コンソール出力をVGAポートからシリアルポートへ変更します。(ボーレート速度は115,200)
この設定でもNetBSDのブート選択画面は表示できます。もちろんシングルユーザーモードにもなれます。
> installboot -e -o console=com0,speed=115200 /dev/rwd0a
モデム等を使わず、PCと接続する場合にはシリアルケーブルのクロスケーブルが必要です。クロスケーブルを接続したまま端末側PCの電源を切ると、ブレーク信号が流れてNetBSDは、カーネルデバッグ状態になりますので注意してください。シリアルポートからのブレーク信号を無視するには、/etc/sysctl.confを編集します。
ddb.fromconsole?=0
表示サイズの初期値が80x24なのでTeraTermで表示サイズ110x37で使用していると画面いっぱいに表示されない場合があります。表示サイズを110x37に変更するには、~/.bash_profileまたは~/.profileを編集ます。
stty rows 37 columns 110
表示サイズを変更したらTeraTermのメニュー「コントロール」>「端末リセット」を実行します。表示サイズは、stty -a コマンドで確認できます。
コンソール出力を再びVGAポートに戻す場合は以下のようにします。
> installboot -e -o console=pc /dev/rwd0a
VMwareで動作しているNetBSDにシリアルポート接続
ホストOSがWindowsの場合
VMware側でシリアルポートを追加し以下のように設定する。
Named Pipe TCP Proxy Utilityをダウンロードし以下のように設定する。
Tera Termで以下のように設定し接続する。