4/09 LONDON 3日目

4/ 9(SAT)今日は列車に乗ってロンドンの西Berkshireへ、New Bury駅から丘陵を超えてOverton駅まで

ファンタジー小説”ウオーターシップダウンのうさぎたち”の地を巡ります。

その後Overton駅からReading駅まで列車で移動しジョンとポールがナーク・ツインズ名で演奏したPUBを訪れる予定です。

7時に起床しVictoria駅へ、時計を見ると6:20どうやら1時間間違ったらしい。

構内の店で朝食を取り(B&Bの朝食はこの日からヤメ)Victoria駅でWestboundの地下鉄に乗る。

ところが先頭車両の行き先案内表示を良く見ていなかったのでRichimond行きに乗っていて慌ててSouth Kengigtonで乗換たが

これがDistrict線でEarl's Cortで乗換なければならないのを忘れてしまい気がつけばNorthfields自転車抱えて階段を上り下りし

Earl's Cortに戻り、今度は行き先案内をちゃんと確認しPadington駅にたどり着いた。

Padington駅で地下鉄を降り鉄道に乗換ようとしたら工事中らしく入口がわからない廻りを半周ほどして現場の警備員に聞き

やっと構内に1時間間違って起きて正解だった。

例のごとく予約してあったNewbury行き往復のチケットを買って8:18発の列車に乗った。

Offpeak Day Return(往復)で20.5£

Offpeak Day Single(片道)が20.4£

英国の鉄道の料金体系はほんと分からない

NEWBURY駅

駅前には何も無い

列車は定刻の9:13に到着、英国の鉄道は噂に反して優秀だ。

まず北へ3km程にあるドニントン城へ。

ドニントン城:Love Ln Donnington, NEWBURY, Berkshire RG14

300mほど行くと町並みが見えてきた

商品販売のイベントをやっていた

ここがメインストリート

少し行くとまた家並みがなくなって田舎の風景に

丘の上にぽつりとドニントン城が佇む

シンプルで機能重視

望楼だけが残っている

”ウオーターシップダウンのうさぎたち”

物語はサンドルフォード繁殖地から始まる

あの林の後ろ辺りがサンドルフォード繁殖地かな

この辺から長い昇り

右手の住宅街にサンドルフォードの地名があった

ウサギ達は林を抜けニュータウン公有地を通り

フルドド(車)の通る道路を渡る

私はウサギではないので野原を通れないなのでこんな所を曲ります

こんな道を走ってます

ウサギたちはこんな所を通って

私の道は益々狭くなり

やがて開けた所に、ここをカウスリップの村と思って次へ

こんなものが落ちてたりします

子羊もいますよ

平地みたいですがDownです

ウオーターシップダウンと思ってたら後でとなりのヘア・ウォレン・ダウンだった。

実は、子羊の所から道を間違っていてこの後、大変な事になりました。

向こうの丘がウオーターシップダウンのようです。

ここまでずっと昇りが続いていたのだが、ここから下りになった。

道も細くなり両側が林で本当ならほぼまっすぐの道なのにくねくね曲っているのでおかしい事に気づき

家はもちろん人っ子一人見かけない所を不安を抱え走っていて

見かけるものといったらウサギとウサギの死骸だけ、最近のや干からびているのや。

薄暗い林道に佇んでこのまま帰れないのではと思ったりした。

およそ10kmぐらい走ってやっと、片側1車線の道にぶつかったのでほっとしたのだが

ここで道が大きく東西に分かれ標識からどちらに行くか地図とにらめっこするのだが

地図にでてくる地名が見つからないので途方にくれ道を聞こうにもたまに走ってくる車が

おそらく100km以上の猛スピードで通過する為止めようとしてもあっという間に通り過ぎてしまい

こうなったら直感に頼るしかないと思っていると東側から、これも猛スピードで下ってくる自転車に出会った。

大きく両手を振ったらやっとの事で止まってくれた。

道を聞くと、よく分からないらしくしばらく考えて方向標識を指差しWhitchurchという街があるからそこで聞けと言った。

その人は私が下って来た道を昇って去っていった。

とりあえずWhitchurchなる街を目指して走って行くと、それらしい街の交差点に着いた。

交差点近くのバス停でおじいさんがベンチに座っていたのでおじいさんに地図を見せてこの場所を教えてと尋ねた。

おじいさんはしばらく地図をながめ他の頁はないのかと聞く。

無いと答えると、ここはこの地図にはないよ、もっとこっちと地図の左端から離れた所を指差した。

それじゃOVERTON駅に行くにはと聞くとこの道を4マイルぐらい行くとOverrtonの街に着くから

街に入って最初の信号を左へ曲ったらいい、駅まで6マイルぐらいあるよっと教えてくれた。

OVERTONの街から駅へ行く道はストリートビューで知っていたので相当西へ来ていることが分かった。

とにかく教えてもらった道を不安ながら進んで行くと、また昇りに差し掛かり30分ぐらい走ったり押し歩きした所で

ウオーターシップダウンの地図で知っていたLaverstokeという看板を見つけこれで合っている事が分かった。

ラバーストークの公園内を流れるテスト川に架かる橋が目的地の一つになっていて

ストリートビューでこの公園に入る道が無く何度も探したので良く覚えていたのだ。

坂道で疲れて水を飲もうと自転車を止めてふと先の方を見ると公園内に入れそうな道があり木の柵が開いていた。

ストリートビューでは閉まっていて入れないものだと思っていた扉だ。

行ってみようと思い入ってしばらく行くとそれらしい所にたどりついた。

テスト川に架かる板橋と思われる橋

ウーンドウォート将軍以下が平底舟で去っていくヘイズル達をあぜんと見送った

テスト川の水深は1mもなくて水は透き通っていた

テスト川は人が歩くほどの速さで流れている

鉄の橋桁の橋、ウサギ達は広底舟でこの橋の下を潜り抜け追跡を振り切った

この標識のある橋です

このあたりで1時間半ほど余裕を取っていたが道に迷ったためエファラファと鉄道のトンネルは行けなくなった。

残念だがOVERTON駅に向かう。

OVERTON駅に向かう途中にあった茅葺の家

無人のOVERTON駅

券売機で切符を買おうとするがコインのみで2£硬貨を入れると帰ってくる。

6.8£なのだが10ペンス足りない。

3度2£硬貨を入れたが帰ってきてしまう。

これでダメなら列車に乗ってから買おうと思ったら、やっと2£硬貨を読んでくれた。

しかし、何度かやっているうちに、往復を買ってしまった6.9£だったが。

間違って買った往復チケット

READINGに行くには次のBASINGSTOKEで乗換。

サマータイムになってダイヤが変わって乗継が悪く30分待ってしまった。

BASINGSTOKE駅

幸い売店があったのでコーヒーとパイを買って食べ案内表示でREADDING行きのホームを見ると5番ホーム

ところが、ホームが4番までしかない。

駅員に聞こうとさがしたがさっきまでいたのにいない。

売店に戻って店員に聞くと売店の裏側のホームの真中よりちょっと行ったとこにあるらしい。

売店の裏側に付け足したようにあった5番ホーム。

謎の5番ホームはサービス会社が違いREADING行き専用で1~4はWATERLOOに行くらしい

無事乗り換えてREADING駅に到着、予定より1時間遅れになってしまった。

READING駅に着いたが出口が南側しかなく大きく迂回して北側へ。

George Streetの橋からテムズ河とケネット河の合流地点

READINGでは毎年8月に野外ロックフェスがあって去年はガンズ・アンド・ローゼズが来たらしい。

Google Mapが示したGosbrook Roadの地点に行ったがFox and Houndsが見当たらない。

通りを東の方へ500mほど行って探したが、それらしいPUBがない。

路地に入ったり戻ったりしたが無いので西の方へ走って行くとPUBらしい建物を見つけ看板を見るとFox and Houndsだった。

Google Mapは時々こういう事がある。

FOX and HOUNDSの看板

正面

カウンターの様子

ここがジョンとポールがナークツインズ名で演奏したテーブル

ママさんに頼んで撮ってもらった

横の庭にもウッドデッキがあり天気がいいのでここで

ビールを呑む

READING駅に戻り、列車に乗りPADINGTON駅に着いたのが7:40頃まだ明るかったので地下鉄には乗らず

自転車でハイド・パークを通りVICTORIAの宿に戻ったら8時ちょっと過ぎだった。

今日は10kmほど続く坂を上がったりけもの道のようなところを通ったり、道に迷いとんでもない所を走って不安になったり

今までで一番きつい一日だった。

予定では35kmほどのところを結局48kmも走る事になってしまった。

帰りにVICTORIA駅の構内で夜食を買おうと店をウロウロしているとWASABIという名の日本食の売店を見つけ

夜食を買うつもりだったが寿司や焼きそばやカレーがあったのでおにぎりとカレーを買って夕飯にした。

おにぎりはやっぱり細長い米だったがカレーは結構うまかった。

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