と施業研究におけるササ生活史研究への貢献 ー 故 工藤 弘博士の研究の足跡 ー
No.17-5**
小林幹夫・谷地森秀二:伊豆諸島・御蔵島御山におけるクマネズミ Rattus rattus によるミクラザサ Sasa kurilensis var. jotanii のタケノコと単軸型地下茎の食害の証拠
No.17-10*小山泰弘:小規模開花したクマイザサ(Sasa senasnensis)の更新
No.18-4**小林幹夫・野村 崇:ミクラザサ Sasa jotanii 一斉開花2年後における再生稈の出現
No.21-7**蒔田明史・安部みどり・箕口秀夫・中静透:十和田湖南岸域における一斉開花後8年間のチシマザサ個体群の動態ー特に非開花集団に注目してー
No.22-1**久本洋子・小林幹夫:一斉開花・結実したモウハイチク Phyllostachus meyeri の種子発芽と実生の初期生長
No.22-11****山崎健介・中越信和:部分開花のチシマザサ(Sasa kurilensis)の更新と侵入樹木の動態(英文+和要旨)
No.22-12**阿部みどり・蒔田明史・箕口秀夫・中静 透:十和田湖南岸域におけるチシマザサ一斉枯死後9年間のブナ実生個体群の動向
No.24-2**阿部祐平・柴田昌三:チュウゴクザサの部分開花の観察ー花と種子の生産様式についてー
No.25-1****小林幹夫・菊田綾乃:ミクラザサ Sasa jatanii 一斉開花4年後の回復個体群中におけるクマネズミ Rattus rattus の分布と食性
No.25-9**松尾歩・陶山佳久・山月融心・藤晋一・蒔田明史:DNA分析によって検出されたチシマザサの大ジェネット
No.28-5****北村系子・尾崎研一・佐山勝彦:オクヤマザサの花穂および種子を食べるエゾキシタヨトウに関する初の報告
No.29-1**阿部佑平・柴田昌三:チュウゴクザサの実生の成長様式
No.29-2****阿部佑平・柴田昌三:ヒメササノミモグリバエの幼虫による散布前捕食がチュウゴクザサの一斉開花における種子生産に与える影響
No.29-3**阿部佑平・柴田昌三:自然条件かでの受粉と時下受粉に由来するチュウゴクザサの種子の発芽率と実生の成長量の比較
No.29-7**佐藤広行:北海道厚岸町におけるスズタケの一斉開花について
No.30-2****相川奈津美・富松裕・松尾歩・山月融心・蒔田明史:広域同調開花・枯死後19年間にわたるチシマザサ個体群の回復過程
No.30-6**佐藤広行:2年連続開花したミヤコザサの開花稈の観察
No.30-7***Masatoshi WATANABE:The mode of recovering process after flowering and death of Phyllostachys nigra var. Henonis
No.31-1**小林幹夫・古元 良・柏木治次・三樹和博:タイミンチクPleioblastus gramineus (メダケ属リュウキュウチク節:タケ亜科)の開花と花器官の形態
No.31-3****佐藤広行・持田 誠:野幌森林公園におけるクマイザサの部分開花後16年間の植生変化
No.32-1**小林幹夫・若山太郎:モウソウチクの1栽培新グループ・アケボノ系ならびに1品種ヒメアケボノモウソウの形態的特徴
No.32-6****小林慧人・Daisuque KITANO:100年におよぶ京都府木津川河岸のマダケ林の竹稈サイズ・密度のデータ
(海外)
No.19-5****小林幹夫・Roshani Manandhar:ネパール・カトマンズ盆地における Drepanostachyum falcatum の一斉開花枯死
No.21-2***李兆華・Manfred Denich・鄭 嵐:中国中部における傘竹 Fargesia murielae 大規模開花後の種子の生産とその拡散
No.21-3***奥田陽一郎・柴田昌三・Pornchai Preechapanya・Isara Vonkaluang:北タイにおける Dendrocalamus strictus の大量開花の観察
No.26-8*呂錦明・陳財輝:台湾におけるメロカンナの開花、結実、及び実生苗による再生、回復
No.31-4****久本洋子・ブラバ バンディ:ネパール東部におけるHimalayacalamus falconeri (Munro) Keng f. の一斉開花