4/ 7(THR)ロンドンでの縁の地巡りの開始
コーチは途中6箇所に止まり早朝6:50定刻にビクトリア・コーチ・ステーションに到着。
最後の停車駅はGolders Greenここには明日8日に行く予定だったので思わず降りようかよ思ってしまった。
コーチ・ステーションで手荷物預かりがあるか探したが無かったので荷台に積んでビクトリア駅まで走った。
ビクトリア駅の屋台で買ったピザとコーヒー3.5£で朝食。
自転車を折畳んでヒーヒー言いながら階段を降り地下鉄でEaringBroadWay駅へ。
①リンゴのマンホール:1 Lakeside W13 LONDON
映画”A HARD DAY'S NIGHT”でリハーサル後一人抜け出したリンゴが水溜りにコートを敷いてLadyを通すが実はマンホールで
Ladyが落っこちるシーンが撮影された現場に向かった。
スコットランドとはうって変わって暖かい上天気です。
二つあるけどどっちだろう
標識にちゃんと書いておいてよ
普通の住宅街の道です
ここから9km近く南へ走り、途中にロンドン到着の日に泊ったNorthfieldsを通りMiddlesexまで
②Can't By Me Love広場:Stanborough Road TW3 Middlesex
これも映画”A HARD DAY'S NIGHT"で劇場でのリハーサルを終えてほっとした4人がCan't By Me Loveが流れる中
階段を降り広場に飛び出して飛び跳ねたり踊ったりと遊ぶシーンが撮影された現場です。
開放感あふれるシーンでした。
このビルの向こうを左折したら左にあります。建て替えられてはいますが撮影当時もここにビルがありました。
広場には今は、住宅が建っていました。
住宅に囲まれて中庭がありました。
住宅の裏側には原っぱが残っています。
後ろのビルは建物は変わっていますが当時もビルが建っていました。
車の辺りが「貴方の庭を傷めたのなら誤ります」とジョンが言うシーンの場所です。
次は4km南へ今度は映画”HELP!”の撮影現場へと
③HELPの4人のフラット:5-11Ailsa AvenueTwickenham TW1
映画”HELP”冒頭のシーンの撮影現場で1965/4/14に撮影されました。
ロールスロイスから降りた4人が5(リンゴ),7(ジョン),9(ポール),11(ジョージ)番地の家へそれぞれ入って行くシーン。
St Margaret's Roadを南に進むと
Alisa Avenueが見えてきます
Alisa Avenueの全景
7,9ですが生憎家の前に駐車の列が・・・もう少し遅いほうがよかったかも
次はTwickenhamに向かうのですがちょっと寄り道をしてWinchester Roadへ
④TulksHead:28 Winchester Rd Twickenham TW1
ここは”A HARD DAY'S NIGHT"の撮影現場です。
一人抜け出したリンゴが酒場に入ってダーツを投げ鳥に当たったり
分銅でグラスを割ってしまったりして店を追い出されるシーン。
ここからWinchester Roadを南に少し行くと
⑤ジョンとリンゴが手紙を:1 S Western Road Twickenham TW1
こちらは"HELP!"の撮影現場でジョンとリンゴが手紙をポストに投函するシーン
1965/5/9アスプレイのシーンを撮影した後ここで撮影しています。
通りを曲ってすぐのこの家にポストが置かれ撮影された。
St Margaret's Roadに戻って
⑥ツゥィケナムスタジオ:The Barons Twickenham TW1 Middlesesx
映画スタジオで”LET IT BE”の前半はここで撮影、録音されています。
真冬で閑散としたスタジオが寒くてABBEY ROADスタジオに移動していますが。
"A HARD DAY'S NIGHT”も”HELP!"もすぐ近くで撮影していたんですね。
第3スタジオ
入口を入った所、Private Propertyです
見たことのある壁、この前で車椅子に座って写真撮ってます
次は5kmほど北のテムズ河畔に向かいます。
途中1kmほどのリッチモンド橋のテムズ河の小島で写真が撮影されています。
⑦ボートに乗った4人:4 Ducks Walk Richmond Road Twickenham TW1
1969/4/9にDucks Walkにある船着場からボートに乗ってテムズ河に漕ぎ出す写真が撮られた現場です。
GET BACKセッションが終わってABBEY ROADのレコーディングが開始される間ですね。
Ducks Walkからテムズ河に降りられる所を探したが大分手前のここしかなかった。
橋の下に係留されたボート。
Ducks Walkはこんな細い道で車は通れません。
撮影にはこの扉から入った筈です。
中を覗こうとしましたが節穴に目張りがしてあって覗けませんでした。
Dukswalkからは撮影現場に降りられなかったので反対側の河畔から、前の島あたりまでボートで漕ぎ出しました。
⑧ThisBoyテムズ河畔:FERRY LANE MIDDLESUSSEX TW9
映画"A HARD DAY'S NIGHT”の有名な場面の撮影現場です。
一人抜け出したリンゴがあちこちうろついた後"This Boy”がバックに流れる中、テムズ河の土手道を歩き
少年とであったり、河原に降りてミノルタのカメラを川に落っことしたり、河原に寝そべったりしたシーン
リンゴの自然な演技が好感をもたれました。
河畔は整備されていますが当時の雰囲気が感じられました。
タイヤが転がってきたのはこの辺りです。
この河原ですね。この河原小石がぬるぬるしていてよく滑ります。こけてしまいました。
後ろの橋が確かに映っていました。
おねーさんがボートを漕いでいました。1番のボート時間ですよ。
カラスの行水です。
次はチズウイック・パークに向かうのですがテムズ河畔北岸を通って"HELP!”の撮影現場に立ち寄りました。
⑨The City Barge:Thames Road Strand on the Green
Ferry LaneからKew橋を渡ってすぐテムズ河北岸沿いの遊歩道のような道を通って
1965/4/24に撮影された"HELP!"の撮影現場のThe City BrageというPUBに寄りました。
Stand On The GreenのTOW PATHは歩行者専用です。でも地元の子供は自転車で走っていました。
THE CITY BARGE、このPUBで”HELP!"の撮影がありました。
近所のおじさん達が真昼間ひなたぼっこをしながらビールを呑んでいました。その横でパブランチを食べました。
Tow Pathは船を引き上げる道の事だと教えてくれました。
歴史のある店のようです。
次はチズウイック・パークです。
⑩チズウィック・ハウス・アンド・グラウンズ:Burlington Lane W4 London
"PAPERBACK WRITER"、”RAIN"のPVと"NOWHERE MAN"のシングルに使われた写真が撮られた現場です。
正面から見たところ、奥がPaperback Writer、左手がRain
http://www.youtube.com/watch?v=bdrGS__yg6Q
RainのPVとNowhermanのジャケットの現場です
http://www.youtube.com/watch?v=sH3TvSxT288
Paperback WriterのPVの現場です
Rainでリンゴがこの扉をこちら側にあるいてきます
Paperback writerにもRainにも出てくる温室です
今度の旅でもう一つの使命が家族から出されていました。
我が家には2009/1/9産まれのChelseaというワイヤー・フォックス・テリアがいるのです。
イギリス原産なのでイギリスにちなんだ名前で簡略しても呼びやすいというのでチェルシーと名付け普段はチェルと呼んでいます。
イギリスへ行くんだから必ず1匹はワイヤーの写真を撮ってくるという使命をここで果たすことができました。
この後、ついに出会う事がなかったので少しでも時間が合わなかったら使命を果たせなかったでしょう。
次はハマースミスに
⑪Can'tByMeLoveの階段:8 Queen Caroline Street W6 London
映画”A HARD DAY'S NIGHT”では②のシーンの前になります。
次はBEATLESではなく1970年代前半に第2のBEATLESと呼ばれたグラム・ロックの雄T.REXの縁の地
Kyuさんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kyuki1958/で知った場所です。
⑫マーク・ボランの事故現場:Queen's Ride London SW13
T.REXのリーダーでありコンポーザーであるMarc Bolanが交通事故で亡くなった場所です。
日本では漫画原作の映画"20世紀少年"の主題歌で"20th century boy"が使われたことで耳にした人も多いでしょう。
でもT.REXの真骨頂はボラン・ブギーと呼ばれた独特のギター・カッティングにあります。
今でも "Electric Warrior" "The Slider" は良く聞いています。
まだ新しい花が顕花されていました。
次もKyuさんのブログで知った場所で
⑬メロディ・フェア(小さな恋のメロディー)の学校:Brook Green Hammersmith Road W14 London
映画"Melody Fair”の舞台となった学校です。
主題歌はBEEGEESが歌っていました。サントラには”Teach Your Children"が入っているのでCrosby.Stills.Nash&Youngもクレジットされています。
主演したTracy HydeやMark Lesterは今どうしているんでしょうね。
次は再びBEATLESに戻って
⑭ノティングヒルゲートのロケ地:119 Portland Road W11 London
映画"A HARD DAY'S NIGHT”の撮影現場です。
ファンに追いかけられた4人がPortland ArmsというPUBに飛び込むシーンが撮影された現場です。
この周辺では他にも幾つかのシーンが撮影されています。
Portland ArmsだったPUB、右の入口から駆け込んで左から出て下の写真の袋小路に逃げて生きます。
袋小路のHeatfield Streetです。今はPrivate Propertyで入れません。
83 Clarendon Rd W2,Londonにある警察署として使われた階段です。
ここからWestbourne Park方面に
⑮リンゴの散歩道:Lancaster.Rd W2,London
ここも”A HARD DAY'S NIGHT”の撮影現場です①のシーンの前で、リハーサルを抜け出したリンゴがこの通りをうろつきます。
LANCASTER ROADです、シーンは向こうの角から始まります
リンゴがコートを買った古着屋です、警官にうろんな目で見られ角を曲ってAll Seints Roadの方に歩いて行きます
女の子に見つかって逃げ上の古着屋に飛び込みます
角を曲って現れた2番目の家で牛乳瓶入れの写真を撮ったりします
St Luke's RoadとLancaster Roadの角でここからシーンが始まります
St Luke's Roadでは車泥棒のシーンが撮られています
次はKINKS縁の地です。
すぐ近くのWestbourne Park駅から地下鉄に乗り継いでArchway駅へ
⑯ARCHWAY TAVERN:Archway駅の前
ファンの間でKINKSの最高傑作と言われている1971年にリリースされた"Muswell Hillbillies"のアルバムジャケットのPUBです。
Kyuさんのブログで知りました。
KINKSのアルバム”Muswell Hillbillies"イギリスの味がたっぷりします
次にEastfinchlayまで走って
⑰Davis兄弟の生家:Hantington Road N2 London
KINKSは1964/2/7に"Long Tall Sally”でデビューし、同年8月に発売した"You Really Got Me”がNo1ヒットして
スターダムにのし上がった英国の老舗バンドです。
Raymond Douglas Davis通称Ray Davisと弟のDave Davisが中心になって結成されたグループで
"All Day and All of the Night”がビールのコマーシャル・ソングに使われたので聞けば、あーあの曲と分かる人も多いでしょう。
私は初期の曲も好きですが、パイレコード後期からRCAの変質狂的なコンセプト・アルバム時代が好きです。
Village Green Preservation SocietyからSchoolboys in Disgraceまでですね。
私のフェバリットは"Schoolboys in Disgrace:不良少年のメロディー"です。
この通りにあるのですが番地が分かりません、聞こうとしたのですが人がいませんでした。
⑱デンマークテラス:6 Denmark Terrace N2 London
KINKSのDavis兄弟の家としてはこちらの方が有名で一般的にはこちらが生家と紹介している文献やサイトが多いです。
Fortis Greenにあるのですが、この辺だけDenmark Terraceです
6番地Davis兄弟の家です
家の真向かいにKINKS(というより兄弟が最初に結成したTHE RAVENSでしょうか)縁のPUBがあります。
⑲クリソードアームス:105 Fortis Green N2 London
今はレストランになっていて私もロースト・ラムを食べました。
この後Muswell Hillを散策して、地下鉄を乗り降りするより下りが多いからと自転車でVictoria駅近くの宿に向かいました。
左:警察
兄弟がお世話になった?
右:日も大分低くなって
Muswell Hillの繁華街
いやー今日は長くハードな1日でした。
昨日CAMPBELTOWNからコーチを乗り継いで今朝LONDONに着きそのまま走り通して58km
コーチでは後ろのでぶっちょおばさんのせいで眠れなかったし、ふらふらで宿にたどり着いた。
宿はインド人が経営していて愛想が悪い。
チェックインの時、別の客がキャンセルする残りはもういいからと言ってカードキーを投げて出て行った。
前払いの宿代をVISAで払えるかと聞くとトライして見ると言ってリーダーに何度か読ませた後
チープなカードだからダメとか訳の分からん言い訳をしてキャッシュで払えという。
125£のキャッシュは痛いが着いて早々もめるのもイヤでキャッシュで払った。
同じ並びに何軒かB&Bを持っていてチェックインしたのと別の建屋に案内された。
自転車止める所はあるかと聞くと玄関横の柵に折畳んで繋げと言う。
言われたように繋ぐと、この辺は物騒なので鎖を切られて取られるかもしれない切られないような鍵を付けろと言う。
それじゃ部屋に持って入るというとダメ。
部屋は46号室ということは5階というよりは中4階で宿のホーム・ページではシングルベッドルームとなっていて
確かにシングルベッドルームですが広さは1.5畳ほど。
小さい窓を開けるとVictoria駅の線路。
シャワー、トイレは共用でトイレはまだましだったがシャワールームは更衣室なしでかぎフックがドアに4つ付いているだけ。
ここに引っ掛けろってことでしょう。
夕食が早かったのでVictoria駅まで夜食を買いにでかけ、自転車の鍵と果物とカップラーメンを買って帰り湯を沸かそうとしたらポットが壊れてる。
立地条件は良いがとにかく最低のB&Bでこの場所で25£ならこんなもんかとあきらめた。
あの客が怒って出て行ったのも無理はないか。
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